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2012.11.22 【歳時記】 風のたより

          風…感じていますか
     今朝…足元に咲いている花に気がつきましたか     
      流れる時の中…ちょっと立ち止ってみませんか。
      風のたよりは、毎週木曜日の朝10時50分から
     『タッキー816みのおエフエム』(81.6MHz)で
      放送しています。    
    (インターネットでもお聞きいただけます。
           こちらから→http://fm.minoh.net/)




このしぐれいたくな降りそ我妹子に

     見せむがために黄葉取りてむ  久米広縄 万葉集


もみぢ葉が、 にわかにその色を濃くした箕面の里山。
週末は、その山肌に、 やや強めの雨が降りそそぎ、
散りゆくもみぢが、気にかかりました。

想いを寄せる人に、 色づくもみぢ葉を見せたいがため、
しぐれで散ってしまう前に、 手折り取ったのですね。

万葉の昔も、今この時も、 人の心は、なに一つ変わらず、
日々、自然の移ろいのなかに、 唯々、その身をよせています。
そして、知らず知らず、 草木の様に、 その心を映しているのですね。




黄葉葉を散らすしぐれの降るなへに

  夜さへぞ寒きひとりし寝れば  読み人知らず 万葉集


箕面のもみぢは、冬紅葉・・・
見頃は、十一月の下旬と言われていますが、
今年の見頃は、もっと早いかもしれませんね。

雨の中、瀧道を歩いてみました。
風が吹くごとに、赤や黄や、 より淡い色をしたもみぢの葉っぱが、
艶やかに舞っています。

雨だれが、葉っぱを濡らすごとに、
その色が、より鮮やかに 深みを増しています。
そして、色とりどりのもみぢ葉が、 散らばる星のように
地面にひろがっていました。



瀧道のもみぢは、主に伊呂波紅葉と大紅葉。

伊呂波紅葉は、葉っぱが、 「いろはにほへと」と
七つに裂けていることからの命名のようです。
もちろん、箕面では、 「みのおのもみじ」と数えましょう。


白露も時雨もいたくもる山は

      下葉残らず色づきにけり   紀貫之 古今集


紅葉で色づく箕面の里山。
皆さまも、ぜひお出かけ下さい。

 


2012.11.15 【歳時記】 風のたより

風…感じていますか
    今朝…足元に咲いている花に気がつきましたか
    流れる時の中…ちょっと立ち止ってみませんか。       
    風のたよりは、毎週木曜日の朝10時50分から
『タッキー816みのおエフエム』(81.6MHz)で放送しています。
   (インターネットでもお聞きいただけます。
       こちらから→http://fm.minoh.net/)




ふりむけば障子の桟に夜の深さ  長谷川素逝


すっかりと日が短くなった箕面の里山。
ふと気がつくと、山道の明るさはすでに翳り、
慌てて下山の支度にかかる季節となりました。
山の日暮れは、駆け足でやってきます。



麓では、桜も楓も南京櫨も、そして山法師も、
ほぼ時を同じくして、いっせいに紅く染まりました。
銀杏の葉も、色が濃くなりつつあります。
そして、山のもみぢも、急ぐように色染めを深めています。
桜の紅葉にはじまり、櫨、ぬるで、楓、山法師、銀杏、
もみぢの順に染まっていくことが多かったように思いますが・・・
今年は、紅葉が早まるのではないでしょうか。



もみぢ葉を染めつつ冬の雨しきり  涼


紅葉が深まる里山に、やや強めの雨がふりました。
色濃く染まりきった葉は、風に舞いながら、路上に落ちていきます。
赤や黄の落ち葉・・・
その濃き色、淡き色が重なり、もざいくのように広がっていました。




初冬のこころに保つ色や何  原コウ子


麓の生垣、そして山道では、紫色の実をたくさん見かけます。
紫式部ですね。
生垣の木は、おそらくほとんどが紫式部・・・
山道では、紫式部の他、藪紫や小紫を見ることができます。
その名の通り、たくさんの紫の実りに枝をしならせ、
じつに奥ゆかしい姿です。
この紫式部、里山では、お肌の病に使う薬草でもありました。

