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2019.03.05 山の辺の道コース

 本田正次という著名な植物学者の書いたエッセイ集に「私の植物紀行」という本がある。本田氏は東京大学教授、東京大学名誉教授を歴任し、「日本植物友の会」の会長を務められた方で、昭和天皇の植物の研究のお相手をされたこともあるそうである。

 

 この本の中に「植物学者は長命か」という文がある。 その内容は、植物学者がいかに長生きかを述べたもので、その例として理学博士第1号の伊藤圭介翁は99歳まで、牧野富太郎は94歳まで生きたことを紹介している。伊藤圭介とは幕末から明治にかけて活躍した理学博士で、植物の雌しべ、雄しべ、花粉などの言葉を作ったことで知られている。牧野富太郎は「牧野日本植物図鑑」を編纂した日本の植物学の父である。他に91歳で亡くなった北大名誉教授の宮部金吾氏を三役として挙げている。

 

 今でこそ100歳を超える長寿者は珍しくないが、当時としては90歳を超える人は中々いなかったのだろう。それではなぜ植物学者が長生きなのか。長生きというと生活態度や食事内容がすぐ頭に浮かぶが、牧野富太郎は酒やたばここそ嗜まなかったが、相当な健啖家でうなぎや牛肉が大好物だったそうである。そこで日頃の行動に理由を求め、植物学者は、植物の採取や観察で常に山野を跋扈しているから長生きになり、同じ植物学者でも室内で顕微鏡をのぞいてばかりいる人よりだいぶ分があると考察している。

 

 本田氏氏は「私も(植物学者でありその)一人であるが、はたしてだれが前記の三役に迫っていけるか、けだし見ものであろう」と結んでいる。本田氏が何歳まで生きたのか、気になったので調べてみると、1897年熊本で生まれ、1984年に亡くなっている。享年87ということで、長命かどうか微妙なところである。蛇足であるが、Wikipediaでは氏の生まれを1887年としており、97歳での没となるが転記ミスによる間違いと思われる。

 

 さて、私たちのクリーンハイキングもごみを拾いながら常に山野を跋扈しているので、多少牽強付会の感があるが、長生きにはよいことをしているなとの思いで長々と駄文を記した。

 

 

 「春に三日の晴れ間なし」のことわざがあるが、此のところコロコロと天気が変わる。今朝は昨日一昨日の曇天が嘘のように晴れ間が広がっている。本日の参加者は一般参加6名、隊員が4名。駅前で準備体操をして出発。

 

 今日のコースは箕面駅前を出発し、平尾坂を上がって西江寺境内を抜け、如意谷住宅の方面に向かいます。

 

 

 駅前の道路は昨日の雨でまだ濡れています

 

 西江寺の石垣のマメヅタ、シダ科の植物です。緑色が映えます

 

 西江寺の境内を抜けて

 

 住宅地に入ると、すぐに風情のある屋敷があります

 

 坂の急な住宅地を抜け、自動車道に沿った道を東に進むと、平尾橋にでます。橋を北の方に進むと急な階段があり、ここを上ると如意谷住宅に入ります。

 

 

 才川の川原に咲く水仙

 

 如意谷住宅地入口の階段横のシャガの花

 

 

 山手公園のアケボノアセビ            同左

 

 

 如意谷住宅のさくら広場の小道を下ります。枝垂桜の開花は3月末ごろでしょうか

 

 さくら広場の水仙をバックに記念写真

 

 さくら広場を下ると如意滝の遺跡跡にでます。ここから東に進み、大宮寺跡横を通ってあかつき園に向います。あかつき園の横の小道を抜けるとゴールの白島荘横はすぐ目の前です。

 

 如意滝遺跡跡の地蔵菩薩立像

 

 畑の菜の花

 

 大宮寺跡のヤブコウジ(別名十両)

 

 飛んできたテングチョウ

 

 あかつき園裏手の小道、ここを抜けるとゴールはもうすぐ

 

 白島荘の咲き始めた河津桜

 

 以下の写真はおまけです。

 

 

 サンシュユの花(粟生団地)           同左

 

 

 木から木へ飛び移るリス(才ケ原林道)       同左

 

 本日のごみの回収量は土のう袋1袋 2.2kg、たばこの吸い殻は97本でした。

 

 次月度は山の辺の道Cコースを歩きます。      

                              文責 H.T



2019.3.2 勝尾寺・八天杉(トレラン)報告

春の気配を感じながら隊員4名含む13名が参加し、3月のクリーントレラン

を実施しました。

箕面駅から集合場所の勝尾寺へ向かうしらみ地蔵からの谷道もようやく開通。

大量の倒木を処理いただいてました。

いつものようにスタート前の一枚。ここから八天杉石像を巡りながらゴミ回収

です。

北摂霊園から下って行きます。今回はすでに大きめのゴミがあり、走れない

のでゆっくりめに進みます。

箕面市と豊能町に境目の河川敷に明らかな焚き火後。再度使用されない

よう撤去しておきました。

河川にも降りて果敢にゴミ回収。

回収したゴミを集積場所に運びます。

バンバン運びます。

杉花粉にもめげずに運びます。笑

今回は、土嚢10袋、椅子の肘掛け、バイクのマフラー車のシートなど合わせて48Kg、

タバコの吸い殻286本を回収しました。

現存する唯一の杉を眺めます。奥に見える杉は花粉を蓄えてますが

この木はこれからの様です。

無事、勝尾寺にゴールです。

 

