HOME > 活動ブログ

2020.06.25.「明ヶ田尾山方面コース」実施報告。

紫陽花の濡れ色つつむ山の雲(角田独峰)

あじさいの花の青紫色が目に沁みる季節

になりました。この花が新型コロナウイル

スや梅雨で暗鬱な日々を爽やかに演出して

くれています。学名は<オタクサ>で、独

人医師シーボルトが愛人「お滝」の名に因

んで付けたとか。<スエコグサ>は牧野富

太郎が妻の名から等数々のエピソードもあ

ります。ともあれ、この花は人をして詩人

にさせます。萩原朔太郎に<こころをば何

にたとえん、あじさゐの花>と唱わせてい

ます。花の命は短い。今、この時こそ野山

でこの花に出会いたいものです。

 

♫ 一人来たとき おなじように

  たたずみながめる 花の色

      雨の日さようなら つげてから

  花にもさようなら つげている

  ひとえのあじさい 山あじさい ♫

 サトウハチロー「山あじさいとわたし」

 

本日も<山あじさい>に出会いたく、総勢

17名で<明ヶけ田尾山>方面に向いまし

た。

 


箕面駅前付近に咲く、梔子の花。

 

今朝咲きしくちなしの又白きこと(立子)

 


瀧道の<歓迎>立看。

そうです!我がふるさとはこころを

豊かにし、人に優しい箕面です!!

 

♫ 兎追いし かの山

  小鮒釣りし かの川

  夢は今も めぐりて

  忘れがたき 故郷 ♫

      睫鄰で掘峺龍拭

 


躑躅ヶ原の橋を渡ります。

 

六月の樹々煌めいて風の中

     (おおにしひろし)

 


大阪府箕面公園昆虫館の時計が

AM9:15を刻んでいました。

 

♫ コチコチカッチン おとけいさん

  コチコチカッチン うごいてる

  こどものはりと

  おとなのはりと

  こんにちは さようなら

  コチコチカッチン さようなら ♫

      筒井啓介「とけいのうた」

 


大阪府箕面公園事務所付近に咲く、

<夏水仙>の花。

 

風を聞きをり水仙の香ほのかなる

        (山頭火)

 


瀧安寺広場にて。準備体操。

AM9:20。

 

♫ 新しい朝のもと 輝く緑

  さわやかに手足伸ばせ

  土踏みしめよ

  ラジオとともに 健やかな手足

  この広い土に伸ばせよ

  それ一 二 三 ♫

     藤浦 洸「ラジオ体操の歌」

 


広場付近にある<瀧安寺霊園>。

静かに、騒ぐでない!!

大阪が生んだSF作家の<小松左京

がここのドーム型の墓石の下に眠って

いいます。「日本沈没」、「復活の日」

等の数々の名作を著し、また、「国際

花と緑の博覧会」の総合プロデユサー

でもありました。

 


瀧安寺広場のガクアジサイ。

 

紫陽花の花鮮やかに開きおり

    君の不在の地球の隅で

        (田中拓也)

 


<石子詰め>付近を歩む。

 

平均の寿命に至り朧げに

 見ゆるものありゆるりと行かな

        (永島道夫)

 


大滝付近に咲く、山アジサイ。

 

♫ 親しき友との 別れ道

  ゆれゆれ咲いている みずあさぎ

  雨の日さようなら つげてから

  花にもさようなら つげている

  ひとえのあじさい 山あじさい ♫

サトウハチロー「山あじさいとわたし」

 


梅雨の大滝。憩う参加者の皆さん。

 

聞こゆるは滝の音のみ佇めば

   ひたひた迫る山の静寂

      (小島笑子)

 


<一目千本坂>を登る。

 

青葉から青葉に伝ふ風のあり

     (森戸しうじ

 


雲隣展望台登り口付近のドクダミの花。

 

ほんの少し厳しい現実を知ったばかり

    汚れを知らないどくだみの花

          (大野良恵)

 