茶の花に暖かき日のしまひかな  高浜虚子



紅葉のすすむ箕面の里山。
皆さまも、ぜひお出かけ下さい。



文・撮影:渓川 清


2012.11.07 【歳時記】 風のたより・・・立冬

                         風…感じていますか
             今朝…足元に咲いている花に気がつきましたか
     流れる時の中…ちょっと立ち止ってみませんか。
       風のたよりは、毎週木曜日の朝10時50分から  
    『タッキー816みのおエフエム』(81.6MHz)で
     放送しています。    
    (インターネットでもお聞きいただけます。
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<小鷺>


羽ばたきの音をかさねて冬に入る  桂信子


立冬を迎えた箕面の里山。
勝尾寺川では、小鷺がやって来て、
川底をなにやらつついていました。
冷たそうな川の流れ・・・
そこに佇む真っ白い鷺・・・

秋の声が途絶えた感じがします。

静かな秋から、より静かな冬に季節は変わったのですね。


<楓(ふう)>

麓の落葉樹は、日に日にその色を濃くしています。
薄く黄葉していた桜の葉も、赤みを帯びてきました。
もみじ葉楓の葉も、 先っぽの方から、
一気に根元の方まで赤く染まっています。

勝尾寺参道では、真っ赤に紅葉した櫨が、
池の水面にも美しく映えていました。
もみじより一足先に散ってしまう櫨・・・
今が見頃かもしれませんね。


<櫨>

その山道で、隠れるように咲いている小さな花がありました。

茶の花に人里近き山路かな  芭蕉

茶の花は、白い花弁に黄色の蕊を抱く清楚な花・・・
それだからでしょうか・・・
葉っぱの奥に隠れるように、
そして、うつむきかげんに、そっと咲いています。


<茶の花>

その控えめなところが、茶の花に惹かれる所以かもしれませんが。
茶はツバキ科の樹・・・
椿が咲きはじめる冬場に、その花を開きます。

麓の茶の植込みだけではなく、
山道でも茶の木の花を見ることができます。

茶は、お茶として嗜むことは勿論ですが、
風邪やお腹をこわした時などに用いる貴重な薬草でもありました。

また、その種からは油を採ることもこともできます。

初冬の箕面の里山。
皆さまも、ぜひお出かけ下さい。


<桜>

<桜>

<釣鐘人参>

<吾亦紅>

<溝蕎麦>

<蓼>

<里山の秋惜しむ>


2012.10.27 【歳時記】 風のたより・・・秋深む

         風…感じていますか
    今朝…足元に咲いている花に気がつきましたか
    流れる時の中…ちょっと立ち止ってみませんか。       
    風のたよりは、毎週木曜日の朝10時50分から
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山下りてすぐ山を恋ふ十三夜  福田蓼汀

慌てるかのように紅葉がすすむ箕面の里山。
つい一週間前まで、上の方だけが色づいていた麓のもみじ葉楓・・・
いつの間にやら、すべての葉っぱが色づいています。

辺りを見回すと、欅の葉っぱも薄い黄色に変わっています。
植え込みの緑に、赤や黄色が織り込まれているように 見えはじめました。



そう、週末は十三夜だったんですね。
旧暦の九月十三日の月、十五夜の満月よりも美しく見えることから、
古くよりお供え物をしてきました。

なぜ、少し欠けた十三夜の月なんでしょう・・・
きっと、この日は、一年を通して 空がもっとも澄んでいる日なのではないでしょうか。
それは、「名残月」とも云われてきました。

秋霖の音のをりをり白く降る  長谷川素逝

十三夜の翌日は、やや強めの雨でした。
その雨に、あたかも絵の具が混ざっていたかのように、
麓の紅葉は、ますますその色を深めました。
雑木林の、まだ、うっすらとしていた葉の色も、
より色濃く変わりはじめています。



