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2018.02.22.「明ヶ田尾山コース(ゴミ回収作戦)」実施報告。

          梅便り豪雪便りや二月尽   (鎌田慶子)

日本列島の上空を強い寒気団が覆い、北國では記録的な豪雪の日々が続

いています。真冬の最中というべきなのでしょうか。一方では南の各地

より梅の便りも届き始めました。この時期は二つの季節が併存すること

になります。その二月も早や、終わろうとしています。流れゆく月日の

速さは「ー月往ぬる(行く)、二月逃げる、三月去る」の言葉通りですが、

二月への思いを詩人・立原道造は<今は二月 たったそれだけ。あたり

にはもう春がきこえてゐる>と謳っています。身近な風景の中に淡い春

をさぐりあてれば、自ずと心が弾みます。

     ♫ 雪割草に くちづけて

       はるかな山を 見る少女

       ひとりぼっちは さみしいけれど

       ほらほら すぐに花咲く春が

       青い青い あの尾根に

       ほらほら 君の瞳にも ♫

                 西沢爽「春を待つ少女」

本日も淡い春との出逢いを期待しつつ、一般参加者8名、隊員10名の総勢

18名で長谷山(標高568.2m)に向かいました。

 


古道・中ノ坂道に咲く、梅の花。

 

     てのひらの線が裸木の枝めけど

              ちらほらとあり梅の便りも

                         (但見美智子)

 


滝道の<箕瀧案>のみなさんです。私達の日々の活動を支えて戴ています。

その優しさ、この笑顔が私達の活動力の源です。感謝!

 

           早春の明るき会話もて集ふ  (稲畑汀子)

 


音羽山荘前を歩む。

 
      空は晴れてても、建物には蔭(かげ)があるよ、
      春、早春は心なびかせ、
      それがまるで薄絹(うすぎぬ)ででもあるように
      ハンケチででもあるように
      我等の心を引千切(ひきちぎ)り
      きれぎれにして風に散らせる

                       中原中也「早春散歩」より

 


箕面川沿いの、蕗の薹。

 

       蕗のたうほろほろにがき香さへして

              さやかに吾れの手につまれけり

                          (馬場あき子)

 


滝道左岸の「学問の道・時習堂」。是非、一度、お訪ね下さい。入館、無料。

 

<現在の日本の繁栄を築いた明治以降の偉人を顕彰し、その源泉になっている

論語や大學などの古典の教えを再確認するために設立しました。

今一度心豊かな人間味溢れる人づくりに寄与すべく、この歴史ある箕面の地に、

小さな一輪の花となればと願います。> 「ご来館の皆様へ」より

尚、松下幸之助全集、吉川幸次郎全集、宮崎市定全集、日本思想大系(岩波書店)、

世界の名著(中央公論)、「私の履歴書」(日経新聞社)等、蔵書多数です。

さらに、司馬遼太郎、星新一、小檜山博などの作家の自筆原稿も展示されています。

 


滝道左岸を歩む。

俳人I隊員の一句。

           森の中陽の射す流れ水温む  (篤老)

 


箕面川の、コサギ。

 

        のどかなる春の岸辺にフイルムの

                日付けのごとく鷺は動かず

                            (倉益 敬)

 


獅子岩前にて。本日、参加戴いた18名の皆さんです。

 

               二度とない人生だから

               一輪の花にも

               無限の愛を

               そそいでいこう

               一羽の鳥の声にも

               無心の耳を

               かたむけてゆこう

               二度とない人生だから

               つゆくさのつゆにも

               めぐりあいのふしぎと思い

               足をとどめて

               みつめてゆこう

                        坂村真民「二度とない人生だから」

 


<滝道通行止め>解除後の大滝です。「瀧見橋」より、5ヶ月振りの眺望です。

 

          春浅し滝は自ら風を生む  (岡村昭則) 

 


昭和2年の鉄道大臣による、箕面滝の<日本百景>認定書です。ご存知でしたか?

現在、箕面公園管理事務所に展示・保存されています。

 


いよいよ本日のメイン・ワーク<山ゴミ回収ローラー作戦>の開始です。

滝道通行止め解除に伴い、約5ヶ月振りの再開で、この間、大量の不法

投棄物が滞留しておりました。

<大日駐車場前〜百年橋>までの河川敷に於ける参加者全員による回収

ローラー作戦です。キャリア十分の、ベテランK隊員がこれ見よ!とまず最初に、

府道より河川敷に飛び降りました。

 


次に、負けてなるかと飛び降りたのが、登山経験豊富で、屈強な中堅T隊員。

手際よく作業開始です。

 


その次に、シニア世代に負けるなんて、若者の恥!と、

意気込み飛び降りたのは一般参加のYさん。

背中に背負っているのは何でしょう?楽器かな?後々のお楽しみ。

 


私だって、負けないわよ!と回収作業を開始した、一般参加のMお嬢さん。

 


ここから、山ゴミ回収ローラー作戦の全面展開です。

 


<百年橋>に向かって、山ゴミをどんどん回収して行きます。もう、これは

回収競争です。ピヨンチャン2018オリンピックも顔負けです。

 


最後は登山歴40年に及ぶH隊員に締めて戴きました。

 

お陰樣で、箕面の山、川、自然が一段と美しくなりました。

淡い春の下、回収作業後の快い疲労感と共に、爽やかな気分になりました。

若い若い光る太陽が私達のこころに生まれたひと時でした。

みなさま、お疲れさまでした。ありがとうございました!!

       

                          全回収重量  48.5kg

 


さらに府道43号線上のゴミも根刮ぎ、回収です。そこまでやりますか!

もう、ぺんぺん草も生えませんよ(^0^)

 

           いつまでも

           美しくあってほしい

           私たちの箕面の山!

