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2019.11.01 六個山・ようらく台コース  実施報告

晩秋の陽を浴び、燃えるように浮かび上がったモミジの紅葉。箕面の山でもいよいよ錦秋の季節が始まりました

 

 11月初日の朝は、絶好のハイキング日和となりました。澄み切った青空の下、集合場所の箕面駅には18名(一般参加11名、隊員7名)の皆さんが集まりました。あちこちで木々が色づき始め、初冬の到来も近づいたと感じた一日。それでは早速、報告しましょう。

 

 この日は、久しぶりにロングコースを歩きました。ルートは、瀧安寺広場から落合谷を登り、十二曲がりを経てようらく台で昼食。その後ドライブウェー経由で六個山に登り、西尾根を下って教学の森入口に下山、ここで仮解散しました。

 

定刻に箕面駅を出発、晩秋の朝陽を浴びて瀧安寺広場に向かいました

 

 瀧安寺広場で準備体操を済ませ、一行は滝道右岸からトンネルを抜け落合谷へ。後鬼谷の急登が待っていました。

 

コース説明後、準備体操を済ませ、一行は滝道右岸を歩き落合谷へ

 

トンネルを抜け川を渡りブッシュを抜けると、いきなりの急登が待っていました

道の左は谷。時には瓦礫に足を取られヒヤリとすることも。慎重にガレ場の坂を登ります 

 

岩場の横を縫うように進み、倒木が折り重なる斜面を登る一行

 

 落合谷を登り切ると、風が渡る稜線に出ます。間もなく出会った大ケヤキに元気をもらい、三叉路を左折。十二曲がりからようらく台へ向かいました。 

  

涼風が吹き抜ける稜線を歩く一行の頭上には、抜けるような青空が広がっていました

周囲を覆うようにたくましく枝を広げる大ケヤキ。朝陽を背にそびえ立つ巨大な姿は、まるで森の主のよう

 

E2分岐付近からの眺めはいまひとつ。足を止めずに十二曲がりへ向かいました

 

 ここで、この日出会った、晩秋の花々、木々の紅葉、色づいた草木の実のいくつかを紹介しましょう。

【晩秋の花々】

  

(左から)シュウメイギク、コウヤボウキ、ナワシログミ

【紅葉・黄葉】

  

(左から)ナンキンハゼ、コシアブラ、ケヤキ

【草木の実】

  

(左から)マムシグサ、ヤブムラサキ、コマユミ

  

(左から)ガマズミ、ツルリンドウ、シロダモ

【番外・茸類】

  

(左から)イヌセンボンタケ、ホコリタケ、ツチグリ

 

 閑話休題。一行はようらく台で昼食を摂り、ドライブウェーからゴルフ場沿いを歩き林道へ。目じるしのケルンから六個山の登山口に入り山頂へむかいました。

 

昼食場所は陽射しを遮る東屋の中、日陰、日向の草上など人それぞれ。ランチタイムのスケッチです

  

食後にふるまわれた紅茶。温かい飲み物に癒されました。ご馳走様でした

昼食後、ドライブウェーを歩き、ススキの穂が風に揺れるなか、六個山に向かいました

  

石澄川を渡り、六個山の北斜面を登る一行。山頂までもうひと踏ん張りです

  

晩秋の陽射しが降り注ぐ六個山山頂。木陰を選んで思い思いに休息を取りました

 

 山頂で英気を養った一行は西尾根を下り、教学の森入口に無事下山。ここで仮解散しました。

この日は黄砂が舞い、山頂から見た大阪平野は霞んでいました

  

山頂で一息入れた後は西尾根を下り、仮解散場所の教学の森入口へ。全員無事、下山しました

 

 この日は皆さんのご協力で、古タイヤを含めて48キロものゴミを回収することができました。有難うございました。

  

(左から)ゴミを拾うサポーターのTさん、Sさん、H隊員

 

みなさんの協力で、川に投棄された古タイヤ4本を回収しました

 

 月が替わり、早いもので今年も残すところ2カ月になりました。長かった残暑もいつの間にか終息し、ようやく秋が訪れたと思う間もなく一気に季節が進んで、1週間後には早や冬の始まりをいう「立冬」がやってきます。11月は旧暦では霜が降りる月を示す「霜月」。さすがにこの時期に箕面に霜が降りることはありませんが、北国や高山からは雪の便りが届く時候です。

 季節は晩秋から初冬へ。今朝の気温も一桁近くまで下がり、冬が近いなと感じる朝となりました。この日歩いた箕面の山もずいぶんと秋色を深め、燃えるような木々の紅葉が山を染める日も近いと感じたハイキングでした。

 

 われらまもなく冷たき闇に沈むらん。

 いざさらば、束の間なりしわれらが夏の強き光よ!