十三夜を過ぎ、秋は駆け足で、通り過ぎようとしているのですね。

ほのかなる空の匂ひや秋の晴  高浜虚子

風の音、小鳥の囀り、虫の音、今、それは、過ぎ行く秋の声です。

暮れの秋の箕面の里山。
皆さまも、ぜひお出かけ下さい。






2012.10.21 【歳時記】 風のたより・・・秋澄む

            風…感じていますか
       今朝…足元に咲いている花に気がつきましたか        
       流れる時の中…ちょっと立ち止ってみませんか。
        風のたよりは、毎週木曜日の朝10時50分から
    『タッキー816みのおエフエム』(81.6MHz)で放送しています。
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山国の秋迷ひなく木に空に  福田甲子雄


柿の実が朱色に変わりはじめた箕面の里山。
山道のぬるでの葉も朱色に染まっていました。
真っ赤に色を染めていた櫨は、すでに葉っぱを落した木もあります。
その黒っぽい実だけが、枝先にいくつも垂れ下がっています。



勝尾寺参道の小径には、少しばかりの吾亦紅が、今年も風にそよいでいました。
暦の上では、すでに「霜降」・・・
棲むところによっては、霜が降りてもおかしくない季節となっています。


秋の水草の中行く光かな  彩石


空が澄み、山々の稜線が澄み、そして、小川の水も澄みきっています。
「秋澄む」白秋ですね。
宵のお月さまは、そのお姿をくっきりと見せてくれています。
星空も美しくなりましたね。
澄んだ夜空の星の明かりで、十分な、まさに「星月夜」となっています。




赤とんぼとまればいよよ四辺澄み  星野立子


茜蜻蛉が、日当たりのいい山道のあちこちで、日向ぼっこをしています。
人の気配を感じて、飛び去ったかと思いきや、またもとの竹の垣根の先っぽに
戻ってきます。
よほど居心地が良いんでしょうね。
わりとよく目に留まる茜蜻蛉は、夏茜と秋茜でしょうか。
逃げたと思っても、すぐに戻ってきてくれますよ。

草むらからは、時折、ばったが飛び出して来て、はっとしてしまいます。
周りと同じ色合いの蝗、うまく隠れているつもりなんでしょうね。

わが触れて来し山の樹や秋深し  中村汀女

秋深まる箕面の里山。
皆さまも、ぜひお出かけ下さい。
















2012.10.14 【歳時記】 風のたより・・・鶺鴒

風…感じていますか
今朝…足元に咲いている花に気がつきましたか
流れる時の中…ちょっと立ち止ってみませんか。

風のたよりは、毎週木曜日の朝10時50分から
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掛稲のひとねむりして夕日さす  森澄雄


刈り取られた稲が、稲架に並ぶ箕面の里山。
夕暮れも間近になると、稲架に掛けられた稲の列も薄紅く染まってゆきます。
まだ、稲刈りの終わっていない田んぼもありますが、
里では、秋祭りの提灯に灯が点りはじめています。


ひるがえる鶺鴒水に触れにけり  増田手吉奈


この日は、鶺鴒の姿を、よく目にしました。
一年を通して、わりとどこでも見かける鳥ですが・・・
鶺鴒は、秋の季語・・・
この時期、どうして人里によく現れるのでしょうか・・・
勝尾寺川の水辺では、背黒鶺鴒が、嘴で川底をつつきながらなにやら探していました 。



-セグロセキレイ-

ぢぢっ、ぢぢっと声を出しながら、堰の上を器用に歩き回っています。
勝尾寺参道沿いの稲刈りが終わったばかりの田んぼ・・・
ここでは、黄鶺鴒を、何度も見かけました。
いつもは、渓流沿いで、よく見かける黄鶺鴒・・・
この日は、田んぼで、暫し佇んでいます。
よく見ると、首の周りの黒い襟巻が薄らいでいます。
すでに冬羽に変わりつつあります。
やがて、ちちん、ちちんと声を上げながら林の奥に姿を消しました。



-キセキレイ-


頬白や目つむりて空白となる  森澄雄


頬白も秋の季語。
番の頬白が、黄鶺鴒が飛び去った後の田んぼにやってきました。
自慢の喉は聞くことができませんでしたが、
刈田に頬白・・ ・里の秋の一こまです。


-ホオジロ-


鶺鴒や頬白が間近な箕面の里山。
皆さまも、ぜひお出かけ下さい。



-溝蕎麦-



文・撮影:渓川 清


2012.10.08 【歳時記】 風のたより・・・赤まんま

         風…感じていますか
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長き夜の中に我在る思かな  高浜虚子