                    (箕面の山パトロール隊) 

 


ビジターセンターの、福寿草。

 

                     誰彼の幸い願う福寿草

              黄いろ輝く庭にたたずむ

                         (鳥海昭子) 

 


自然研究路7号線で、小休憩。K隊員より、栄養源として「飴」配布される。

 

           早春の喉にあったかハーブ飴  (布川直幸) 

 


エキスポの森の辛夷の蕾。

 

         眠りより覚めゆくごとし春の陽に

                辛夷は蕾の萼を脱ぎゆく

                          (酒井京子)      

 


エキスポの森・芝生公園にて。ランチ・タイム。PM12:15。

 

          二月尽清かな昼のレモンティ  (水田壽子)

 

エキスポの森の、ハクウンボクの新芽。

 

      春芽ふく樹林の枝々くぐりゆき

               われは愛する言ひ訳をせず

                          (中城ふみ子)

 


長谷山(標高568.2m)へ。

 

       上り下り多き道なり良く来しと

                 今の倖せにひたりて思ふ

                            (佐野悦子)

 

長谷山の、馬酔木の花。

 

<まあ、これがあなたの大好きな馬酔木の花?>妻もその灌木のそばに

 寄ってきながら、その細かな白い花を仔細に見ていたが、しまいには、

 なんということもなしに、そのふっさりと垂れた一と塊りを掌のうえ

 載せたりしてみていた。」

                 堀辰雄著「浄瑠璃寺の春」より

 


登山道の歩行を妨げる倒木。この倒木を処理して戴く参加者のYさん。

そうです、これがあの背中に担って戴いていた楽器とおぼしき<ノコギリ>でした。

正真正銘の「会津ノコギリ」でチエーンソーにも引けを取らぬ凄い切れ味です。

 


私にも出来るかしらん、と交代するYKさん。うあ!凄い切れ味ねと、感激!

 


だったら、私もやらせて頂戴い、お願い!とMさん。感動するわ!の一言。

 


え!そんな凄いの、では私にも、とkさん。最後まで引き、切り落とされ、

倒木処理は完了しました。かくて、三人の女性樵が誕生した次第です。

ご指導された皆さん、ご苦労さまでした。

 


これが三人の女性樵を急遽、育成した、「会津ノコギリ」です。

Y家に先祖代々から継承され、伝統技術に磨かれ、銘も彫られたノコギリで、

アフターケアの<目立て・鋸身の修正>が一番、難しいとのことでした。

 

エキスポの森・展望塔にて。暫し、童心に帰って大はしゃぎ!

 

             ♫ お山の大将

               俺ひとり

               あとから来るもの

               つき落とせ

               ころげて 落ちて

               またのぼる

               あかい夕日の

               丘の上  ♫

                        西条八十「お山の大将」

 

本日の「クリーンハイキング」は陽気とまではいかないにしても、穏やかな気候

の下、<山ごみ回収ローラー作戦>、<樵養成教室>等々のハプニングのイベ

ントができ、春浅いひと日を楽しく過ごすことが出来ました。お疲れさまでし

た。さて、この二月より、登山歴40年になる俳優・石丸謙二郎がNHKラジオ第

一で、パーソナリティを努める「山カフェ」と言う番組が始まったのをご存知

でしょうか。ここはNHKの広報に語らしたいと思います。「山のひだまりで、

朝日に輝く山々や森をながめつつ、コーヒーをいれてほっと一息。そんなひと

ときをイメージした番組ですだそうです。土曜日の朝の番組ですので、コー

ヒーを飲みながら、寛いだ気分で、耳で聞いて味わう山の楽しみも素敵だと思

うのですが、如何でしょうか。

         晴れし香のコーヒー遠山ほど霞み (野澤節子)

それでは皆さん、また三月にお逢いしましょう。

ご機嫌ようさようなら。

                コース担当者一同

                      (文責:森岡)

 

 

 

 

                  

 

 

    

                   

 

 

         

             

 

 

 

 

 

 

 



2018.02.21 天上ケ岳コース実施報告

午前9時、箕面駅に一般参加者12名、隊員10名の総勢22名が集合し、天上ケ岳に向け出発しました。

2月に入り長らく通行止めになっていた箕面大滝への道がようやく開通しましたので、今回は滝を経由して天上ケ岳に行くことにしました。

 

今日は、どんよりとした曇り空です。

 

瀧安寺広場で本日のコース説明、自己紹介の後、入念な準備体操をします。T隊員の指導でしこをふみました。

 

 

コブシ、桜やアオキのつぼみや芽吹きに、春の訪れが近いことを感じます。

 

 

 

2月に開通したのは左岸(山道)です。崩落箇所が整備されていました。

 

 

右岸は依然通行止めが続いています。左岸から右岸の崩落箇所が見えました。地肌がむき出しになって、崩壊のすさまじさを目のあたりにしました。現在も復旧工事が続けられています。

 

箕面大滝に着きました。今回参加された皆さんです。

 

大日駐車場付近にはゴミが散乱していました。

 

対岸の斜面も崩落が激しく、台風の傷跡が残っています。

 

百年橋でゴミを収集しました。

 

百年橋から始まる自然研究路2号線は倒木により、一時通行止めになっていましたが、現在は通行可能になっています。

 

尾根道を登り、11時半に天上ケ岳に到着しました。標高は499mで、役行者昇天の地との言い伝えがあります。

 

風が無く日当たりも良いので、ここで昼食をとることにしました。

 

午後は更に足をのばし、堂屋敷山に向かいます。堂屋敷広場から右手の踏み跡をたどると山頂はすぐそこです。

 

 

 

堂屋敷山はお椀を伏せたような形の標高553mの山です。山頂には3等三角点があります。

 

 

 

下山は来た道を折り返し、ビジターセンターへ向かいます。

 

ビジターセンターで休憩した後、ババタレ坂を登り、才が原林道経由で箕面駅に戻ります。

 

 

風の杜から下の高山道は、我々パトロール隊の有志が山道を整備し、安全に歩けるようになりました。

 

午後2時30分、全員無事に箕面駅に到着し、解散しました。参加された皆様お疲れ様でした。回収したゴミは6.8圓任靴拭次回の参加をお待ちしています。

 

天上ケ岳コース担当一同(報告者 TU)



2018.02.19 医王岩コース

 暦を見れば≪雨水≫の文字が…雪は雨に変わり、氷が解けて水になる…さて今日の箕面の山は・医王岩コースはどんな様子でしょう

クリーンハイキングの合間に探ってみましょう!

 家を出るときは真冬の服装でしたが駅前で一枚脱ぎ、少し重くなった荷を担ぎ元気に出発です。

            ゴミ袋・トングそしてストックも…大きなザックには美味しい弁当も入っています

 

 

瀧道下の箕面川は水も少し温んだのかな…鴨の動きも穏やか  見上げればリンボクに実がついています

 

 

いつも通り瀧安寺前の広場で、Mリーダーのコース説明の後、U隊員のリードでしっかり準備体操です

       今日の無事を願いつつしっかりと体をほぐします              上から辛夷の新芽が睨んでいますョ

 

 

さて出発❕❕❕

  すぐに見つけた小さい春かな?                  

