HOME > 活動ブログ

2017.09.05.「東海自然歩道コース」実施報告。

     風の中 新月九月 はじまれり (大野林火)

季節は進み、路傍の草の葉に、白く光る朝露が出来る九月になりました。

残暑はまだまだ厳しいですが、朝夕はめっきり涼しく、風の音や流れる

雲、そして日差しにも秋の気配が感じられます。古代より、人々の初秋

への感性は変わらなく、中国の古典「礼記」にも、この時期を<孟秋の

月 涼風至り 白露降り 寒蝉鳴く>と情感に富む表現で記されていま

す。山々で初秋ならではの、これらの情趣を楽しみましょう。

   

     ♫ ふるさとの丘の小径は

       寂しさにたどる小径よ

       檜葉の木の 梢にかかる

       あの雲は 想い出の雲

       消え去りし 遠いあの日の

       あゝ 夢を誘うよ ♫

                 宮川哲夫「ふるさとの丘の小径は」

 

本日も初秋の山々を楽しむべく、一般参加者11名、隊員9名の総勢20名で

<東海自然歩道>に向かいました。

 


古道・中ノ坂道に咲く、ノカンゾウ。

 

      萱草の 一輪咲きぬ 草の中 (漱石)

 


瀧道に咲く、オシロイバナ。

 

    ひぐらしの声も斜めに降りそそぎ

             白粉花は紅を濃くせり

                        (坂本ひろ子)

 


瀧道にて。秋風に揺れる風鈴。

 

      くろがねの 秋の風鈴 鳴りにけり (飯田蛇笏)

 


 

 

 


西江寺・境内より仰いだ、初秋の空。

 

                    なんにもない空

          青い空、

          波のない日の

          海のよう。

          

          あのまん中に

          とび込んで、

          ずいずい泳いで

          ゆきたいな。

 

          ひとすじ立てる

          白い泡、

          そのまま雲に

          なるだろう。

                     金子みすゞ「青い空」 

 


西江寺境内にて。本日、参加戴いた20名の皆様です。

 

         すゞしさの めでたかりけり 今朝の秋 (太祇)    

 


西江寺境内に咲く、芙容の花。

 

                       面影は かぜに吹かるる 芙容かな (草城)

 


西江寺参道の、紅葉。

 

      木漏日に 澄める紅葉を 仰ぎけり (山村 修)

 


聖天展望台へ。

 

     はつ秋の日のひかり吹きてさやさやと

            何か笑ましく風の行くあり

                         (中村憲吉)

 


聖天展望台付近の広場にて。準備体操。

 

          秋は喨々と空に鳴り

          空は水色、鳥が飛び

          魂 いななき

          清浄の水 こころに流れ

          こころ 眼をあけ

          童子となる

                   高村光太郎「秋の祈」

 


府道豊中亀岡線の聖天展望口・斜面の不法投棄物。

 

          不法投棄は犯罪です!

                    (箕面の山パトロール隊)

 


不法投棄物を回収される参加者の皆さん。

約24.7kgの回収、ありがとうございました。

いちだんと山が美しくなりました!

 

         いつまでも

         美しくあってほしい

         私たちの箕面の山!

                    (箕面の山パトロール隊)

 


府道豊中亀岡線沿いの、エノコログサ(ネコジャラシ)。

 

     ねこじやらしで鉄柵うちつつ帰り来ぬ

            やさしさは恋に染まらぬこころ

                          (岸本由紀)

 


才ケ原林道出口付近に咲く、臭木の花。

 

       揚羽たち秋は臭木の花を恋ひ (後藤比奈夫)

 


才ケ原林道の、芒。

 

     深山路の霧晴れゆけば穂芒の

             原いちめんに幻の光(かげ)

                         (野口八重子)

 


才ケ原林道の、葛の花。

 

    幾たびかこの道来つつ葛の花

           咲き散らふまで山にこもりぬ

                        (斎藤茂吉)

 


才ケ原林道を歩む。

 

      土を見みて歩める秋のはじめかな (蛇笏)

 


才ケ原林道に咲く、萩の花。

 

     山萩の咲きの盛りのくれなゐを

          おぼろになして露のながるる

                        (吉田正俊) 

 


<山ごみ>を回収される、参加者のみなさん。

 

      ごみは持ち帰りましょう!

