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2018.02.08 才川コース 実施報告

今冬一の寒波襲来で、才川の沢歩きは震え上がる寒さとなりました。にもかかわらず、24名(一般参加15名、隊員9名)のご参加をいただきました。谷筋は、とても厳しいコンディションでしたが、みなさん無事に踏破しました。それでは早速、この日の模様を紹介しましょう。

 

   厳しい冷え込みでできた氷柱のオブジェ。三つの鐘が、さわやかなメロディーを奏でているようでした

 

今回のルートは才川さかのぼり、才ヶ原池へ。昼食後、林道に出て池を遠巻きに歩き、谷山谷分岐から三ツ石を経由し、再び才ヶ原池へ。帰路は地獄谷を下り、姫岩から滝道右岸へ出て瀧道事務所前で解散しました。

 

 

      

   朝陽のなか、住宅街を抜けて才川入口へ      出発前、準備体操で身体をほぐすみなさん

 

 いよいよ、出発。足元に注意しながら、谷筋に向かいました。

                

            木漏れ日のなか、足元に注意しながら才川の上流へ   

                          

                                    ロープを補助に、急斜面を登攀

    

        谷の冷え込みは想像以上。流れには普段めったに見られない氷が張っていました                             

          

             一行は、ルートを遮る倒木を避け、そして乗り越え、さらに上流へ

            

                       目指す才ヶ原池はもう少し。霜柱を踏むと心地よい音が返ってきます

 

 この日も冷え込みは厳しく、流れにできた不思議な氷のオブジェが一行の目を愉しませてくれました。

                   

                足を止めて、不思議な氷の造形に見入る皆さん

 ここで、自然が創りだした氷のオブジェのいくつかを紹介しましょう。

                

             これ、なにに見えますか?人の顔に見えませんか?

 以下、氷のオブジェを並べてみました。

    

    

    

 

                         

              これは、タツノオトシゴでしょうか?

      

           千差万別の氷柱。その多様さには、ただただ驚くばかりです 

           

 氷の造形美にしばしの時を忘れた後は、才ヶ原池畔で昼食。その後、池を遠巻きに一周し帰路に。ここでは冬景色から一転、春の兆しを体感しました。

          

        池面の氷を眺めながらの昼ご飯。食後は温かい紅茶が冷えた身体を温めてくれました

         

             池面に 分厚く張り詰めた氷。スケートができるかも、との声も聞こえたほど

 

        

          細い崖路を経て谷山谷分岐、そして、三ツ石方面へ向かいます

 

 才ヶ原池の周辺を歩くと、あちこちで春の兆しを目にすることができました。

                

             木の葉を通して届いた陽光は力強さを増し、春近しを感じさせてくれました

         

            膨らんできたアセビの花芽           ヒサカキの花芽も御覧の通り

        

         早春の陽を浴びるクロモジの新芽        ダンコウバイの花芽も膨らみました

 この後、地獄谷を下り無事、下山しました。自然が創りだした氷の造形を愉しみ、春の兆しを感じながら歩いたハイキングでした。

    

     最後の難所、地獄谷の急階段を下ります     獅子岩をしり目に、下山するみなさん

 

 この日もパトロール隊員はコース点検をはじめ、ルート保全に努めました。そして、みなさんのご協力で50.1キロものゴミを回収できました。有難うございました。

      

       斜面に作った階段は好評でした                    見づらくなった案内紙は取り替えました

           

           才川では2か所のたき火あとを発見!箕面の山は火気厳禁です

           

              この日のゴミの回収量は50.1キロ、有難うございました

         

 最後は、参加された皆さんとの記念写真です。「寒いから、早く撮って⁉」との声も聞こえましたが、笑顔で納まっていただきました。

 

才川の谷筋は、今冬では最も冷え込みが厳しく、川の一部に氷が張り、様々な氷柱が予期せぬ楽しみをプレゼントしてくれました。けれどもそんな真冬の景色のなかでも、どこかしら春の息遣いを感じた一日でした。ハイキング前日の2月7日は「初午(はつうま)」。旧暦では農作業を始めるという日です。各地の稲荷神社では「初午祭」が行われ、いなり寿司を食するところもあります。暦の上では「立春」が過ぎ、各地ではすでに春の行事が始まっています。そして、そろそろ梅の便りも届きそうです。谷を歩いたみなさんは、厳しい寒さにもかかわらず、もうそこまで春が来ていると実感されたのではないでしょうか。 

 

 眼(め)がさめたように

 梅にも梅自身の気持ちがわかって来て

 そう思っているうちに花が咲いたのだろう

 そして

 寒い朝霜(しも)ができるように

 梅自(みず)からの気持ちがそのまま香(におい)にもなるのだろう。

                          八木重吉 「梅」

 

この日は、皆さんのご協力でたくさんの山ゴミを回収することができました。有難うございました。次回は38日(木)に行います。集合場所は阪急箕面駅前(9時30分)、才川入口(如意谷団地西側10時)の2か所です。多数のご参加をお持ちしています。

