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2019.8.29.「明ヶ田尾山方面コース」実施報告。

立秋と聞けばくつろぐ心かな (汀子)

すでに暦の上では秋が立ちました。ここ

暫く全国的に秋雨前線や低気圧によりス

ッキリしない日々が続いています。局地

的に激しい雷雨や新たな災害の警戒も必

要です。が、これは一時的で、猛暑や熱

帯夜はまだまだ続くでしょう。それでも

「立秋」の声を聞けば掲句のようにどこ

か心にくつろぎを覚えます。初秋が足音

をひそめて、近寄っているのでしょう。

であれば、一度切りの思い出深い、この

去り逝く夏を惜しむ心境にもなります。

森口直太朗が感傷的に唱う<夏の終わり

>の様に。

 水芭蕉揺れる畦

  肩並べて夢紡いだ

  流れゆく時に笹舟を浮かべ

  焼け落ちた夏の恋唄

  忘れじの人は泡沫

  空は夕暮れ ♬

本日も今年、最後の夏を惜しむべく、一般

参加者4名、隊員9名の総勢13名で<政

の茶屋園地>に向いました。

 


古道・中ノ坂道に咲く、夾竹桃の花。

 

夾竹桃の花咲けば

すぎしむかしを思い出す

おやさしかりし母さまを

したしき友を あの頃を

   (佐藤紅緑)

 


瀧道に咲く、朝顔。

 

朝顔が一生懸命

上ろうとしている

空の中に

いったい 何が

あるのか

   星野富弘「朝顔」

 


西江寺境内にて。

本日、参加戴いた13名のみなさんです。

 

風景の節くれだつを待つのみの

     念力一念今を生き抜く

       (春日真木子)

 


西江寺境内に咲く、芙容の花。

 

おもかげのうするる芙容ひらきけり

         (安住 敦)

 


聖天展望台付近の広場にて。

準備体操。AM9:20。

 

不思議だね ここにいること、

同じ時間の中に生まれて

ここでこうして出会えたこと

こんなに広い 星の上で

こんなに近くに生まれたこと

もしこの出会いが

神様のホンの気まぐれでも

    折原みと「不思議」

 


聖天展望台付近に咲く、白萩。

 

白萩の触るるたび散る待ちて散る

        (細見綾子)

 


「風の杜」へ。

 

朝の間の風立秋を告げてをり

    (稲畑汀子)

 


才ヶ原林道の露草の花。

 

風の盆露草小さき笠かむり(雪子)

 


才ヶ原林道を歩む。

 

ひたぶるに今日のこころに沁み入りて

   きこゆるひとつひぐらしのこゑ

         (藤好淳之)

 


才ヶ原林道のクサキの花。

 

しばらくは常山木の香とも知らざりき

      (星野立子)

 


才ヶ原林道のヤマボウシの実。

 

いつしかに花咲き終へて山ぼふし

    緑あかるき夏の樹となる

       (香川ヒサ)

 


才ヶ原池へ。

 

♬ 長い髪の少女 孤独な瞳

  うしろ姿悲し 恋の終り

  どうぞ僕だけに 心うちあけて

  どうぞ聞かせてね 愛の物語 ♬

       橋本淳「長い髪の少女」

 


才ヶ原池付近のネコジャラシ。

 

君の死後、われの死後にも青々と

 ねこじゃらし見ゆ まだ揺れている

       (大森静佳)

 


ごみ回収される参加者の皆さん。

本日のごみ回収総量は

     3.2kg

でした。高温多湿の中での作業、

ありがとうございました。

 

いつまでも

美しくあって欲しい

私たちの箕面の山!!

  (箕面の山パトロール隊)

 


雨後の毒茸です。

 

大騒ぎして毒茸といふことに

     (横井 遥)

 


谷川谷林道へ。

 

野の果ての秋思わする風のなか

  しみて聞きおり遠蝉のこえ

         (別院 実)

 


さらに才が原林道へ

 

樹の間より見ゆる音なき噴水の

    崩るる光夏ゆかんとす

       (刀弥 愛子)

 


谷山谷林道にて。空蝉。

俳人I隊員の一句。

 

空蝉や抜け出た我が子どこへ飛ぶ(篤老)

 


茶長阪橋へ下る。

 

秋立つや梢の葉擦れその音に

     (布野 寿)

 


茶長阪橋付近のクマゼミ。

 

ながき経過のごと蝉啼けり癒えたくて

      励みしころを青春とせむ

          (滝沢 亘)

 


府道43号線へ。

 

水たまりにうつりし雲のあざやけし

   跨がむ吾の優位はかなく

        (岡崎真津子)

 


府道43号線の蛇苺。

 

蛇苺蛇に出会わず登山せり(岡村昭則)

 


府道43号線の灸花。

 

吸ひ口のおちよぼおちよぼに灸花

       (嶋田麻紀)

   


<政の茶屋園地>にて。

ランチ・タイム。AM11:30。

 

立秋や押せば弾みしメロンパン

      (佐渡谷秀一) 

 


ビジターセンターに咲く、ヌスビトハギ。

 

くれないゐの色見え初めし萩の枝

   花かるければ空にさゆらぐ

        (前田はるゑ)

 


箕面川を歩む。

 

自然こそ心やはらぐ鎮痛剤

  老初めわれを明日へ引っ張る

      (春日真木子)

 


ビジターセンターのヤブラン。

 

藪蘭や昼を臥しゐるさびしさは

      (脇村偵)

 


茶長阪川を渡る。

秋雨前線の大雨による土砂崩れ、倒木

等起因して各方面ルートの通行止めに

より、やむなく水嵩の増した川を渡り

ました。

 


みなさん、用心に用心を重ね、

無事に渡り切りました!!

艱難辛苦に耐えた晩夏の一日でした。

 


初秋の風にそよぐ松風草。

 

小さなる草は小さき花咲かせ

    知足が知恵とうそぶきもせず

        (大下一真)

 

全国に大きな被害をもたらした秋雨前線

は箕面の山々にも大きな被害を及ぼし、

主要ハイキングルートも通行止めになっ

ています。その間隙をくぐり、高温多湿

の悪条件にも関わらず、敢行し逝く夏を

惜しんだ一日でした。お疲れさまでした

。さて、昭和29年の朝日新聞に、当時

の国民の平均年齢が記載されていて、男

性64歳、女性68歳でした。現在と比

較すると、隔世の感があります。様々な

問題を抱かえつつも世界有数の最長寿国

になっている今日、「健康寿命」をさら

に意識しながら、<百歳まで歩く>を目

指しませんか。間もなく「敬老の日」。

 反逆す敬老の日を出歩きて(大川俊江)

それでは皆さん、また9月にお逢いしまし

ょう。ご機嫌ようさようなら!

コース担当者一同

(文責:森岡)

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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