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2014.09.07 「六個山・五月山コース」実施報告。

   秋たつや 雲はながれて 風見ゆる (三浦樗良) 
暦の上ではすでに<立秋>も<処夏>も過ぎ、晩夏輝く九月に
なりました。北摂の山々にも早や「小さい秋」が見られるように
なり、耳を澄ませば、ひそかに、すずやかでやさしい秋風の気配
が感じられます。季節が変わる、その速さを思わずにいられません。
これからは、箕面の山々を歩き、爽涼の中に、順次、秋の花暦
を楽しみましょう。
  ♪ 誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが みつけた
    ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた
    めかくし鬼さん 手のなる方へ 澄ましたお耳に
    かすかにしみた 呼んでる口笛 もずの声
    ちいさい秋 ちいさい秋 ちさい秋 みつけた ♪
             サトウハチロー「ちいさい秋みつけた」
本日も、四方の山々に<新涼>を求めつつ、木々、花々、野鳥、風、雲
など自然風物の中に<ちいさい秋>を見つけに、一般参加者12名、
2団体・企業16名、隊員10名 総勢38名で六個山を目指しました。

龍安寺広場にて。
インストラクターのN隊員による本格的な準備体操に全員が熱心
に取り組みました。また、ヤマト運輸労働組合北大阪支部、マウンテン
バイク友の会のみなさんの、若さ溢れる、ユーモラスな自己紹介に
爆笑が起こり、一挙に輪が和みました。その若さが眩しいのです。
でも、シニア世代も心は青春ですよ!

箕面川の川床。せせらぎを聴きながら、浴衣着て、舌鼓を打つ。
贅沢な時間をどうぞ。これも夏の風物詩になりました。
   夏料理 風添へられて 運ばるる  (黛 まどか) 

滝道の<高砂百合>。朝風に可憐に揺れていました。
<しら百合の君>と言われた明治の歌人・山川登美子を想起
してしまいました。
  髪ながき 少女とうまれ しろ百合に
           額は伏せつつ 君をこそ思へ
                    (山川登美子)


「学問の道・時習堂」にて。本日、ご参加戴いたみなさんです。
小学生対象の「子供 論語塾」が開催されており、貴重な古典の
書籍が多数、収蔵されています。本日は、特別に早朝に開館して
戴きました。ありがとうございました。   

滝道より仰いだ大空。人を画家や詩人にしてくれそうです。
そこで、俳人 I隊員の一句。
   青い空 つくつく法師の 声響き  (篤老)

石子詰め登り口。本日の最難所。約0,5kmの登りが続きます。
ガンバロー!負けないで!
♬ 負けないで ほらそこに
  ゴールは近づいている
  どんなに 離れても
  心はそばにいるわ
  感じてね 見つめる瞳 ♬
             坂井泉水「負けないで」

三国峠にて。この山頂から「長谷山」が望めます。
 
  峠に 人が通る それだけ
  三日に一度、あるいは五日、十日にひとり通る
  という、それだけのー
  −それだけでいつも峠には人の思いが懸かる
  そこをこえてゆく人
  そこをこえてくる人
             石垣りん「峠」より


ようらく台園地にて:ランチタイム 12:15
箕面の牧野富太郎博士とも呼ばれるT隊員から、箕面の約160
種類に及ぶ「茸」のお話を伺いながらのランチ。参加者からの質問
はなべて<食べられますか?>。爆笑!!Sさんから、デザートに郷里・愛媛
のお土産「銘菓・タルト」の差し入れ。ご馳走さま、紅茶にピッタリでした。
    ♬ 山には山の 歌があり
      花には花の 夢がある
      面影映す  いわかがみ
      秘かに  咲いて
      誰れを 待つ  ♬ (いわかがみの歌)
さあ、再スタートです。ガンバロー!

ようらく台園地の「サルナシ」。今年は豊作のようです。
食指が動きますが、さて御猿に勝てますでしょうか?楽しみです。
  サルナシの青き実のなる木陰にて
                草を枕に美し夢見る
                       (飛鳥 彰)


ようらく台園地からの雲の様子。壮観な、大自然交響曲。
  
   白い雲がむくむく湧く空を仰いで立つと
   「山はいいな」と言う心が動く。
   仰ぐのもよく、登るのもいい。
                 馬場あき子箸「山」より


ようらく台園地周辺斜面に咲く<葛の花>。秋の七草の一つ。
葉陰の色が鮮やか。
     葛の花 踏みしだかれて、色あたらし。
              この山道を行きし人あり
                     (釈 超空)


ようらく台園地付近の山林でのゴミ回収作業。ヤマト運輸労働
組合北大阪支部の14名の、そして、マウンテンバイク友の会
の2名のみなさんを中心に、土嚢8袋=24,6kgのゴミの
回収をして戴きました。ありがとうございました!一段と
山が綺麗になりました。
   二つとせー 不法投棄は違反です 
         自然の山が泣いている
         そいつぁ悲しいね
         そいつぁ悲しいね
                 篠山恭子作詞「山パト応援歌」より  


石澄川周辺の漆の木。すでに鮮紅色に紅葉。
ここには<ちいさい秋>がすでに、到来していましたよ。
   火のつきし 早さに漆 もみぢかな 
                (鷲谷 七菜子)
   

箕面ゴルフ倶楽部付近の薄紅葉。ここにも<ちいさい秋>が。
    肝胆の ごときふた山 薄紅葉  
                    (矢島渚男)


わくわく展望台斜面に咲く<すすき>。ここにも<ちいさい秋>。   
    秋風の光と風をサヨナラの
             形に変えて手をふるススキ
                    (俵 万智)


野外センター付近の「ひまわり」。豪雨にも
耐えて咲き残っていましたよ。往年のイタリア映画
「ひまわり」を思い起こしました。
鉢植えのひまわり日毎ひからびて
     ソフィアローレンの泣き顔に似る
             (関口智子

30年に一度と言われるこの異常気象のさ中
で、降雨の懸念もなく、青空と白雲の下に、
晴れやかに、のびのびと、そして楽しく
クリーンハイキングを実施することが出来ました。
所要6時間でした。みなさま、お疲れさまでした。
ありがとうございました。みなさんとご一緒に
山々で<ちいさな秋>をみつけた感動をいつまでも
大事にしたいと思います。同時に、<山でほっとした、
ひとときの温もり>(小関秀夫)も。
詩人 原田直友に「山から降りてきた人」と言う
詩があります。

山から降りてきた人は
みんな 胸を大きく張って
ゆったりしている。
どの顔も明るくかがやいて見える。
なぜだろう。

   
それでは、みなさん、また、10月にお逢いしましょう。
それまで、御元気で!!
          コース担当者一同
            (文責:森岡)  
             




 


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