HOME > 活動ブログ

2020.08.27. 「明ヶ田尾山方面コース」実施報告。

蜩や堂に地獄図極楽図 (石田麦水)

蜩が夏の終わりを告げて、8月も間

もなく、尽きようとしています。連

日連夜、悲鳴をあげたい程の、厳し

い<猛暑>が続いています。ブツダ

の教えによれば<暑さと寒さから解

放された状態>も「極楽」の定義の

一つとか。であれば今はまさに「地

獄」と言うことになるのでしょうか

。宮澤賢治は<雨ニモマケズ風ニモ

マケズ雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ>

気骨で修羅を生き抜きましたが、そ

んな気概で、この酷暑を乗り切りま

しょう。もう、そこまで秋が来てい

ます。

♫ 夏の祈り

  夏の祈りは

  妙なる蛍火の調べ

  風が揺らした 風鈴の響き ♫

    森山直太朗「夏の終わり」

今日も野山を駆け巡る一陣の涼風を

求めて<明ヶ田尾山方面>へ総勢

17名で向かいました。

 


八月のしずかな朝に「一の橋」を

渡りました。

 

木々の葉の色を仕上げて晩夏かな

      (橋本くに彦)

 


大正時代の「一の橋」。

「逝きし世の面影」が漂います。

タイムスリップして渡りましょうか。

 

この街は永遠のまどろみいつの目か

    うつむきつつも橋を渡らん

       (橋本 平)

 


瀧安寺広場にて。準備体操。

AM9:15。

 

健康な顔を揃へる晩夏かな
     (稲畑汀子)



晩夏の大滝。

 

とめどなく八月盡の瀧の音

       (百合山羽公)

 

 


府道43号線沿いの「大日駐車場」

の<トイレ>。

この<公徳心の無さ>には

暗然としました。

全員で清掃しました。

 


同じく<トイレ>内の現場。

この散乱、不始末には辟易し

てしまいます。

 


隣接する「大日駐車場」内。

人倫のみちの欠如、著しく目を掩い

たくなりました。が、この状景に既

視感をお持ちでしょうか?そうです、

19日の<天上ケ岳>クリーンハイ

キング時に36kgを回収したばか

りです。一週間後にはもうこの有様

で、ここはもう「駐車場」でなく常

態化した「ゴミ捨て場」となってい

ます!!

 


さあ、ゴミ回収開始です。

 

ビール飲みあっさりアルミ缶潰す

 今日も捨てたし明日の日もまた

        (松平盟子)

さりながら、空き缶は分別ゴミ容

器へ捨ててください。

よろしくお願いします。

 


大型雨傘の処理。

雨傘、合羽等等の投棄。

眉を顰めてしまいます。
 


こうなれば徹底的な全面回収の

敢行です。

戦闘ムードが高揚します。

 


全員、奮闘中!!

でも、こんなに綺麗になりました!

 


一方で、心無い人々の仕業です。

が、私たちは憤然も憔悴もしま

せん。回収、あるのみ。

<自然を守る>一途な思いに

ブレはありません。



煙草の吸い殻も残らず回収。

猛暑につき上着のみならず、

ズボンまで汗まみれ。

 


木陰での回収、少し、猛暑が和らぐ。

涼風がふと身に添ってくれました。

 


回収後のゴミの重量を計ります。

「成果」は多い程、ありがたいの

ですが、こればかりは逆に暗鬱です。

 


「大日駐車場」でのゴミ回収量は

    17.2kg

でした。

猛暑の中、お疲れさまでした。

 

 


府道43号線沿いの<雄滝>。

耳を澄ませば、密かな瀧の音。

 

山中に音して見えず隠れ滝

    (岡村昭則)

 

ビジターセンターの法師蝉。

<ツクツクボウシ>と鳴く声

が<秋がもうそこまで来てい

るよ>と告げています。

俳人I隊員の一句。

 

森の中遠くに響く法師蝉 (篤老

 


回収作業後、箕面川ダム湖より

仰いだ夏山。披露困憊でしたが、

嶺々はやわらかく、夏空に白い雲。

この一幅の絵に全員が癒やされま

した。

 

白雲の湧きては消ゆる森晩夏

      (田所洋子)

 


不法投棄物のメッカの

市道箕面五月山線。

今度はシヤワートイレ便器一式

等の不法投棄です。

このルートは多発エリアですの

で驚愕すべき事象ではありません。

が、量の多さには閉口します。

 


瞠目すべき、この量の多さ!!

辟易とします。

 


早速、ガードーを越えて回収開始!

手際の良さは抜群です。

 


回収も連携プレー!

人海戦術は御手の物です。

 


回収物を所定集積場所へ。

Tさんの迅速さは定評があります。

 


<持ち運びはお任せ下さい!

体力ある私に!>とOさん。

その心意気や良し!

 


引き上げても引き上げも、

出現してくる不法投棄物です。

汗が全身のみならず、目に。

 


これが最後の引き上げ回収物です!

作業完了で、全員、破顔一笑。

 


この場の全回収物です。

全量32kgもありました。

お疲れさまでした。

箕面市「環境整備室」の皆さん

にお願いし、回収して戴きまし

た。ありがとうございました!

 

いつまでも

美しくあって欲しい

私たちの箕面の山!

   (箕面の山パトロール隊)

 


晩夏のダム湖。

いつまでも心に留めておきた

い美しい碧の風景です。

雲流れ、草木が風に揺れ、

湖面に映る木々ーーー。

 

山懐の晩夏の湖の碧さかな

      (山田禮子)

 


ダム湖畔にて。

AM11:35。

ランチ・タイム。

 

夏山や風も馳走の握り飯

    (石井美智子)

 


ダム湖畔の急斜面にて。

最後の最後までゴミ回収を行う

百戦錬磨の猛者こと、Fさん。

この執念を見習いましょう!

 

群青はわが還りゆく空の色

 今日のひと日を悔いなく生きむ

      (長岡洋子)

 


ダム湖・遊歩道を歩み、下山へ。

 

夏山やリュックに揺れる水の音

   (高橋まき子)

 

本日のクリーンハイキングでは猛暑

の中での49.5kgの不法投棄物

の回収で重労働で且つ、沛然たる豪

雨にも見舞われましたが、その報奨

として爽やかな達成感を得ることが

できました。お疲れさまでした!!

さて、作家・葉室麟によればは森鴎

外の作品の伏流は<献身の精神>で

あり、登場する人々には献身的行為

者としての性格を持たせ、後に影響

を受けた松本清張をして<或る「小

倉日記」伝>を上梓させ、報われず

とも尽くし抜く、この美しい献身の

姿を世に問わしめた、と言う。ふと

私達の活動にも細やかな<献身的色

>が滲んでいると自負してよいの

ではと不遜にも思った次第です。

ひた向きに生きてこの道晩夏光

         (永田歌子)

それでは皆さん、また、九月にお逢

いしましょう。お元気で!

    (コース担当者一同)

報告:森岡

 

 



活動ブログ

カレンダー

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< September 2020 >>

新着ニュース

カテゴリー

アーカイブ

コメント

検索

RSS

携帯サイトQRコード

qrcode

箕面の山パトロール隊

〒562-0006 箕面市温泉町1丁目1番 箕面の山パトロール隊 瀧道事務所
TEL/070−5040ー9734