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2018.05.01.「東海自然歩道コース(続・ローラー作戦編)」実施報告。

森五月やすらぎを知る無音界(鈴鹿 仁)

新緑が目に鮮やかで、そよ風が爽やかな、五月となりました。葉桜の下、

皐月や躑躅、さらには藤の花などの競演が目を楽しませてくれています。

聖母の名を負う五月は四季を通じて一番、美しいと言われてきました。

メンデルスゾーンのピアノ曲「五月のそよ風」(無言歌集)は、この爽

やかな五月の情景を音によって、豊かに描写してくれています。その旋

律は私達を優美で、清楚な世界に誘ってくれ、心を癒やしてくれます。

さあ、この曲を心で奏でながら、艶やかで青葉若葉が美しい五月の山々

を楽しみましょう。

♫ みどりのそよ風 いい日だね

 ちょうちょうもひらひら 豆の花

 七色畑に 妹の

 つまみ菜摘む手が かわいいな ♫

       清水かつら「緑のそよ風」

本日も<五月のそよ風>を楽しむべく、一般参加者9名、隊員5名の

総勢14名で「東海自然歩道」に向かいました。

 

古道・中ノ坂道に咲く、モッコウバラ。      

バラを見ていると、生命力が持つ自然の美こそ花の魅力だな、と感じます。

きれいに咲くのも、枯れていく儚さも美しい。瞬間を生きる意味をかんがえさ

せられる>  

斎藤峰明「暮らしに花を取り戻そう」より

 


瀧道に咲く、ミヤコワスレの花。

 

都忘れ紫にほふ花かげに

   恋ふる人さえ淡くなりつる

          (岩波香代子)

 

 


「音羽山荘」前を歩む。

 

緑の五月朝のそよ風メツォソプラノ 

                         (日野草城)

 


<梅屋敷>の、小手毬の花。

 

小手鞠の小さき花に見られゐる

    信うすきわれの短き祈り

         (北沢郁子)   

 


龍安寺広場にて。準備体操。AM9:20。

 

朝はふた々びここにあり

朝はわれらと共にあり

埋れよ眠 行けよ夢

隠れよさらば 小夜嵐

        島崎藤村「労仂雑詠」

 

瀧道の、藤の花。

 

藤の花だらりの帯を織りなして

    谷戸の緑に華を添えたり

          (中島孝夫)

 


「弁財天」境内にて。本日、参加戴いた14名の皆さんです。

 

手をつなごう

わたしからあなたへ

あなたからほかのだれかへ

どこまでも伝わっていく

ぬくもりとほほえみ

          

手をつなごう

ほほえみを交わそう

時の刻みは

一歩ずつ

たしかな明日を運んでくる

      坂本のこ「手をつなごう」  

 


地獄谷の木々の若葉。

 

おおらかに人和ませる若葉かな 

                         (岡村昭則)

 


箕面川河川敷にて。先月に続いての、再び、山ゴミ回収ローラー作戦です。

Kさん、Maさんが先陣を切って、降りて行かれました。

 


右先端より、我が隊の指南役、K隊員が手本を示しじめました。

 


続いて、ki隊員が回収支援に入りました。

 


中央辺ではKuさん、Tさんが回収中です。

 


さらに左前方での回収中の、Yさんと0さん。

 


中央辺りでは、T隊員とH隊員がゴミを土嚢袋に収めている最中です。

 


回収終了後の引き上げスタイルです。西部劇のガンマンのようでカッコイイ!!

 


引き上げ後の、後姿です。勝利者の風格が漂っていると思いませんか?

いいですよね。ここに隊の美学が現われいます。

 


最後の締めは、我等がスター、H隊員が行いました。この勇姿、とくとご覧あれ!

今回の山ゴミの全回収重量は 約10kでした。

 

いつまでも

美しくあってほしい

私たちの箕面の山!