いよいよ本格的なゴミ回収作戦の開始。

まずはフエンスを越えて箕面川・河川敷へ。

 

俺がやらねば誰がやるさりながら

    君が死んだら誰かがやるよ

      (浅井克宏)

 


河川敷へ降下して、ゴミの回収です。

 


続々と参加者が河川敷へ。

そして、ゴミ回収です。

 


回収したゴミを持ち、また、フエンスを

越えて戻ります。

 


回収したゴミを整理して、土嚢に

詰め込み、所定のゴミ置き場まで

運びます。

 


所定ゴミ置き場押嵒看橋入り口」です。

ここで各土嚢袋の計量を行い、記録しま

す。これらのゴミを箕面市「環境整備室」

の皆さんにご協力戴き、回収して戴いて

おります。

 


箕面川のオカトラノオ。

 

掌に承けて虎尾の柔らかき (富安風生)

 


さらに上流には大量のハッポウスチロール

箱の不法投棄です。

 


ビジターセンターに咲く、ホタルブクロウ。

 

雨の歌聞き居るごとくうつむきて

        蛍袋の花濡れそぼつ

          (佐伯秀子)

 


回収最終場所「才ヶ原林道入り口」で

の整理です。

本日のゴミ回収総重量は9.5kg

お疲れさまでした!!

 

いつまでも

美しくあって欲しい

私たちの箕面の山!!

(箕面の山パトロール隊)

 


箕面川ダム湖へ。

I隊員の一句。

 

林道を歩む仲間や夏帽子 (篤老)

 


ダム湖への登り坂途中で降雨。

本格的な雨量に鑑み、歩を止

めUターンを決断す。

 

忘れたる頃又梅雨らしく降る

      (稲畑汀子)

 


政の茶屋園地の紫陽花。

 

雨にぬれゆれてあじさい虹色の

   露をころがす音符のやうに

       (紫 すみれ)

 


政の茶屋園地の東屋にて。

ランチ・タイム。12:10。

外は雨。

 

夏山の昔を語る女の輪 (岡村昭則)

 


下山の準備。12:50。

 

背伸びしてさしかけてくれし

 ビニールの傘に雨粒見ながら入る

       (紀水章生) 

 


政の茶屋園地のニワセキショウ。

 

庭石菖尚咲き露を輝やかせ

      (高橋金窗)

 


府道43号線を下山す。

 

愉しかる一日なりけり事どもの

   軽き重きを問はざりしゆえ

       (内藤 明)

 


梅雨の箕面川。

もみじ若葉の一枝が風韻を

高めていました。

 

あやなくも濃霧の山路越えてきて

    万緑は眼の曇りを濯ぐ

       (橋本喜典)

 

本日のクリーンハイキングは降雨の為、途

中で引き返さざるを得ませんでしたが、コ

ロナ禍の最中に笑みを浮かべて懐かしい仲

間と再会出来ました。山が一番、樹々の命

に輝く日に。お疲れさまでした。さて、<

天声人語>で辰濃和男は「緑と人間」につ

いて一つの警鐘を鳴らしていました。それ

は人間が緑を養っていると言うのは奢りで

緑こそ新鮮な酸素を吐きだして、大気を

化し、安らぎを与えてくれ、人間を養っ

いるのだと。森や自然の破壊は<酸素の

字>だとも。であればパト隊の活動は

酸素の黒字>に貢献しているとも言える

でしょう。少し、意を強くした次第です

風がまた緑広げてゆく山路 (若林柾矢)

それでは皆さん、また七月にお逢いしま

しょう。ご機嫌よう、さようなら。

コース担当者一同

(報告)森岡

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  



活動ブログ

カレンダー

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< July 2020 >>

新着ニュース

カテゴリー

アーカイブ

コメント

検索

RSS

携帯サイトQRコード

qrcode

箕面の山パトロール隊

〒562-0006 箕面市温泉町1丁目1番 箕面の山パトロール隊 瀧道事務所
TEL/070−5040ー9734