                   瀧安寺石垣には…                           水温む…かな

 

 

今日は地獄谷を上り林道の才ヶ原池口へと進みます

            水あり                          上り坂あり                                  倒木もありの中を

  

 

才ヶ原林道を少し上り山道に入ります

           今日の色物・サザンカ        昨日の落とし物                           昭和の落とし物をつまみ出す

  

 

林道から山道に入ります

      以前に補修しロープを取付けた斜面の道です

                                   枯れ葉道山香ばしに守られて         (篤老)

 

今日は才ヶ原池上の日当たりのよい広場で昼食です

 

いつもご参加の方々から色々なデザートの差入れを頂きます…有難うございます

  Fサポーター様からホットティーとクッキー  雪の無くなった地面には緑の若草が芽吹いています

             

 

昼食後、ご参加の皆様方19名の元気なお顔です (一般参加者 9名  隊員 10名)

  今日は才ヶ原池周辺のいつもと違うポジションで撮らせて頂きました

 

                                           いつも静かな才ヶ原池二景

      

 

池の周辺では《春がそこまで》の様子です

         泥濘を踏んで歩んで春浅し   (篤老)                  池の上にせり出す馬酔木の花

 

 

この後、三石の前を経由して、今日は二十二曲がりを通って医王岩に向かいました

  ここにも根こそぎの倒木が…          二十二曲がりの上からの遠景…霞の中の市街地

 

 

歩き難い二十二曲がりの下りは注意しながらゆっくり下りました

    医王岩の前で回収したごみの集計です  今日は 3袋  約9kg 回収頂きました

 

普請池の横には焚火の跡がありました

                火気厳禁                      水鳥たちが≪ごくろうさ〜ん≫と出迎えてくれました

 

              

                               解散後、街中で見つけた小さい春です

  

 

厳しい寒さが少し和らいだ一日でしたが、昨年の台風21号の爪痕がまだ残る中、新しいゴミ・雨に洗われて姿を現した昭和のゴミを拾いながら、そして小さい春も探して歩きました。ご参加の皆様は如何でしたでしょうか?いいものも見つかりましたか?

お蔭様で少しづつですが箕面の山が美しくなっていきます。有難うございました。

  次回は3月19日(第3金曜日)です。ご参加お待ちしています。

                                                                  担当隊員一同

                                                                      (文責 稲田)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



2018.02.17 清水谷コースのクリーンハイキング

お知らせ

 

 今年も花粉症のシーズンがやって来ました。

 花粉症の人だけでなく、まだ症状が出てない人も早めに対策を心掛けましょう。

 今日は雪交じりの中元気に箕面駅を出発しました。

 

            さあ今日も頑張るぞー

 

            隊員さんで補修した所です

            どんなんかなー感想聞くとよかったですとの返事でした。

 

            気分良く歩き林道出口まで来ると大量の不法投棄、誰も見てないと思い

            道路から投げていますが、貴方の心が見てますよ、

 

        足元の悪い中リレーで上げてます、怪我しないで気をつけてね

            大変ですね、ご苦労さん

         こんなにも沢山、犯罪出す

 

 

 

            気を取り直し歩き始めました

            土砂崩れ気を付けて下さい、馬場たれです

            ビシターセンターで体操で身体をほぐして清水谷え

            ここにもゴミあるわよ

            個々もよ

 

            清水谷園地向かう途中です雪が激しくなって来ました

            東海道自然道に

            台風余波がまだまだ残てます

            ベンチが腐り落ちている、ここまでの補修に手がまいません

                スギ花粉製造場所嫌な色になてます

            5か月ぶりに滝にむかってます

        やぱり大滝はいいですね、久しぶりで見ることが出来ました。

            団子食べてるのを隙あればとねらってます

                才ヶ原林道出口の水仙

                才ヶ原林道出口ミツマタ咲くのを期待してます

                冬イチゴ

               ジンチョウゲ花が咲くのは3月ごろもう少しでいい匂いも

               楽しみに

     皆様、今日は寒い中有難うございました。いい御顔してますね。

 

箕面の山は駅から山が近くてそれに、四季折々にの美しい山並は心の安らぎや憩いの場を与えてくれます。

一昨年「明治の森箕面自然休養林」を利用者数が何と170万人訪れたとされます。(読売新聞より)

では、今の箕面の山の現状は、道は荒れ、路肩は崩れ、安全柵壊れ、壊れたベンチ落ちたまま、無理もな

ことです。 580ヘクタールもある山を 職員が二人から3人で担当 小さい規模の被害は 鋸 スコプ              

で対応している 苦しい現状です。 台風などが重なると被害の把握が追いつかない状態という。

箕面の山パトロール隊はサポーターの協力得ながら、訪れる方達が気持ち良く、楽しんで頂く、箕面の山にと

クリーンハイキングしながら、ゴミの収集し、不法投棄の回収したり、鋸、スコプ等で荒れた道、倒れた木

などの対応している。  それらの事は,動物、植物、の生息空間、水源地、土砂災害の防止、レクレーション等

の多様な役割を果たしているのではないでしょうか。

 お一人お一人のしている事は小さいかもしれませんが、長期的に見れば、大変なボランティア活動を

 しているのではないでしょうか。

 今日も皆様の活動によりお陰様26kgのゴミを収集する事が出来ました。

 また箕面の山が美しくなりました。

 大変有難うございました。

 次回の参加をお待ちしてます。

 

                       清水谷コース担当一同   掛水

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



2018.02.12 谷山谷コース

 昨日2月11日は建国記念の日。戦前は紀元節と言っていた。建国記念の日と言われても、一般の人にはなじみが薄い。ほかの国でも建国記念日のようなものはあって、独立記念日や体制が大きく変わった日が当てられているようだ。我が国の建国記念の日が戦前の天皇制と関わっているため、一部の間で賛否が分かれている。このことが国を挙げての祝いの日にならない理由だろうか。

 

 それはさておき、あと1週間も経てば、24節気の一つである雨水(今年は2月19日があたる)である。雨水とは雪が雨に変わり、氷が溶けて水になるという意味で、草木が芽生えるころで、春一番もこの頃吹くという。昔から農耕を始める目安になっている。しかし地球温暖化が叫ばれ、生活にも影響を及ぼしている現在では合わないところが多くみられる。

 

 さて、今朝TVを見ると午前中の雨の確率が60%にもなっている。本来ならクリーンハイキングは中止になる天候。しかし戸外に出て空を見ると雲一つない。そこでHPに実施のお知らせを載せる。

 