 われすでに聞く、中庭の甃石(いしだたみ)に

 悲しき響きを立てて枯枝の落つるを。

 −C・ボードレール「秋の歌(1)」(村上菊一郎訳)から―

 

 最後は、参加された皆さんの記念写真です。お疲れ様でした。

 

 12月は大掃除大作戦実施のため、当コースはお休みです。次回は1月4日に実施します。それでは新年にお会いしましょう。みなさん、良いお年を。

                   担当隊員一同 (写真と文 竹内)

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 



2019.10.31.「トレイル整備(西江寺〜聖天展望台)」完成報告。

秋の深まる31日、第3回目の<西江寺〜

聖天展望台>までのハイキング道の整

備を行政の許可を得て、行いました。

今回を以て当該ルートを完成すべく、

隊員10名は意気軒昂たる姿で作業

現地に向いました。

 


聖天展望台付近の広場にて。

AM9:45.

現場総指揮官のK隊員より、本日

の作業手順&役割分担の説明を受

ける隊員のみなさん。

 


聖天展望台下の保管されていた丸太木。

行政より戴いた残材で本日の整備に使

用します。

 


この残材31本を隊員が手分けして

運び出します。

直径15cm、長さ1m50cmの

丸太木です。肩にずしりとその重

みが掛かります。

 


この丸太木、二本を担いで、

約300mの坂道を下ります。

 


担いで来た、丸太木を荒れたハイキング

道に一定の間隔を開けて、配置します。

 


配置した丸太木を固定し始めます。

 


丸太木の穴開けには、今回も<makita製

充電式インパクトドライバーM697D>

が威力を発揮してくれました。

直径9mmの穴を瞬時に開けます。

 


開いた穴には鉄筋を打ち込みます。

この鉄筋は直径10mm、長さ40

cmです。直径9mmの丸太木の穴

には最適です。

丸太木の両端をこの鉄筋で固定さ

せます。これでかなり強固になり、

雨水による土砂流れの防止となり

ます。

 


全員で丸太木を固定させています。

晩秋とは言え、本日は気温も高く、

いよいよ汗ばみ始めました。

 


夏同様の気温となり、背中に汗が

流れ始め、もう、水分補給です。

同時に、藪蚊の襲撃です。

 


西江寺〜聖天展望台の中間ルート

の完成!です。

 


流水用のU字溝の大掃除の開始です。

長年に渡り土砂が長さ5m、深さ40

cmの溝を完璧に埋め、機能不全。

 


渾身の力を振り絞って回復させました。

 


横断溝の、並目の溝蓋を被せて

完了です。

 


次に、西江寺への下りルートの整備です。

同様に丸太木を配置していきます。

 


同時に土砂で完全に埋もれた側溝の

清掃を行います。水路確保の為。

これもなかなかの重労働です。

殊に距離の長さに閉口しました。

 


西江寺への下りルートの整備完了です。

 


ランチ・タイム。AM11:50。

秋晴れの下での、暫しの憩いです。

NHKラジオの「ひるのいこい」が

流れて来そうな気分です。

 


午後の作業の開始です。

聖天展望台方面への上りルートの

開始です。

 


このルートも歩行に注意を要する為、

丁寧に慎重に作業を行いました。

 


聖天展望台への最寄りの坂ルートで

の作業です。

 


長時間の作業の為、疲労度が

限界に達しつつあります。

が、克己!です。

 


このルートも整備完了!です。

全長で31階段が出来上がり、水切りも

土砂の流れも防止でき、ハイカーの皆さ

んが安全に快適に歩くことが出来るよう

になりました。

 


同時併行で、周辺の雑草刈りにも

余念がありません。

 


引き続き、雨水の流れ確保の為、側溝の

整備です。

 


雑草刈り&側溝整備の完成!です。

見事な出来栄えです。

「安全」、「安心」の文字が透けて

見えるようですね。

 


本日、当該ルート整備の完成に

尽力を戴いた10名のみなさん

です。

汗や蚊に悩まされた上に、長時間

の重労働でしたが、「完成」を

目にすると、達成感、充実感で

心が満たされました。

帰路、10人の後姿を山麓の自然が

秋色に染めあげていました。

ご苦労さまでした!

ありがとうございました!

