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2020.09.24 「明ヶ田尾山方面コース」実施報告。

ふとしのぎ易き朝とも九月尽(汀子)

残暑も漸く衰え、青く澄んだ空や木

々を渡る涼風が秋の到来を告げてい

ます。暑さ寒さの分岐点の<彼岸>

に入り、<中日>も過ぎました。そ

して、ふと思えば掲出句のように、

はや、九月が終ろうとしており、月

日の流れの速さに改めて驚きます。

逝く夏を惜しみつつ、秋に自ずと心

が弾みます。詩人・山路路夫が<指

をそっと開き、風の中に出せば、手

のひらの中に、秋が止まった>と叙

情的に謳ったのはこの時期でした。

さあ、山々の<小さい秋>を楽しみ

ましょう!

♫ 離郷の時に 別れにと

  君に貰いし お守りも

  今では悲しい 初恋の

  淡き思いの 形見かよ

  紀南の郷の 秋のこと ♫

     佐藤春夫「少年の秋」

本日も山々の秋色を楽しむべく、総

勢15名で「鉢伏山」(標高604m)

に向いました。

 


瀧道に咲く、白彼岸花。

 

一筋の白極まりし彼岸花

         (正木和子)

 


瀧安寺広場にて。AM9:15。

準備体操。

 

息災な朝の景色や九月尽 (桃先)

 


瀧安寺広場のお茶の花。

 

花まろきお茶の花のさ枝を胸にさす

   なぜかせずにはゐられぬ歩み

        (平井乙麿)

 


「野口英世」像下を歩む。

 

風さやか雲流れゆく秋の朝

    (柳田皓一)

 



瀧道の「野口英世」像。

昭和30年に料亭「琴の家」や市民の

浄財で建立。

博士の偉業と崇高な人格を讃えて。

                  「箕面散歩」より

 

過去を変えることはできないし

      変えようとも思わない。

人生で変えることができるのは

  自分と未来だけだ。

       (野口英世)

 


大滝前の、秋海棠の花。

 

追憶のいとぐちなりし秋海棠

       露ながら朝の陽射ににほふ

                (荒木暢夫)

 


瀧道に咲く、カタバミの花。

俳人I隊員の一句。

 

足元の小さき花や秋の朝  (篤老)

 


いよいよ、ゴミ捨て場と化した、

「大日駐車場」のごみ回収の開始です。

まずは隣接のトイレから。

 


トイレ内のこの惨状を直視ください。

早速、清掃開始です。

モラルの低下も著しいですね!!

 


次は隣接の「自蔵販売機」横の

ゴミ溜めを参加者で丁寧に手際

良く回収します。

散乱状態は前回と同じですが、

量は減少傾向にあります。

市への申し入れにより10月より

事業者と契約し、週2回清掃を実

施して戴くことになりました!!

 


市は今年度からの機械管理の可能性

を検討してくれています。

機械管理が不可の場合、有人の管理

を行うそうです。

 


「百年橋」入り口にて。

<大日駐車場>で全員が回収

したゴミを土嚢袋に詰め込み

ます。そして計量します。そ

して、市の「環境整備室」の

配車を待つ、という段取り。

今回は

   2袋 4.3kg

でした。お疲れさまでした!

 


更に、「百年橋」下の、箕面川の川縁の

ゴミ回収にも手を緩めません。

その心意気や良し!

 


ビジターセンターニ咲く、

「ゲンノショウコウの花」。

 

ゲンノショウコウ踏まれて

     咲いて花盛り

              (松本澄江)

 


ビジターセンターのオカメザクラ。

返り花、ですね。

 

返り咲きはつ秋に蕊顫はせて桜

 一華狂ひ咲けるを見つつ寂しむ

        (岡 美沙子)

 


箕面川ダム堰堤の上に建つ歌碑。

 

みのおやま雲影つくる峯の庵は

       松のひびきも手枕のもと

      (鴨 長明)

 


市道箕面五月山線沿いの雑多なゴミ。

ここは不法投棄物の黄金ルート。

皆無の月はなし。

 


早速、回収の開始です。

参加数回のMさんも手慣れられ

ました! お見事です。

 


市道箕面五月山線ニ咲く

    ミズヒキソウ。

 

秋の雲みづひきぐさにとほきかな

        (万太郎)

 


同じ市道箕面五月山線の数メートル

先に今度は重量級の不法投棄物です!

これは家庭用のベッド類。

 


先ず、ベッドから引き上げます。

多湿で汗が全身ニ噴き出始めました。

 


引き上げられたベッドです。

 


奥には多種多様な大量のゴミ。

どんどん引き出され、引き上げます。

 


引き上げられた全不法投棄物です。

疲労度ももう限界。

お疲れさまでした!

引き上げ総重量

   122kg

でした。

 

いつまでも

美しくあって欲しい

私たちの箕面の山!

 (箕面の山パトロール隊)

 


路傍に咲く、彼岸花。

瞬時、その赤さに目も心も

癒やされました。

 

あかあかと彼岸花咲く畦道で

   こんど会う日の約束ありき

                (鳥海昭子)

 


エキスポの森・芝生公園にて。

ランチ・タイム。PM12:15。

 

おべんとう ひらく 落葉ちりくる

                  (山頭火)

 


芝生公園にて。暫し、

子供達とサッカーを楽しみました。

 

蹴り上げしサッカーボール虹を追う

       (三浦慶子)

 

協力:森と地球の子供園

 


鉢伏山へ。

 

山頂近し秋の空広がリぬ

                      (岡村昭則)

 


山路の、<どんぐり>。

 

拾い来てつやつや まろきどんぐりを

       幼なの撒けばそこはもう秋

                   (佐佐木由幾)

 


鉢伏山(標高604m)山頂にて。

暫し、憩う参加者の皆さん。

 

たたなはる山容すでに秋の色

               (宇都宮 美智子)

 


自然研究路6号線で下山。

 

アンダンテ歩く速度で進みたい

         楽しいときも苦しいときも

               (住吉和歌子)

 


箕面川ダム湖より仰いだ秋空。

 

秋の雲消えゆく先の宇宙かな

           (稲畑廣太郎)

 

本日も相変わらずの大量の不法投棄に

は毎度ながら閉口しましたが九月の風

は柔らかく、山々の秋色を楽しめたハ

イキングとなりました。お疲れさまで

した。さて、浦松佐美太郎著「たった

一人の山」によれば、山の遭難は下山

途中に起る確率が高く、登山には<

りに三分の一、下りに三分の一、残り

三分の一はいつも余して帰るように心

掛け、万一の場合、残り三分の一で危

険を切り抜ける>ことが肝要とのこと

。我々のハイキングも心掛けたいもの

です。ともあれ、間もなく九月盡。澄

み透る秋蝉の声が逝く夏をおしむのか、

もの悲しく聞こえます。思えば蝉の

一生とは儚いものです。

地の十年蝉噪々と樹の十日(楚人冠)

それでは皆さん、また十月にお会いし

ましょう。お元気で!

   コース担当者一同

報告:森岡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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