 集合場所の白島荘横には一般参加の方が14名、隊員が13名、27名と普段よりも多い参加者である。寒い日であるが、春の兆しを求めていざ出発。

 

 白島荘横の小川にクレソンらしき水草が繁茂

 

 薩摩池には少し水が入り始めた

 

 五藤池の堤を枯草が覆う。まだまだ春は遠い

 

 新薩摩池には水鳥が休んでいる。キンクロ、ホシハジロなど

 

 白姫神社前の花壇の水仙はまだ開花前

 

 神社横の広場でいつものようにハイキングの注意事項を説明し、準備体操で体をほぐして出発。谷山尾根を進んで勝尾寺南山を目指す。 

 

 神社横の広場で体操

 

 水神社本殿に向けて山道を上る

 

 山道には一昨日の雨でたっぷりと水を吸った土が昨夜からの冷え込みで霜柱を産み、2〜3cmに育った氷の柱があちこちで見られた。陽が当たると、たちまち融けてズルズルの状態になっていた。

 

 山道の融けずに残った氷柱が足元できしむ

 

 水神社本殿前でM隊員の説明を聞く

 

 本殿横の小さな社

 

 

 神社境内を抜けハイキングコースを進む。何か春を感じるものはないかと目を凝らして歩くが、見つけることができない。 

 

 ハイキングコースを進む

 

 枝先の新芽はまだまだ堅そう

 

 道端に小鳥の羽毛が散乱。獣に襲われたのか

 

 休憩ポイントで休む

 

 ヤシャブシの新芽。葉がでるのはもう少しかかりそう

 

 山道を進む

 

 勝尾寺南山手前の休憩ポイントで休む。ここから南山へはひと上り。ここには馬頭観音を彫った石碑が立っている。その横に緊急連絡の案内板が立っている。案内板の支柱が途中から左側に少し傾いている。何か当たって曲がったのか、それとも誰かが曲げたのか。簡単には治りそうもないのでそのままにする。

 

 勝尾寺南山手前の緊急案内板を囲んで。案内板の支柱が少し曲がってます

 

 南山には11時過ぎに到着。早速弁当を開けるが、空が曇り小雪が舞い始めたので早く帰途に就くことにする。

 

 南山頂上で昼食

 

 今日の参加者の皆さん

 

 帰りは久しぶりに谷山谷を通ることにする。谷山谷は下るにしたがって倒木が目立つようになる。

 

 ソヨゴの若い枝

 

 赤松に生えたキノコ

 

 根元から倒れたソヨゴ

 

 谷底まで降りると、いつも休憩場所にしていた広場のカラスザンショウの大木がなぎ倒されていた。このカラスザンショウは太さが40cm以上あり、皆が休憩場所の目印にしていた木です。

 

 倒れたカラスザンショウの大木

 

 倒れたカシの木を潜って進む

 

 道を塞いだスギの大木がカットされている

 

 川向うの斜面にも大量の倒木

 

 倒木を避けながら下る

 

 やっと見つけたヤブツバキの開花前の花

 

 谷山谷出口付近の最後の休憩場所

 

 今回久しぶりに谷山谷を下り、改めてコースが荒れていること、その原因となった昨年の台風21号の脅威を実感することとなった。コースにはまだまだ倒木で歩きにくいが、道を塞ぐような倒木は処理されており、注意して通れば問題ない。

 

 今日ハイキングしたところでは、春の訪れはまだまだ先という思いを持った。

 

 次の2枚は色の対比がきれいので載せました。

 

 枝に貼りついた緑色のキノコ?

 

 岩に生えた黄と緑色のコケ?

 

 最後にこれは山麓線のバス停近くの溝の写真。タバコの吸い殻がいっぱい(この後M隊員が回収)

 

 本日のごみ回収量は土のう袋3袋分と水道管のようなもので10.5kg。

 

 次月度は皿池公園集合で勝尾寺参道を上がります。ご参加をお待ちしています。  文責 H.T

 



2018.02.08 才川コース 実施報告

今冬一の寒波襲来で、才川の沢歩きは震え上がる寒さとなりました。にもかかわらず、24名(一般参加15名、隊員9名)のご参加をいただきました。谷筋は、とても厳しいコンディションでしたが、みなさん無事に踏破しました。それでは早速、この日の模様を紹介しましょう。

 

   厳しい冷え込みでできた氷柱のオブジェ。三つの鐘が、さわやかなメロディーを奏でているようでした

 

今回のルートは才川さかのぼり、才ヶ原池へ。昼食後、林道に出て池を遠巻きに歩き、谷山谷分岐から三ツ石を経由し、再び才ヶ原池へ。帰路は地獄谷を下り、姫岩から滝道右岸へ出て瀧道事務所前で解散しました。

 

 

      

   朝陽のなか、住宅街を抜けて才川入口へ      出発前、準備体操で身体をほぐすみなさん

 

 いよいよ、出発。足元に注意しながら、谷筋に向かいました。

                

            木漏れ日のなか、足元に注意しながら才川の上流へ   

                          

                                    ロープを補助に、急斜面を登攀

    

        谷の冷え込みは想像以上。流れには普段めったに見られない氷が張っていました                             

          

             一行は、ルートを遮る倒木を避け、そして乗り越え、さらに上流へ

            

                       目指す才ヶ原池はもう少し。霜柱を踏むと心地よい音が返ってきます

 

 この日も冷え込みは厳しく、流れにできた不思議な氷のオブジェが一行の目を愉しませてくれました。

                   

                足を止めて、不思議な氷の造形に見入る皆さん

 ここで、自然が創りだした氷のオブジェのいくつかを紹介しましょう。

                

             これ、なにに見えますか?人の顔に見えませんか?

 以下、氷のオブジェを並べてみました。

    

    

    

 

                         

              これは、タツノオトシゴでしょうか?