 

ボランティア活動後に熱きもの

   希望のごとく頬にのこれり

         (桐原京子)

報告:森岡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



2019.10.26 石澄の滝コース  実施報告

雨滴を光らせて咲くツリガネニンジンの花。薄紫色のツリガネの形をして、山里にひっそりと咲いていました

 

 未明の雨が上がり、時おり薄日が射し込む曇り空のなか、集合場所の箕面駅前には18名(一般参加12名、隊員6名)の皆さんが集まりました。日増しに秋色が深まるなか歩いた一日。それでは早速、その模様を紹介しましょう。

 この日は平和台の住宅地を抜け、スカイアリーナを経て山麓線(府道9号箕面池田線)の東畑交差点から石澄の滝へ。休憩後、急斜面を一気に登り、海の見える丘から教学の森で昼食を摂り、わくわく展望台を経由し平和台北口へ下山しました。

 

定刻過ぎに箕面駅を出発。最初の平和台住宅地のアップダウンを歩いて足慣らし

 

川べりの道から住宅街を外れ、新稲の里へ。晴れの予報が見事に外れ、あいにくの曇り空

スカイアリーナ前の広場で準備体操するみなさん。万歳ポーズで深呼吸

  

府道9号線を西へ。東畑交差点から石澄の滝を目指し、間もなく滝入口のゲートに到着

  

ここからは石澄川沿いの道をさかのぼって進みます。谷からは、瀬音が絶え間なく届きました

 

 石澄川に沿って谷間を遡ると、石碑や崩れた廃屋や廃坑跡に出会います。ちょっと神秘的な雰囲気が漂い、ここが北摂のミステリースポットと言われていることを実感します。

 

やがて現れた石仏の祠。神秘的な雰囲気を味わいながら、祠のそばを流れるせせらぎを渡りました

倒木やゴロタ石が行く手を遮る荒れた川沿いの道を進むと・・・

 

倒木に破壊された家屋や、かろうじて立つ小屋。その姿が哀感を誘います

 

さらに進むと廃坑址。かつては銀や銅などが採掘されていたといいます。廃坑そばの広場で一休み

 

 廃坑址を臨む広場で休憩後、きょうは足場が悪いため、岩場の登攀はやめ、近くの坂を登るとこにしました。

雨後の岩場の登攀を避け、廃坑そばの急斜面を登りさらに上流へ向かう一行

 

坂を登りきると今度は渡渉。その先に、現れた廃屋も、無残な姿を晒していました

 

 ここで、この日に出会った深まる秋のいくつかを紹介しましょう。

草の葉にできた水晶のような水玉。未明に降った雨が作り出した自然の造形の妙です

【秋の花々】

 

(左から)ジュウガツザクラ、セイタカアワダチソウ、イヌタデ

  

(左から)ナンテンハギ、コウヤボウキ、マルバルコウソウ

【秋の実り】

  

(左から)ホウ、コブシ、ノブドウ

【紅葉・黄葉】

  

(左から)ドウダンツツジ、フジ、サクラ

【番外編・蝶】

 

(左から)アサギマダラ、モンシロチョウ

 

 閑話休題。廃寺や廃坑跡を通り過ぎると、石澄の滝に行きつきました。岩を滑るように流れる水の姿は、箕面の大滝の男性的な豪快さとは異なり、女性的な繊細さを感じます。

岸壁を滑るように流れる滝の姿は、白い糸が繋がったようで、趣のある風情を見せていました

 

 滝の姿に見入ったあとは、急峻な坂を一気に登り、海の見える丘を経て教学の森でランチタイムです。

 

滝の見える川原からガレ場の急坂、滑りやすい土の斜面を登り、海の見える丘へ

 

急坂を登ると、一気にお腹の虫が騒ぎ出しました。ご馳走を頬張れば、自然とよもやま話が弾みます

 

 お弁当に舌鼓を打った一行は、わくわく展望台を経て平和台北口に下山し、仮解散しました。
 

時間を忘れ、わくわく展望台から大阪平野の眺望を愉しむみなさん

 

わくわく展望台から平和台北口公園までは一気の下り。全員無事下山し、解散しました

 

 この日は、みなさんのご協力で、7.5キロのゴミを回収しました。有難うございました。

  

 

 住宅街から一歩入ると、散在する廃屋や廃寺が無残な姿をさらしていました。その光景は、時間が止まったような不思議な気持ちを呼び起こします。そして、かつてここで営まれた生活に思いを馳せると、過ぎ去った時間の感傷とともに人々の営みの虚しさを感じます。

  野の花の数が減り始め、紅葉が山を飾るという二十四節気の「霜降」も過ぎました。この日は雲が広がり、坂を登ると汗ばむような蒸し暑さでしたが、訪れた石澄の滝や周辺の山里に、深まる秋を感じたハイキングでした。

 

 お花が散って 実が熟れて

 その実が落ちて 葉が落ちて

 それから芽が出て 花が咲く

 そうして何べん まわったら

 この木は御用がすむかしら

     ―金子みすゞ「木」−

 

 最後は、みなさんの記念写真です。素敵な笑顔が並びました。

 

次回は11月23日(土)に実施します。集合場所は9時30分阪急箕面駅前です。多数のご参加をお持ちしています。

                                   担当隊員一同 (写真と文 竹内)

 

 

  

  

 
 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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