         担当隊員一同 (写真と文 竹内)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

      

      

           

           

           

              

         

 

 

 

 

 

 



2018.02.06.「東海自然歩道コース(不法投棄回収編)」実施報告。

     立春のことばうれしき日のひかり (森松 清)

暦の上では春はすでに立ちながら、余寒がまだまだ厳しく、唱歌の如く<春は

名のみの風の寒さ>の日々が続いています。しかし、俳人・後藤夜半の句のよ

うに「春立つ」の言葉のひびきが、ほのかな<暖かさ>、<明るさ>を漂わせ、

自ずと心が和みます。野や山々で木の芽、草花の蕾、野鳥の声などに出会えば、

一足早い春の訪れを実感できるかも知れません。

      ♫ 春よ来い  早く来い

        あるきはじめた みいちゃんが

        赤い鼻緒の じょじょはいて

        おんもへ出たいと 待っている ♫

                  相馬御風「春よ来い」

本日も早春の息吹を感じたく、一般参加者11名、隊員7名の総勢18名で

<東海自然歩道>に向かいました。

 


西江寺の、三椏の蕾。

俳人I隊員の一句。

 

           枝飾る蕾はじっと春を待つ  (篤老)

 


西江寺・境内にて。本日,参加戴いた18名のみなさんです。行程の平安を祈願しました。AM9:10。

 

            笑顔をもて登山をつなぐ仲間かな  (渡辺安酔)

 


西江寺本堂前の狛犬。今年は戌年です、我等が隊の平穏と飛躍も見守って

戴きたいと思います。

 

 「平安時代には<獅子狛犬一対>と呼ばれていました。当時狛犬には角があり、

  獅子にはなかったようですが、現在は区別もなくなり、<狛犬一対>と呼ば

  れています。そして、神様の前の狛犬一対は何も言わず、あうんの呼吸で、

  息を合わせて境内の警護をしています。」

                      白山神社宮司 山下裕嗣

 

西江寺境内に咲く、蝋梅の花。

 

      花の色濡れ落つやうな蝋梅の

              蕊に秘めたる香りいただく

                         (永原 知)

             

 


聖天展望台付近の広場にて。準備体操。AM9:30。

 

 

           ああ、しずかだしずかだ。
           めぐり来た、これが今年の私の春だ。

           むかし私の胸摶(う)った希望は今日を、
           厳(いか)めしい紺青(こあお)となって

           空から私に降りかかる

                         中原中也「春」

 


聖天展望台より仰ぐ、早春の空。

  

          早春の空のただならぬ燦めきは、

          地上をおおうほど巨(おお)きな斧の、

          すずしい刃の 光りのようにも思われた。

                             (三島 由紀夫)

 


<風の杜>へ。

                      

                          この道に早春着きし気配かな  (鈴木眞由美)

 


府道43号線<地獄谷>付近の山斜面の不法投棄物。

 


さらに落差約25mの谷底には電子レンジなど重量級の不法投棄物。

 


引き上げ回収の準備体制。落差の大きさに鑑み、ロープ伝いに下降します。

 


まず最初に、上部斜面の不法投棄物を隊員総力で引き上げ始めます。

 


さらに小投棄物も引き上げ始めました。急斜面につきロープによる引き上げ手法を

選択しました。

 


次に中央部の不法投棄物の引き上げに着手しました。

 



最後に、落差約25mもある谷底の重量級の不法投棄物の引き上げに着手します。

 


ロープが届かず、その重量級(電子レンジなど)不法投棄物を手に持ち、急斜面を

必死の思いでよじ登って行きます。

 


やっと引き上げロープの届く場所に到達。もう体力の限界、息も絶えだえ状態です。

 


最後の一踏ん張りです。

*このような一連の引き上げ作業は極めて危険ですので隊員のみで行っております。

                                                                                  

 


落差約25mの谷底より引き上げました全不法投棄物です。

 

            引き上げ全重量:92.5kg

 


こんなに美しい自然に戻りました!!

 

              いつまでも

              美しくあってほしい

              私たちの箕面の山!

                        (箕面の山パトロール隊)

 


才ケ原林道より望んだ、箕面の山々。

 

              二月や 峰争うて 雲の下  (原 石鼎)

 


雪の才ケ原林道を歩む。

 

          雪山路 踏み跡ありぬ 有り難き (岡村昭則)

 


才ケ原林道で出会った、<もず>です。可愛いですね!(写真:U隊員)

 

      朝の鵙するどく鳴けばわが舌が

               口いっぱいに満ちくる怖れ

                          (小島ゆかり) 

 


政の茶屋園地にて。ランチ・タイム。AM11:45.