来月は、4月13日に開催しますのでご参加よろしくお願いします。

 

 



2019.03.01 六個山・ようらく台コース  実施報告

アセビの花が咲き始めました。小さな白い花が競うように連なって、春の到来を喜んでいるかのようでした

 

 3月になりました。そのトップを切って「六個山・ようらく台コース」のクリーンハイキングを実施しました。柔らかい早春の陽射しが届くなか、集合場所の阪急箕面駅前には28名(一般参加者19名、隊員9名)のみなさんが集まりました。

 この日は桜谷を登り、望海の丘からわくわく展望台経由で六個山山頂へ。昼食後、ドライブウェーを歩きようらく台から三国峠を経て石子詰へ。ここで仮解散しました。箕面の山に届き始めた春の兆しを感じながらのロングトレイル。それでは早速、その模様を紹介しましょう。

 

   

瀧安寺広場で準備体操を済ませ、桜谷へ向かうみなさん

 

谷の入口で一息入れて、さあ、急登の始まりです

九十九折の急坂を一歩一歩踏みしめながら、桜谷を登って行きます

 

 

桜谷を登り、望海の丘を経て、尾根道からわくわく展望台へ

 

この日は春霞がかかり、大阪平野の眺望はいまひとつ。残念でした

 

気をとり直して六個山山頂を目指すみなさん、そろそろお腹の虫が鳴き始めました 

 

六個山山頂でのランチタイムは陽が射したり陰ったり。山頂を渡る風も暖かかったり、冷たかったり・・・

 

四方やま話に花が咲いた山頂の昼食風景です

 

ここで、近づいた春を告げる木々のいくつかを紹介しましょう。

  

(左から)ウメ、シキミの花芽、ヤマウグイスカグラ

   

(左から)ヒサカキの花芽、アリドオシの実、ニワトコの花芽

 

閑話休題。お腹を満たした一行は、六個山からようらく台園地に向かいました。

 

昼食後は北斜面を下り、涸れた石澄川を渡ってようらく台園地へ

 

ダンプカーの往来が激しかったドライブウェーを歩いてようらく台園地に到着。ここで一休み

 

  

ようらく台では、拾ったゴミを回収しました。この日の戦果?は6キロ。みなさん、有難うございました

 

 

十二曲がりを下り、三国峠方面の分岐へ。この日の行程も、いよいよ終盤です

石子詰までには下りの難所が待っています。ロングトレイルで疲れた足のストレッチで最後の備え

  

三国峠を下ると、やがて滝見ポイントに到達します。彼方に見える大滝を横目に下山するみなさん。間もなく最終地点の石子詰に到着。お疲れ様でした

 

最後は、この日参加された皆さんの記念写真です。

 

 3月になりました。すでに梅の花が咲き始め、このあとは桃、桜と続く花の季節。長い間、寒さに耐えた生命が一気に活気を取り戻し、燃え上がるエネルギーに息苦しささえ覚える季節の到来です。山や野が淡い色模様に彩られるのはもうすぐ。とうとう、待ち遠しかった春がやってきました。

 ところで、3月は弥生とも記します。本来「イヤオイ」と読みますが、いつのころからか「ヤヨイ」と読むようになりました。弥生は草木が生い茂ることを意味し、春の季語となっています。野や山がパステルカラーに染まるのはもうすぐです。

 

 どうしたの? 山

 うす緑のようふくが ふるふる ゆれてるよ

 あおい山よ! なに ふるふるしてるの?

 

 だってね くっくっく

 雪どけ水が ちょろちょろしてさ

 

 りすはもこもこするしさ

 かえるは ごそごそ のねずみは かさこそ

 みんな めがさめて あちこち うろちょろ

 くっくっく くすぐったくてなあ

 

 ひゃ もうたまらん!

 あーっ はっはっはっは!

 山がわらって 春がきた

        −工藤 直子「めがさめた」―

 

 この日は、山の茂みの向こうでかすかにウグイスの声が聞こえました。まだまだ拙い鳴き声でしたが、「今年もこの声を聴くことが出来てよかった」と嬉しくなりました。ふたたび新しい春に出会えた喜びを感謝しながら歩いた一日でした。それでは次回、またお会いしましょう。

                               担当隊員一同 (写真と文 竹内)

 

 

 

 

 

 


 

 

 



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