      

           千差万別の氷柱。その多様さには、ただただ驚くばかりです 

           

 氷の造形美にしばしの時を忘れた後は、才ヶ原池畔で昼食。その後、池を遠巻きに一周し帰路に。ここでは冬景色から一転、春の兆しを体感しました。

          

        池面の氷を眺めながらの昼ご飯。食後は温かい紅茶が冷えた身体を温めてくれました

         

             池面に 分厚く張り詰めた氷。スケートができるかも、との声も聞こえたほど

 

        

          細い崖路を経て谷山谷分岐、そして、三ツ石方面へ向かいます

 

 才ヶ原池の周辺を歩くと、あちこちで春の兆しを目にすることができました。

                

             木の葉を通して届いた陽光は力強さを増し、春近しを感じさせてくれました

         

            膨らんできたアセビの花芽           ヒサカキの花芽も御覧の通り

        

         早春の陽を浴びるクロモジの新芽        ダンコウバイの花芽も膨らみました

 この後、地獄谷を下り無事、下山しました。自然が創りだした氷の造形を愉しみ、春の兆しを感じながら歩いたハイキングでした。

    

     最後の難所、地獄谷の急階段を下ります     獅子岩をしり目に、下山するみなさん

 

 この日もパトロール隊員はコース点検をはじめ、ルート保全に努めました。そして、みなさんのご協力で50.1キロものゴミを回収できました。有難うございました。

      

       斜面に作った階段は好評でした                    見づらくなった案内紙は取り替えました

           

           才川では2か所のたき火あとを発見!箕面の山は火気厳禁です

           

              この日のゴミの回収量は50.1キロ、有難うございました

         

 最後は、参加された皆さんとの記念写真です。「寒いから、早く撮って⁉」との声も聞こえましたが、笑顔で納まっていただきました。

 

才川の谷筋は、今冬では最も冷え込みが厳しく、川の一部に氷が張り、様々な氷柱が予期せぬ楽しみをプレゼントしてくれました。けれどもそんな真冬の景色のなかでも、どこかしら春の息遣いを感じた一日でした。ハイキング前日の2月7日は「初午(はつうま)」。旧暦では農作業を始めるという日です。各地の稲荷神社では「初午祭」が行われ、いなり寿司を食するところもあります。暦の上では「立春」が過ぎ、各地ではすでに春の行事が始まっています。そして、そろそろ梅の便りも届きそうです。谷を歩いたみなさんは、厳しい寒さにもかかわらず、もうそこまで春が来ていると実感されたのではないでしょうか。 

 

 眼(め)がさめたように

 梅にも梅自身の気持ちがわかって来て

 そう思っているうちに花が咲いたのだろう

 そして

 寒い朝霜(しも)ができるように

 梅自(みず)からの気持ちがそのまま香(におい)にもなるのだろう。

                          八木重吉 「梅」

 

この日は、皆さんのご協力でたくさんの山ゴミを回収することができました。有難うございました。次回は38日(木)に行います。集合場所は阪急箕面駅前(9時30分)、才川入口(如意谷団地西側10時)の2か所です。多数のご参加をお持ちしています。

         担当隊員一同 (写真と文 竹内)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

      

      

           

           

           

              

         

 

 

 

 

 

 



2018.02.06.「東海自然歩道コース(不法投棄回収編)」実施報告。

     立春のことばうれしき日のひかり (森松 清)

暦の上では春はすでに立ちながら、余寒がまだまだ厳しく、唱歌の如く<春は

名のみの風の寒さ>の日々が続いています。しかし、俳人・後藤夜半の句のよ

うに「春立つ」の言葉のひびきが、ほのかな<暖かさ>、<明るさ>を漂わせ、

自ずと心が和みます。野や山々で木の芽、草花の蕾、野鳥の声などに出会えば、

一足早い春の訪れを実感できるかも知れません。

      ♫ 春よ来い  早く来い

        あるきはじめた みいちゃんが

        赤い鼻緒の じょじょはいて

        おんもへ出たいと 待っている ♫

                  相馬御風「春よ来い」

本日も早春の息吹を感じたく、一般参加者11名、隊員7名の総勢18名で

<東海自然歩道>に向かいました。

 


西江寺の、三椏の蕾。

俳人I隊員の一句。

 

           枝飾る蕾はじっと春を待つ  (篤老)

 


西江寺・境内にて。本日,参加戴いた18名のみなさんです。行程の平安を祈願しました。AM9:10。

 

            笑顔をもて登山をつなぐ仲間かな  (渡辺安酔)

 


西江寺本堂前の狛犬。今年は戌年です、我等が隊の平穏と飛躍も見守って

戴きたいと思います。

 

 「平安時代には<獅子狛犬一対>と呼ばれていました。当時狛犬には角があり、

  獅子にはなかったようですが、現在は区別もなくなり、<狛犬一対>と呼ば

  れています。そして、神様の前の狛犬一対は何も言わず、あうんの呼吸で、

  息を合わせて境内の警護をしています。」

                      白山神社宮司 山下裕嗣

 

西江寺境内に咲く、蝋梅の花。

 

      花の色濡れ落つやうな蝋梅の

              蕊に秘めたる香りいただく

                         (永原 知)

             

 


聖天展望台付近の広場にて。準備体操。AM9:30。

 

 

           ああ、しずかだしずかだ。
           めぐり来た、これが今年の私の春だ。

           むかし私の胸摶(う)った希望は今日を、
           厳(いか)めしい紺青(こあお)となって

           空から私に降りかかる

                         中原中也「春」

 


聖天展望台より仰ぐ、早春の空。

  

          早春の空のただならぬ燦めきは、

          地上をおおうほど巨(おお)きな斧の、

          すずしい刃の 光りのようにも思われた。

                             (三島 由紀夫)

 


<風の杜>へ。

                      

                          この道に早春着きし気配かな  (鈴木眞由美)

 


府道43号線<地獄谷>付近の山斜面の不法投棄物。

 


さらに落差約25mの谷底には電子レンジなど重量級の不法投棄物。

 


引き上げ回収の準備体制。落差の大きさに鑑み、ロープ伝いに下降します。

 


まず最初に、上部斜面の不法投棄物を隊員総力で引き上げ始めます。

 


さらに小投棄物も引き上げ始めました。急斜面につきロープによる引き上げ手法を

選択しました。

 


次に中央部の不法投棄物の引き上げに着手しました。

 



最後に、落差約25mもある谷底の重量級の不法投棄物の引き上げに着手します。

 


ロープが届かず、その重量級(電子レンジなど)不法投棄物を手に持ち、急斜面を

必死の思いでよじ登って行きます。

 


やっと引き上げロープの届く場所に到達。もう体力の限界、息も絶えだえ状態です。

 


最後の一踏ん張りです。

*このような一連の引き上げ作業は極めて危険ですので隊員のみで行っております。

                                                                                  

 


落差約25mの谷底より引き上げました全不法投棄物です。

 

            引き上げ全重量:92.5kg

 


こんなに美しい自然に戻りました!!

 

              いつまでも

              美しくあってほしい

              私たちの箕面の山!