   (箕面の山パトロール隊)           

 


府道43号線沿いに、早くも<卯の花>が咲きはじめました。

 

♫ うの花のにおう垣根に

  時鳥 早もきなきて

  忍音もらす

  夏は来ぬ ♫ 

    佐々木信綱「夏は来ぬ」

 


政の茶屋園地にて。ランチ・タイム。AM11:30。

 

おにぎりの中の魚を数えたら

   ツナ鮭いくらその他いろいろ

        (やすふじまさひろ)

 


Yさん手製の<わらび餅>。全員で、美味しく戴きました。

今日は、一日、幸せでした!

ご馳走さまでした!

 

高からぬ山を前途にわらび餅 

                      (山崎靖子)

 


えらいことになりました!

突然、みなさん、大騒ぎで駆けつけ、カメラを向けられました。

はて、はて、何事でしょうか?

 

 


噂の「ハナイカダ」の発見でした。別名は「ヨメノナミダ」(嫁の涙)。

素敵な名前ですよね、その名の由来も含めて、なにかと謎の

多い植物だそうですので、この機会に調べてみませんか。

 


自然研究路4号線を歩みます。

 

光る葉もみどりの蔭も五月かな 

                         (稲岡 長)

 


<がんたん橋>を渡る。

 

空晴れてまことに五月となりしかな

                          (稲畑汀子)

 


 

 

♫ 夏も近づく八十八夜

  野にも山にも若葉が茂る

  あれに見えるは

  茶摘みぢゃないか

  あかねだすきに菅の笠 ♫

      文部省唱歌「茶摘」

 


東海自然歩道にて。小休憩。全員にチョコ配られる。

 

少年の顔で受け取るチョコレート

     少女の顔で渡されたから

         (小橋辰夫)

 


東海自然歩道を下る。

 

灌木の坂降りくれば五月照る 

                  (金子照子)

 


東海自然歩道に咲く、朴の花。

    

咲くも無心

散るも無心

花は嘆かず

今を生きる

     (坂村真民) 

 


<ぎふちょう橋>を渡る。

 

木々の緑がほのかに霞んで見える風景は

あたかも一幅の絵のようだった。

      葉室麟 著「峠しぐれ」より

 


才ケ原林道の、犬桜。今が満開です。

俳人I隊員の一句。

 

高木の上に抜き出て咲く桜  (篤老)

 


<風の杜>付近に咲く、ニセアカシア (ハリエンジュ)の花。

 

揺れあひて木漏れ日受くる老木の

     ハリエンジュの白き花房

            (菊地幸子)

 


ニセアカシアが食べられることご存知でしたか?

Mさんより<ニセアカシアの花>の中国風調理方法を

教えて戴いている参加者のみなさんです。

天ぷら、唐揚げ、甘酢漬け、その他各種。

 

本日は27℃という真夏日に近い気温で、それなりに汗ばみましたが、爽やかな

五月の風のに吹かれて、再び山ゴミ回収のローラー作戦をしたり、晩春の花暦を

楽しんだり、野鳥の歌声に癒やされたり、非常に充実したひと日になりました。

お疲れさまでした。

さて、「本の雑誌」(2017.6月号)は<山の本ベスト30>を特集してい

ました。人はなぜ山の本を読むのか、そこに山があるからさ!とパロディテック

な切り口で始まるも、なかなかどうして、異色の山の本が豊富にノミネートされ

ています。まず、ベスト10までは「日本百名山」等の定番名著が並ぶのですが、

.團茱鵐鼻Ε螢優好、⊃眥召竜憶、I雪ピヴァーク、K、ダ犬隼爐諒

岐点、γ川岳、Д船腑乾螢凝伉此↓Ф白の5マイル、┣未討靴覆山稜、

還るべき場所、死のクレパス等々もチョイスされていて興味深々です。

この機会に名著でない本で山の登頂を果たしてみませんか。醍醐味受け合いです。

いただきの巌に立ちてもろ手あぐ

          ああ天上を風の過ぎ行く

          (来嶋靖生)

それでは、皆さん、また六月にお逢いしましょう。

ご機嫌よう、さようなら。

コース担当者一同

      (文責:森岡)

 

 


 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

     