                 (箕面の山パトロール隊)

 


才ケ原林道入り口付近の、法師蝉。

 

     法師蝉「ツクシタヨウ」とこの夏の

               終わりを告げて何処かへ去る

                               (森みどり)

 


東海自然歩道を登る。本日の最難所。

俳人I隊員の一句。

 

       かなかなや 遠くに聞きて 歩む我  (篤老)

 


東海自然歩道の、ヤイトバナ(ヘクソカズラ)。

 

      青芒一葉をへくそかづら捲く (高野素十)

 


東海自然歩道を歩む。

 

     ひぐらしの声がさそひし風なるに

               竹群そよぐ跫音は秋

                        (南川静恵)

 


東海自然歩道にて。ランチ・タイム。AM11:45。

 

       すわれば風がある秋の雑草  (山頭火) 

 


自然研究路4号線を下る。

 

                 青葉森もち上ぐるごと鳴き澄める

             ひぐらしいっぴき天心は秋

                        (木村博子)

 


自然研究路4号線の、椿の実。

 

       椿の実 色深めつつ 艶めけり (林 敬子)

 


ビジターセンターへ。

 

      山路ゆく 人遠く見て 初秋かな  (飯田龍太)

 


府道豊中亀岡線沿いに咲く、ヒヨドリバナ。

 

    さがしものみつけてもらったようである

              ヒヨドリバナの清楚な身振り

                        (鳥海昭子)

 


下山途中で、見送ってくれた山猿親子。

 

     山猿の 手の届くまで 母性愛  (高田ヨネ子)

            

       
下山後の、かき氷。Dカフェにて。

 

     カキ氷 登山の汗を 冷やしけり (岡村昭則)

 

本日は秋雨前線の影響による午後からの降雨を懸念し、コースを短縮し実施

致しました。爽やかな風の中で、山々の初秋の風情を楽しむことが出来まし

た。お疲れさまでした。さて、先月、以前にNHKの<気象>の名キャスター

として活躍され、数々の名コラムを著わされた、倉嶋厚さんが亡くなられま

した。<日本の空に恋する>思いが滲んだ、平明で優しい語り口での<お天

気>説明は人々を魅了して止みませんでした。同時に、瑞々しい感性で、折

々の美しい花、きらめく光、そして、爽やかな風の季節を謳い、その出会い

を一期一会の思いで愛され、多くの読者を癒やされました。そこに倉嶋「美

学」の神髄がありました。

きっと、あの世でも<お天気>博士として、活躍されていることでしょう。

           春夏秋冬ーーー季は流れる。

           春は桜、夏は露草。

           秋は紅葉、冬は木枯らし。

           四季にはそれぞれ色がある。

           ふっと、見上げてみよう、忘れかけている

           あの空を。

           そっと、思い出してみよう、子供の頃、

           ころげまわったすすき野原を。

           いま、みつめてほしい、日本の色を

           忘れないでいてほしい、美しい自然の彩りを。

           そして、つたえてほしい風の色を。

                       倉嶋厚「風の色・四季の色」より

それでは皆さん、また、十月にお逢いしましょう。

ご機嫌よう、さようなら。

                コース担当者一同

                       (文責:森岡)

(番外編)

     
<反省会>  N隊員より差し入れて戴いた、郷里の逸品<鮒鮨>。

       俳人I隊員の一句。

            鮒鮨の臭気で忘れる疲れかな (篤老)

 

 

  

 

 

                    

 

 

 

 

          

 

 

 


 

 