                        (箕面の山パトロール隊)

 


才ケ原林道より望んだ、箕面の山々。

 

              二月や 峰争うて 雲の下  (原 石鼎)

 


雪の才ケ原林道を歩む。

 

          雪山路 踏み跡ありぬ 有り難き (岡村昭則)

 


才ケ原林道で出会った、<もず>です。可愛いですね!(写真:U隊員)

 

      朝の鵙するどく鳴けばわが舌が

               口いっぱいに満ちくる怖れ

                          (小島ゆかり) 

 


政の茶屋園地にて。ランチ・タイム。AM11:45.

 

        しみじみ食べる飯ばかりの飯である  (山頭火)

 


政の茶屋園地の雪ダルマ。

 

       かく生きてかく忘れられ雪だるま (有馬朗人)

 


東海自然歩道の<ぎふちょう橋>を渡ります。

 

        ♫ 春は名のみの 風の寒さや

          谷の鶯 歌は思えぞ

          時にあらずと 声も立てず

          時にあらずと 声も立てず ♫

                      吉丸一昌「早春賦」

 


東海自然歩道を歩む。

 

      風にさらわれた帽子を追いかけて森へ駆ける

      その時ふいによみがえるかすかに甘い記憶

      言葉もなく手を伸ばして やわらかな髪に触れた

      黒い水晶の瞳に 私だけを映して

                      小峰公子「二月の丘」

 


清水谷へ。

 

                            杉山へつづく轍や春浅し  (穴澤光江)

 

 


清水谷園地へ。

 

         残りゐる「ハ」の字の形われのもの

                    足跡辿り帰る雪道

                          (菊地幸子)

 


箕面川の「つらら」。

 

         崖氷柱 かすかな音に 育ちゆく (阿部みどり女)

 


箕面の大滝前にて。参加者のみなさん18名です。滝は、長い期間、く台風21号による土砂崩れ>

等に起因して「通行止め」となっていましたが、2月1日より左岸滝道が解除になり、約5ヶ月振

りの再会でした。

 

            人の世の 小さしと思ふ 瀧仰ぐ  (長谷山 由美)

 

本日は氷点下を割る厳しい冷え込みでしたが、山中に入るにつれて、気温は3℃まで

上昇し、風に冷たさはあるものの、小春日を思わせるうららかな日差しの下、快適

なクリーンハイキングとなりました。いたるところで早春の息吹が感じられ、春の足

音を聞くことができた一日でした。お疲れさまでした。本日は中国の方も参加戴き、

昨日は台湾のみなさんに参加戴く等、当隊もいよいよグローバル化してきました。

ささやかでも、爽やかな友好の輪を広げ、少しでも国際親善に繋がればいいと思います。

さて、登山家・深田久弥といえば名著「日本百名山」ですが、「名もなき山へ」も捨て

がたく、寧ろ、この著書に彼の登山観がよく表れているように思います。日本の山は

優しく崇らかな姿をし、微妙な美しさをもっていて、西洋の「挑戦・征服」観に比して

「親和」が相応しい。そして、四季折々の美しい装いを敏感にさとることができるのは

日本人だけで、それは無形の宝だ、とのこと。これは至言だと思います。

ともあれ、2月3日は「節分」でした。「節分」とは季節の移り変わるとき、(広辞苑)

だそうです。花咲く春よ来い!早く来い!

           鬼は外我が家に春の遅きかな (角川源義)

それでは皆さん、又、三月にお逢いしましょう。

ご機嫌ようさようなら。

               コース担当者一同

                     (文責:森岡)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      



2018.02.06 山の辺の道Aコースのクリーンハイキング

 日本列島が寒波に襲われている。大阪では雪は見られないが、寒い日が続いている。今朝は氷点下を下回り、一段と寒い。今冬の寒さはラニーニャの影響とのことだ。ラニーニャとは日付変更線から南米沿岸までの赤道付近の海面水温が平年より低くなる状態が1年近く続く現象で、ラニーニャ現象が起こると、日本列島では西高東低の気圧配置が強くなるという。ほかには地球温暖化が影響しているとの説もある。温暖化でチベット高原の気温が上昇すると、偏西風が蛇行し、冬季シベリアからの寒気が流入しやすくなるという。いずれにしても厳しい寒さが続いている。この寒さはまだまだ続くようだ。

 

 そんな寒さの影響か、今日の参加者は一般参加者4名、隊員3名の7名。駅前の広場で体をほぐして出発。

 

 滝道の商店街を上がり、途中マンション横の小道を抜けて川を渡る。車道を少し進むと箕面8丁目の住宅街。車道と車道沿いの溝のごみを拾いながら進む。

 

 溝のタバコ吸い殻を拾うNさん

 

 負けじとSさんも飴の包み紙を拾う

 

 住宅地の坂を上っていく

 

 寒さで排水管につららができている

 

 溝の水も凍りついている

 

 そんな中、お寺のロウバイは満開

 

 鉢植えのヒアシンスが芽を出してきた

 

 メジロは忙しくミカンの木の中を飛び回っている

 

 住宅地を抜けてやまみちに入り、小川口に出る。ここで一休み。

 

 小川口の緊急ポイントの看板を見る

 

 植木畑の続く丘陵地帯に出ると、視界が開け遠く生駒の山が望まれる

 

 畑には多くのロウバイが植えられ、今が盛りと咲き誇っている

 

 スカイアリーナが見えてくる

 

 一列に並んで水のごみ拾い

 

 今日は寒いのでクリーンハイキングを早めに切り上げる。山麓線上のいつもの場所に回収ごみを置き、新稲の一本杉には寄らず駅前への帰路を急いだ。

 

 今日の回収ごみは土のう袋2袋、3.9kg、たばこの吸い殻は361本、9時半出発、11時半帰着の2時間のクリーンハイキングであった。次回はBコースになります。集合場所は箕面駅前です。

 参加していただいた皆さん、寒い中ごくろうさまでした。      文責 H.T



2018.02.02 六個山・ようらく台コース 実施報告

この日の朝、冬木の枝の雨滴が、朝陽を受けて宝石のように輝きました。まるで夜空にきらめく星のようでした

 

2月のクリーンハイキングのトップを切って、「六個山・ようらく台コース」を実施しました。この日は、連日の厳しい冷え込みにもかかわらず、20名(一般参加11名、隊員9名)のご参加をいただきました。山は冬真っ只中。それでも密かに近づいてくる春の兆しを感じながら歩いた一日でした。では早速、その模様を紹介しましょう。

 