 

        しみじみ食べる飯ばかりの飯である  (山頭火)

 


政の茶屋園地の雪ダルマ。

 

       かく生きてかく忘れられ雪だるま (有馬朗人)

 


東海自然歩道の<ぎふちょう橋>を渡ります。

 

        ♫ 春は名のみの 風の寒さや

          谷の鶯 歌は思えぞ

          時にあらずと 声も立てず

          時にあらずと 声も立てず ♫

                      吉丸一昌「早春賦」

 


東海自然歩道を歩む。

 

      風にさらわれた帽子を追いかけて森へ駆ける

      その時ふいによみがえるかすかに甘い記憶

      言葉もなく手を伸ばして やわらかな髪に触れた

      黒い水晶の瞳に 私だけを映して

                      小峰公子「二月の丘」

 


清水谷へ。

 

                            杉山へつづく轍や春浅し  (穴澤光江)

 

 


清水谷園地へ。

 

         残りゐる「ハ」の字の形われのもの

                    足跡辿り帰る雪道

                          (菊地幸子)

 


箕面川の「つらら」。

 

         崖氷柱 かすかな音に 育ちゆく (阿部みどり女)

 


箕面の大滝前にて。参加者のみなさん18名です。滝は、長い期間、く台風21号による土砂崩れ>

等に起因して「通行止め」となっていましたが、2月1日より左岸滝道が解除になり、約5ヶ月振

りの再会でした。

 

            人の世の 小さしと思ふ 瀧仰ぐ  (長谷山 由美)

 

本日は氷点下を割る厳しい冷え込みでしたが、山中に入るにつれて、気温は3℃まで

上昇し、風に冷たさはあるものの、小春日を思わせるうららかな日差しの下、快適

なクリーンハイキングとなりました。いたるところで早春の息吹が感じられ、春の足

音を聞くことができた一日でした。お疲れさまでした。本日は中国の方も参加戴き、

昨日は台湾のみなさんに参加戴く等、当隊もいよいよグローバル化してきました。

ささやかでも、爽やかな友好の輪を広げ、少しでも国際親善に繋がればいいと思います。

さて、登山家・深田久弥といえば名著「日本百名山」ですが、「名もなき山へ」も捨て

がたく、寧ろ、この著書に彼の登山観がよく表れているように思います。日本の山は

優しく崇らかな姿をし、微妙な美しさをもっていて、西洋の「挑戦・征服」観に比して

「親和」が相応しい。そして、四季折々の美しい装いを敏感にさとることができるのは

日本人だけで、それは無形の宝だ、とのこと。これは至言だと思います。

ともあれ、2月3日は「節分」でした。「節分」とは季節の移り変わるとき、(広辞苑)

だそうです。花咲く春よ来い!早く来い!

           鬼は外我が家に春の遅きかな (角川源義)

それでは皆さん、又、三月にお逢いしましょう。

ご機嫌ようさようなら。

               コース担当者一同

                     (文責:森岡)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      



2018.02.06 山の辺の道Aコースのクリーンハイキング

 日本列島が寒波に襲われている。大阪では雪は見られないが、寒い日が続いている。今朝は氷点下を下回り、一段と寒い。今冬の寒さはラニーニャの影響とのことだ。ラニーニャとは日付変更線から南米沿岸までの赤道付近の海面水温が平年より低くなる状態が1年近く続く現象で、ラニーニャ現象が起こると、日本列島では西高東低の気圧配置が強くなるという。ほかには地球温暖化が影響しているとの説もある。温暖化でチベット高原の気温が上昇すると、偏西風が蛇行し、冬季シベリアからの寒気が流入しやすくなるという。いずれにしても厳しい寒さが続いている。この寒さはまだまだ続くようだ。

 

 そんな寒さの影響か、今日の参加者は一般参加者4名、隊員3名の7名。駅前の広場で体をほぐして出発。

 

 滝道の商店街を上がり、途中マンション横の小道を抜けて川を渡る。車道を少し進むと箕面8丁目の住宅街。車道と車道沿いの溝のごみを拾いながら進む。

 

 溝のタバコ吸い殻を拾うNさん

 

 負けじとSさんも飴の包み紙を拾う

 

 住宅地の坂を上っていく

 

 寒さで排水管につららができている

 

 溝の水も凍りついている

 

 そんな中、お寺のロウバイは満開

 

 鉢植えのヒアシンスが芽を出してきた

 

 メジロは忙しくミカンの木の中を飛び回っている

 

 住宅地を抜けてやまみちに入り、小川口に出る。ここで一休み。

 

 小川口の緊急ポイントの看板を見る

 

 植木畑の続く丘陵地帯に出ると、視界が開け遠く生駒の山が望まれる

 

 畑には多くのロウバイが植えられ、今が盛りと咲き誇っている

 

 スカイアリーナが見えてくる

 

 一列に並んで水のごみ拾い

 

 今日は寒いのでクリーンハイキングを早めに切り上げる。山麓線上のいつもの場所に回収ごみを置き、新稲の一本杉には寄らず駅前への帰路を急いだ。

 

 今日の回収ごみは土のう袋2袋、3.9kg、たばこの吸い殻は361本、9時半出発、11時半帰着の2時間のクリーンハイキングであった。次回はBコースになります。集合場所は箕面駅前です。

 参加していただいた皆さん、寒い中ごくろうさまでした。      文責 H.T



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