すっかり日が短くなった箕面の里山。
日が暮れるのが早くなりましたね。
釣瓶落としとは、よく云ったものです。
宵闇が、足早に迫ってくるような感じです。


稲の穂のたわわとなりぬ日和哉  涼


田んぼの稲穂は、いよいよ大きく膨らみ、
地面に零れんばかりの実りとなりました。
稲刈りもはじまり、収穫の実りが、 稲架に掛けられた田んぼ・・・
秋・・・ですね。



秋来ぬと目にはさやかに見えねども

         風の音にぞおどろかれぬる   藤原敏行 古今集


陽が陰ると、急に肌寒い風が吹きはじめます。
日中とは、一変してしまうことに驚く季節と なりました。

勝尾寺川の岸辺には、今年も秋櫻の道が できています。
川辺では、青鷺が佇み、 黄鶺鴒が水をもとめてやって来ます。
川原には、数珠玉が、たくさんの実を 水面に映していました。



曼珠沙華の花も、今が盛りですね。
田んぼの畦道にも、いつの間に咲いたのか、列をなしています。


わが心やさしくなりぬ赤のまま   山口青邨


道端や畠の片隅には、赤い穂が、 いくつも目立ちます。
蓼の花ですね。
この蓼、里山では、虫刺されや食べ物に あたった時の薬草として
利用されてきました。




風今朝はまたひんやりとなりし哉  涼


朝も冷え込んできました。
その冷たさが、金木犀の花の露となり、 陽が高くなるにつれ、
甘い香りを 解き放っています。

秋の花が誘う箕面の里山。
皆さまも、ぜひお出かけ下さい。


数珠玉


嫁菜


鼠黐


青鷺


2012.09.30 【歳時記】 風のたより・・・桜紅葉

         風…感じていますか
     今朝…足元に咲いている花に気がつきましたか   
     流れる時の中…ちょっと立ち止ってみませんか。  
      風のたよりは、毎週木曜日の朝10時50分から
    『タッキー816みのおエフエム』で放送しています。
    (インターネットでもお聞きいただけます。
         こちらから→http://fm.minoh.net/ )



大いなるものが過ぎ行く野分けかな  高浜虚子


大いなるものが吹き荒れた箕面の里山。

風が野を分け、林を分け、そして過ぎ去って行きました。

雨も伴った颱風でもありましたね。

颱風一過、風がぱたりと止むと、 夕空には、雲の切れ目から、
すでに星の光がのぞいていました。

強い風と、激しい雨が、 夏の名残りを運び去っていったような気がします。



風が吹く前の日には、 まだつくつくぼうしの鳴き声が、
かすかに聞こえていました。

荒れたお天気の、その後の爽涼とした様子は、 いっそう季節の移ろいを
感じさせます。

一雨ごとに、そして野分けが過ぎ去る度に、 秋が深まっていくのですね。


紅葉して 桜は暗き 樹となりぬ  福永耕二


例年のように、桜の木が早々と紅葉をはじめました。




山桜の紅葉がいちばん早いように思いますが、 麓の染井吉野も、
葉っぱが色づいてきましたね。

紅葉を心待ちにしている人の中には、 この桜紅葉に惹かれる人も多いようです。

桜の葉っぱが、一足早く色づくこともあるのでしょうが、
そればかりではないようです。



桜の紅葉
は、赤あり黄あり、またその間の色ありで、 侘びた色合いが
美しく混在しています。

緑の色がわずかに残っている葉っぱもあります。

赤や黄一色に染まるもみぢの艶やかさとは、
また一味違う桜の紅・・・

この時期、気を留めてみてはいかがでしょうか。

桜の葉色づく箕面の里山。

皆さまも、ぜひお出かけ下さい。



文・撮影:渓川 清


2012.09.16 【歳時記】 風のたより・・・青葛篭藤

    風…感じていますか
  今朝…足元に咲いている花に気がつきましたか
   流れる時の中…ちょっと立ち止ってみませんか。

 風のたよりは、第1.3木曜日の朝11時から
『タッキー816みのおエフエム』で放送しています。
(インターネットでもお聞きいただけます。こちらから→http://fm.minoh.net/ )