長らく通行止めが続いていた滝道左岸が、今月から通行可能となりました。残念ながら、この日は大滝方面とは別方向。後ろ髪を引かれる思いで、六個山を目指しました。

    

     滝道左岸ルートの開通を知らせる箕面駅前の看板を横目に、瀧安寺に向かう参加者の皆さん

 

 この日は、瀧安寺で準備体操後、桜谷を登り望海の丘からハート広場を迂回しわくわく展望台へ。昼食後、六個山に登り、西尾根を下山しました。

                       

                

                  瀧安寺広場で準備体操

    

                          身体がほぐれたところで桜谷へ                                              

                        

                谷筋の急斜面をゆっくり、慎重に登りました

 

 桜谷を登り、望海の丘で小休止。早朝の濃霧は晴れましたが、期待していた大阪平野の眺望はいま一つ。それでも、膨らみ始めた冬木の先の芽に、春が近くなったなと話が弾みました。

      

            膨らみ始めた木の芽。左からモミジ、サクラ、ドウダンツツジ

 

       

             休憩後、弾んだ息遣いが収まって、一行はきのうの雪が残る道を、わくわく展望台へ

                               

                   展望台から臨んだ北摂の町は霞んでいました

 

 早春を思わせる陽光が降り注ぐわくわく展望台では近づく春の話題で盛り上がり、一段落して昼食です。この日は、みなさんのお弁当を拝見させていただきました。どれも美味しそう。その力作ぶりをご覧ください。

                 

                       よもやま話に花が咲く昼食風景

 皆さんのお弁当をちょっと拝見‼

      

 

      

 

 腹ごしらえが終わって、いよいよきょうの掉尾を飾る六個山へ向かいました。

                

   

                

              食後の登攀は辛そうでしたが、みなさん頑張りました

 

             山頂での記念写真です。これが地獄から天国の顔?

 

 山頂で休憩後、西尾根を下山。お疲れ様でした。

     
       急階段を一歩一歩、慎重に        この坂を下れば西尾根ルートも終わり

 

 この日は、隊員が防火看板を設置したほか、皆さんのご協力で2キロのゴミを回収することができました。ありがとうございました。

      

         防火看板を設置する隊員        みなさんに拾っていただいたゴミを回収

 

 「冬来たりなば、春遠からじ」を感じた木々の花芽や早春の花々。春はもうそこまでやってきています。

        

                春の兆しを告げる花芽が膨らんだコブシ(左)とアセビ

    

              いまが盛りのスイセン              咲き始めた早春の花ロウバイ

 

記録的な寒波の襲来で、凍えるような日が続いています。けれども23日は節分、そして翌日は立春。暦の上では、もう春です。辛く長い冬も、そろそろ終盤に近づいて、季節は主役の座を春へと明け渡す準備を始めたようです。

この日歩いた山道でも、心なしか膨らんだ冬木の芽や蕾、樹間から届いた陽ざしに、近づく春の気配を感じることができました。そして、所どころで目にした「小さい春」が、寒さで固まっていた気分を和ませてくれました。「春よ来い、早く来い」と、もどかしい気持ちで歩いたクリーンハイキングでした。

 

 冬を運び出すにしては

 小さすぎる船です。

 

 春を運びこむにしても

 小さすぎる船です。

 

 ですから、時間が掛かるでしょう

 冬が春になるまでは。

 

 川の胸乳(むなぢ)がふくらむまでは

 まだまだ、時間が掛かるでしょう

          吉野 弘 「二月の小舟」

 

最後に素敵な出会いを紹介しましょう。水ぬるみ、動き出した小魚を狙うカワセミです。青い背中、そして腹部の橙色。その美しい姿が、下山後の極上の癒しとなりました。

 

それでは次回、3月2日(金)にお会いしましょう。

                               担当隊員一同 (写真と文 竹内)

 

 

             

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



2018.01.25.「明ケ田尾山コース/新雪編」実施報告。

     気象図の線美しく寒波来る (右城暮石)

<大寒>の前後は例年、寒波に襲われ、雪と寒さの<真冬>の日々が

続きます。冬の詩人・高村光太郎はその樣を「冬だ、冬だ、何処もか

も冬だ、見わたすかぎり冬だ」ときっぱりと、力強く、そして、その

「寒さ」さえも壮麗に謳っています。また、この冬を<忍耐の季節>

と捉えた俳人もいましたが、堪え忍ぶことができるのは<春>遠から

じ、の思いを抱くからかも知れません。<立春>も視野に入りました。

真冬とは言え、野山に踏みいれば、ほのかな「春」を呼びよせること

ができるかもしれません。

      ♫ 嵐吹きて 雲は落ち

        時雨降りて 日は暮れぬ

        若(も)し燈火(ともしび)の 

        漏れ来ずば

        それと分かじ 野辺の里 ♫

                     文部省唱歌「冬景色」

本日も真冬の野山に「春」を呼びに、一般参加者8名、隊員9名の総勢

17名で小雪散らつく中、<鉢伏山>(標高604m)に向かいました。

 


<箕面の山パトロール隊事務所>前にて。本日、参加戴いた17名の皆さんです。

 

      「寒いね」と話かければ「寒いね」と

                  答える人のいるあたたかさ

                             (俵 万智)

 


<箕面の山パトロール隊>の事務所名の表示を新たにして戴きました。

これにて名実ともに「業務」と一致し、皆様にいっそう、ご理解戴け

ると思います。今後共ご協力をお願い致します。

 

           年新た心新たにつつしみて  (山口青邨) 

 


西江寺の、センリョウ。

 

       千両も万両も実を輝かせ

               長者にあらぬ身は庭を掃く

                           (大下一真) 

 


西江寺境内に咲く、蝋梅の花。

 

           蝋梅や雪うち透す枝のたけ  (芥川龍之介)

 


聖天展望台へ。

 

             どいてくれないかな

             木の葉は

             言葉にならない

             そんな要求の前に

             少しずつ枯れ

             少しずつ落ちていった

             

             木の葉がいたたまれなくなって

             落ちていくのを

             冷たい自分の

             ひとつの仕打ちのために

             おびただしい悔いが

             降りつもるのを

                       石垣りん「枯葉」 

 


聖天展望台付近の広場にて。準備体操、雪が本格的に降り始めました。AM9:20。

 

          冬の朝 白が奏でる シンフォニー (尾上有紀子)

 


府道43号線〜<風の杜>までのトレイルの整備が完了しました。昨年より着

手し、本年1月21日まで、行政の許可を得て、当隊の<箕面の山方面コース>

チームの皆さんが整備したものです。

 


近畿中国森林管理局より提供戴いた、木材。これらをトレイル整備に使用して

います。

 


整備に使用する木材を担い運ばれる「箕面の山方面コース」チームの皆さん。

こうした人海戦術により整備されました。

*当該「写真」は1月21日の作業当日のものです。

 


「風の杜」付近の、トレイル整備も完了。

 

  箕面の山の美化、自然環境の保護・保全、その信念に揺るぎなし!