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



2018.05.01 山の辺の道コース

 今日5月1日はメーデー。労働者の祝日となっている。しかし日本では最近はあまり話題に上ることはない。連合系の組合では4月28日に済ましたそうである。

 

 今日の読売新聞の朝刊の一面は、「脳科学」中国突進と題して、「科学強国」を目指す中国が経済発展を背景に脳科学の分野に力を入れ、実績を挙げつつある状況を解説している。猿を使った遺伝子改変の研究はもともと日本のお家芸であったが、実験用の猿を大量に飼育し、それを使って研究を進めるというやり方で、日本の牙城を崩そうとしている。

 

 日本が切り開いた分野には鉄系超電導物質の開発もある。この分野の研究は理論的には解明されていないことが多く、片っ端から元素の組み合わせを試験する力業が必要で、中国はこの分野でも多くの予算と研究者を投入し、実績を挙げているということだ。「中国の物量作戦に正面から挑んでも負けてしまう。日本独自の技術を育てて勝負すべきだ」との日本人研究者の言葉が紹介されている。

 

 さて今日の山の辺の道コースはDコース。

 皿池公園集合で、川合の春日神社まで歩く計画。

 ところがクリーンハイキングのチラシが箕面駅前集合と間違っていて、

I隊員が箕面駅前に待機し、駅前に来た人と一緒にバスで追っかけてくることになる。

 

 皿池公園集合組は準備体操をして定刻の9:30に出発。

 

 まず今日のコースの概略を示そう。

 

 皿池公園出発→勝尾寺参道の1本東の農道を善福寺の方に進む→双葉電機横を通り、車道に出る→西田橋を渡る→

山麓沿いの水路をガラシア病院方面へ進む→南に折れ奥の楠木神社へ→中村の天満宮→五字神社→法泉寺→

巡礼道を東へ→間谷住宅入口を横断→川合集落→川合の春日神社→勝尾寺川沿いの道を西へ→山麓線を西へ→

粟生団地バスターミナル→皿池公園(ごみ収集)

 

 

 善福寺方面の農道横。家庭菜園が並ぶ中に、整備されたバラ園がある。咲いているバラはまだ少ないが、満開になればみごとだろう。

 

 農道を抜けて車道に出て、西田橋方向へ向かう。車道横のソメイヨシノ。

 

 小さなサクランボがなっている。緑の葉と赤い実の対比に一枚パチリ。

 

 

 毛虫が付いていた。アゲハチョウの幼虫か。

 

 山の頂上辺りにシイの木の群生が見える。黄色く見えるのは、シイの花。あの辺りは素戔嗚尊神社の境内。

 

 ブロッコリーのように見えるシイの花

 

 西田橋を渡り、奥の住宅地へ。素戔嗚尊神社への上り坂の途中から、山麓沿いに流れている水路横の小道に入る。

 勢いよく流れる水路を200mほど進むと、ガラシア病院の横に出る。

 水路横の土手に赤い野生の苺がたくさんなっていて、

 ヘビイチゴかそうでないか意見が分かれる。

 

 ネットで調べると、ヤブヘビイチゴらしい。

 

 ガラシア病院の前を南に折れ、奥の楠木神社にでる。ここでI隊員らと合流する。

 

 水分補給の休憩。今日は蒸し暑いので喉が渇く。

 

 

 アカメガシワの新芽

 

 楠木神社から中村の天満宮へ。

 

 

 天満宮から五字神社へ向かう。途中、赤いベンガラの屋敷にでる。

 

 

 住宅の垣根のナツグミ

 

 

 ベンガラを塗った屋敷。ベンガラを使うのはお金持ちの印ということを聞いたことがある。

 

 

 立派な松や真っ赤なツツジを配した庭のような広場

 

 五字神社に着き、トイレ休憩。境内には大きなムクノキがある。しめ縄が飾ってあり、神社の神木になっている。この大木には6月になると、アオバズクが飛来する。するとどこからかカメラマンが集まってくる。

 

 奥に写っているのがムクノキの大木

 

 五字神社を出て山の口の集落に入ると、まもなく法泉寺。

 

 法泉寺の境内。黒松とカイズカイブキの名木。

 

 法泉寺の境内を見学した後、更に東へ進む。

 

 間谷住宅入口近くの道路脇のごみを回収する。この辺りはごみが多い。回収に時間がかかる。

 

 少し進むと、交差点。上をモノレールが走る。

 

 

 

 お庭の大きな鯉のぼり。風がないので、泳げず残念!