平筆でさつと描いた雲は秋  涼

空の青さが、少しずつ濃さを増してきた箕面の里山。
その空に、白い絵の具で、すうっと一刷毛で描いたような雲が
目立つようになってきました。

空は秋・・・
山々の稜線も、くっきりと見える日が多くなってきました。

稲の穂の伏し重なりし夕日哉  正岡子規

畔道では、稲穂がずいぶんと色づいています。
ついこの間まで、青い稲穂が、まだ頭を垂れることなく、
まっすぐに実をつけはじめていたのに・・・
大きく実った稲穂は、ゆっくりと地面に向かって、豊穣の重みを傾けていました。


日々水に映りていろのきたる柿  宇佐美魚目




実りの兆しは、ここにもありました。
大きくなりはじめたいくつもの柿の実・・・
その中の一つ二つが、色を染めています。
緑の葉と緑の実に埋もれるように、ぽつんぽつんと薄い柿色、やや濃い柿色が
混ざっています。




栗の実も、そろそろ地面に落ちはじめましたね。
枝先で、ぱぁんと、はじけてしまった栗もありました。
山道を抜ける風は、秋の香りです。
その風に、紫色の実の房が揺れてました。
青葛篭藤(あおつづらふじ)ですね。




小さな葡萄の房のようです。
この青葛篭藤、里山では、その蔓で、まさしく葛篭(つづら)を作ったことから、
「つづらふじ」と呼ばれています。
また、薬草としても利用されていました。

稲穂の実る箕面の里山。
皆さまも、ぜひお出かけ下さい。


姫紫蘇


虎杖


数珠珠




2012.09.06 【歳時記】 風のたより

  風…感じていますか
  今朝…足元に咲いている花に気がつきましたか
  流れる時の中…ちょっと立ち止ってみませんか。

 風のたよりは、第1.3木曜日の朝11時から
『タッキー816みのおエフエム』で放送しています。
(インターネットでもお聞きいただけます。こちらから→ )


秋風に敵へる松の容かな  桂信子


吹く風が、時折、秋の風かなと感じるようになってきた箕面の里山。
蝉の鳴声は、つくつくぼうしがほとんどになり、
宵も深まる頃には、いろいろな虫の声が響きはじめましたね。


-栗-

まだ青き栗の実のあり街外れ  涼


勝尾寺参道を歩くと、秋の味覚がその時を待つかのように膨らみつつあります。
ほどよい大きさになってきた蜜柑の実は、まだ青々としています。
栗の実も、ちょうどいい大きさになっていますが、
黄緑色の毬が、その実をしっかりと包んでいます。
無花果は、すいぶんと熟してきました。
あともう少しで食べごろでしょうね。
柿の実も、掌で握れるほどの大きさになっています。
葉っぱが、美しく色づいて落ち始める頃、
まさに柿色に色づいていることでしょう。


-蜜柑-


-無花果-


里山の道では、珊瑚樹が真っ赤な実をたわわに揺らせていました。
その色に誘われたのか、目白が実をついばんでは飛び立ち、
またやって来ていました。
この穏やかな情景。里山は、秋です。




-珊瑚樹とメジロ-


わが行けば露とびかかる葛の花  橋本多佳子


-葛-

そういえば、葛の花がとてもきれいに咲いていました。
雨上がり、葛の花から滴るしずくが、その色を一層引き立てています。
秋を告げる萩も満開です。
やいと花、仙人草、夏藤などの白い花も、
緑の中で際立つように咲いていますね。



-萩-


-灸花(早乙女花)-


-仙人草-


-夏藤-


田んぼの稲穂の色も秋の色へと変わりつつあります。



秋風を感じはじめた箕面の里山。
皆さまも、ぜひお出かけ下さい。


-韮-


-菊芋-

文・撮影:渓川 清

JUGEMテーマ:日記・一般




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