                       (箕面の山パトロール隊)

 


雪の才ヶ原林道を歩む。

 

        ♫ 淡雪のやさしい影よ

          眉をぬらして

          まばたきしたら すぐ消えて

          なごりはうすい 露ばかり ♫

                       萩原四朗「淡雪のワルツ」

 


山ゴミを回収される参加者の皆さん。

寒風が吹き、雪が散らつく中、ありがとうございました。

7.1kgも回収戴きました。ご苦労様でした。

 

            いつまでも

            美しくあってほしい

            私たちの箕面の山!

                     (箕面の山パトロール隊)

 


雪のババタレ坂を下る。

 

         つまづかぬ一歩一歩や冬の朝  (稲畑汀子)

 


ビジターセンターの、「つらら」。

 

       山峡を好みてわれはのぼり来ぬ

               雪の氷柱のうつくしくして

                            (斎藤茂吉) 

 


<氷柱刀>で戯れる参加者の皆さん。

俄に<大衆演劇>を演じられました。拍手、喝采!

 

「親の仇だ!いざ尋常に勝負いたせ!」⇔「来ませい、相手となる。身の程知らずめ!」

 


ビジターセンターの、雪のサザンカ。健気に咲き残っていました。

 

        山茶花の花光るときわが心

               透明となりて歩みゐたり

                           (長谷川 明人)

 


市道箕面五月山線にて。猛吹雪の中を歩みます。

 

       雪の結晶は天から送られた手紙である

                        中谷宇吉郎著「雪」より 

 


長谷橋にて。参加者の皆さんが作られた、「雪だるま」。

 

        人去りて泣き顔になる雪だるま  (横内かよこ) 

 


雪の自然研究路7号線を歩みます。

 

         山幾重その奥にまた山眠る  (岡村昭則)

 


猛吹雪の、自然研究路7号線。

俳人I隊員の一句。

          ごうごうと風が枝きる冬木立  (篤老) 

 


エキスポの森の、木蓮のつぼみ。

 

          木蓮の蕾みて綿毛優しかり  (池田幸恵)

 


エキスポの森「花の谷休憩所」にて。ランチ・タイム AM11:40。

 

          時がしずかにふりゆくさまをききながら

                  ショコラ細工の冬森にゐる

                              (山崎郁子) 

 


エキスポの森の「芝生公園」へ。

 

          ♫ 紫けむる 新雪の

            峰ふり仰ぐ このこころ

            麓の丘の 小草を敷けば

            草の青さが 身に沁みる ♫

                        佐伯孝夫「新雪

 

700
エキスポの森・芝生公園にて。PM12:10。

 

              上の雪

              さむかろうな。

              つめたい月がさしてゐて。

 

              下の雪

              重かろうな。

              何百人ものせてゐて。

 

              中の雪

              さみしかろうな。

              空も地面(じべた)もみえないで。

                           金子みすゞ「積もった雪」

 


エキスポの森にて。童心に還って、はしゃぎながら「雪だるま」を全員で

つくりました。

ここは、もう、メルヘンの世界です。楽しい、美しい想い出になればいい

ですね。夢と一緒にいつまでも。

           

         雪だるま転がしてゆく雪の上   (山田六甲)

 


完成した、皆さんの作品です。それぞれ、個性ある「雪だるま」になりました。

 

         雪だるま暖かい日の想い出に  (廣瀬結麻)

 


鉢伏山へ。積雪5cm。気温ー2℃。

 

         歩くほど冬ざれて来る景色かな  (石川順一)

 

  

積雪が5cmを超え始めましたので、アイゼンを装着しました。

 

       ♫ 吹雪のする日はほんとうに辛い

         アイゼンつけるに手がこごえるよ

         雪よ岩よ我等が宿り

         俺たちゃ 町には住めないからに ♫

                        西堀栄三郎「雪山讃歌」

 


鉢伏山・山頂付近の、樹氷。

 

        春を待ちきれず樹氷を咲かす木よ (村越化石)

 


さらに鉢伏山へ。積雪7cm。気温ー4℃。

 

         吹き抜ける風の尖りて冬ざるる (中山泰山)

 


鉢伏山・山頂付近の、ツルウメモドキ。

 

         天に雪嶺路のおどろき蔓もどき  (石原八束)

 


鉢伏山・山頂(標高604m)に到達。PM12:45。

 

                           山よさよなら ご機嫌宜しゅう

         また来る時にも 笑っておくれ

         また来る時にも 笑っておくれ

                         西堀栄三郎「雪山賛歌」

 

日本列島を上空の寒気と強い冬型の気圧配置により、大寒波が襲い、極寒の日々が

続いていますが、本日はこの冬一番の寒い朝でした。さらに、日中も殆ど、気温が

上がらず、山中では氷点下に、さらに雪に、寒風に身を晒され、厳しいクリーンハ

イキングとなりました。が、吹雪に霙に、はたまた風にも負けず、元気に無事に

完歩致しました。が、殊に、白銀の、メルヘンのような世界でワイワイガヤガヤと

皆さんと楽しく雪合戦や雪ダルマで遊んだことは忘れられない思い出になること

でしょう。お疲れさまでした。さて、埼玉に在住されている登山家で俳人の岡本

昭則さんには懇意にして戴いているのですが、<日本の公園の父>と称される「

本多静六博士>の人と業についてお教え戴きました。<老人が安穏怠惰な生活を

送ると人生の退歩になり、生ある限り、向上し、社会奉仕をすべきで、人生最高

の幸せは他人のために働くことで、それ以外にない>と言う趣旨の名言を残されて

いるそうです。我等が「隊」の基本精神にも合致し、少し意を強くした次第です。

人生最高の幸福は兎も角も、小さな幸せを求めて、今年も邁進したいと思います。

          平凡を大切に生き去年今年  (稲畑汀子)

それでは皆さん、また二月にお逢いしましょう。

風邪などめさぬようにご自愛ください。

ご機嫌ようさようなら。

             コース担当者一同

                     (文責:森岡)

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

     

 

                     

 

    

 



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