 

 川合の春日神社に到着。昨年の台風で神社を覆っていた建物が倒壊しそうになり、つっかい棒。今は周りに侵入禁止のテープが張られている。

 

 

 

 神社前で記念写真。今日の参加者は10名。

 

 春日神社ががゴール点であるが、ごみ集積場所が皿池公園なので公園まで戻ることになる。

 戻りは勝尾寺川沿いの道をたどる。

 

 勝尾寺川ではコサギとカワウが仲良くエサ取り。

 

 粟生団地横のヒトツバタゴ(なんじゃもんじゃの木)の並木。1〜2年前に植樹されたもの。

 

 

 ヒトツバタゴの花

 

 ここからは本日写したチョウチョや道端の草花を。

 

 ゴマダラチョウ

 

 

 ナガサキアゲハ?

 

 

 アオスジアゲハ

 

 

 ゲンノショウコ?

 

 ハルジオン

 

 次の写真はキンランです。箕面市内で写したものではありません。箕面の山でも見ることができますが、最近は少なくなっています。貴重な自然を大切にしたいものです。

 

 「語りつつ あしたの苑を歩み行けば 林の中に きんらんの咲く」

 新年の「歌会の儀」の天皇陛下の御歌です。皇居、東御苑二の丸庭園でキンランを見つけられた時の情景を詠まれたそうです。

 

 平成もあと1年で終わります。

 

 

 本日のごみ回収量は土のう袋3袋、6.2kg、たばこの吸い殻は514本でした。

 次月度は箕面駅前集合でAコースを歩きます。

                  文責 H.T



2018.04.30【歳時記】〜風のたより〜 藤散りて・・・

 

風・・・感じていますか
足元に咲いている花に気がつきましたか
流れる時の中

ちょっと立ち止ってみませんか

 

 

 

 

 

                             野の路に藤散りこぼれ季移る    

 

山道にこぼれて散りし薄紫の花びら。

見上げると、陽の光がまぶしく顔を照らします。

その陽ざしを浴びて、薄紫より、もっと薄い花房が

いくつもいくつも木の間に揺れています。

 

四月も終わるこの日、散りゆく藤は、

春の終わりを告げているのでしょうか。

それとも、夏のはじまりを告げているのでしょうか。

 

 

夏の暑さにも似た日中の気温。

やわらかな冷たさをを伴った春風が懐かしいほどです。

まさに「春惜しむ」ですね。

 

 

                 藤波の咲きゆく見れば霍公鳥鳴くべく時に近づきにけり   田辺福麻呂

 

 

この里山では、まだ霍公鳥の声は聞こえてきません。

やはり、万葉の歌人たちは、藤が散るのを惜しみながら、

季は夏に迫っていると感じていたのでしょうか。

 

 

                 藤波の茂りは過ぎぬあしひきの山霍公鳥などか来鳴かぬ  久米広縄

 

 

藤の花が散る、ちょうどその頃に、いにしえの都にも、霍公鳥がやって来たんですね。

そして、霍公鳥の歌声を楽しみしていたのですね。

 

 

 

 

                  春日野の藤は散りにて何をかもみ狩りの人の折りてかざさむ    詠人知らず

 

藤の花が散ると、たしかに里山では目立つような花がとぎれてしまいます。

手折って飾りにする花も、なくなってしまいますね。

 

 

いま、山道のところどころに、ほのかな甘い香りが漂っています。

定家蔓の花も満開でしたよ。

やがて、初夏を迎える箕面の里山。

みなさまも、ぜひお出かけ下さい。

 

文・写真 渓川 清

 



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