             

          

     



2017.09.05 山の辺の道コース

 今日の天気予報では午前中は曇、午後から雨とのこと。9月に入って猛暑も鳴りを潜め、ウォーキングが気持ちいい。参加者は一般参加が3名、隊員3名の小所帯。

 

 今日のコースは山の辺の道Aコースだが、ルートを変えてI隊員が開発したコースを案内してもらう。

 

 まず滝道を進む

 

 空き家の庭に生ったザクロの実

 

 ザクロの横に広がったノブドウ?のツル

 

 滝道入口付近のマンション横の小道に入る

 

 すぐに箕面川に当たる

 

 河原に生え残ったネムノキの大木が花を付けていた

 

 橋を渡ると河辺に建つマンションに出る。マンションに沿って細い道が整備されている。この道は歩行者が自由に通行できるようになっている。

 

 マンションの壁に掛けられた表示板

 

 右の道が歩行者の通行路

 

 マンション横の通路を抜けると車道に出る。「箕面温泉 スパーガーデン」の表示が出てくる。表示に従ってスパーガーデン方向に進む。

 

 右横の白壁は臨済宗の寒山寺

 

 寒山寺。右上に少し顔を覗かしているのはスパーガーデン

 

 さらに表示に従って進む

 

 その間にごみを拾います

 

 道沿いのごみは溝に集まります

 

 さらに進んでだいぶ上まで来ました

 

 ここでスパーガーデン方向から分かれ左に折れます

 

 まもなく山裾に当たります

 

 ここにキリの実が生っていました

 

 ネットに沿って林の小道を進む

 

 林の中にはこんな洞窟が作られていました。遊ぶときは気をつけてね!

 

 さらに進み

 

 右の道を通り小川口に出てきました

 

 小川口の出口には動物除けの扉が設置されていました

 

 少し進むといつもの道に出ました

 

 高台の小道の南側には眼下に新稲の町が、遠くに千里の町が望まれます

 

 この小道は季節によっていろんな野草を見ることができる。今日目についたのは・・・

 

 ケイトウの花

 

 ツリガネニンジン

 

 センニンソウ

 

 ノアズキ

 

 ツルボ?

 

 マルバルコウ(ヒルガオ科)

 

 小道の終わったところに新稲の森(フェンスの中)があります

 

 シオカラトンボ(雌)

 

 新稲古墳の前でごみを拾う

 

 回収したごみの前で記念写真(本日参加の皆さん)

 

 本日のごみ回収はここで終了。回収したごみ量は1袋2kg、タバコの吸い殻は300本でした。

 あとは新稲の一本杉を見て、箕面駅前まで戻りました。

 本日参加の皆さんご苦労様でした。次回は駅前から白島荘までのBコースを歩きます。

 

 新稲の一本杉

 

 最後にパトロール隊のT隊員が山で亡くなられました。ご冥福をお祈りします。

 

                   文責 H.T

 



2017.9.2 勝尾寺・八天杉(クリーントレラン)

前回から間隔が短くなりましたが隊員3名を含む11名が参加。

前回の酷暑から秋に向かってココと良い風が吹く中、

クリーントレラン実施しました。

 

いつものようにスタートも勝尾寺でパチリ。

 

川で回収したパイプ。2km先の回収場所まで運びます。

 

7月に引き続き、唯一現存する八天杉の根元まで降りて見ました。

 

今回もゴミ10袋、他パイプ等で72kg、タバコの吸殻206本とたくさん

回収しました。

来月は、10月14日(土)の実施しますのでご参加お願いします。

 



活動ブログ

カレンダー

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< September 2017 >>

新着ニュース

カテゴリー

アーカイブ

コメント

検索

RSS

携帯サイトQRコード

qrcode

箕面の山パトロール隊

〒562-0006 箕面市温泉町1丁目1番 箕面の山パトロール隊 瀧道事務所
TEL/070−5040ー9734