2019.08.12 谷山谷コース
連日35℃を超える猛暑が続いている。今日は山の日の振り替え休日、お盆が近いのもあって参加者は少ない。一般参加が6名、隊員が6名の12名でのクリーンハイキング。
時間となって集合場所の白島荘横から白姫神社横の広場に向かう。
薩摩池の水面は真夏の太陽を受けて、ギラギラと光り、カイツブリが2,3羽潜水を繰り返している。
薩摩池 カイツブリ
新薩摩池の土手にはセンニンソウやオニドコロの花が咲いている。
センニンソウ オニドコロ
白姫神社前の道端にクズの花が咲いている。クズは秋の七草のひとつはである。クズはマメ科クズ属の植物で根っこからくず粉が採れる。クズは繁殖力の強い植物で刈っても刈っても生えてくる。
クズの花
クズの葉には次のような話が残っている。
昔、摂津の国安倍野の住人に安倍保名というものがおり、信太の森に行ったとき、狩人に追われた白狐を助ける。その時保名も傷を負うが、そこに葛の葉という女性が現れ傷の手当てを行う。そのうち二人は恋仲となり、童子丸という子を儲ける。童子丸は元気に育っていくが、5歳の時に母が白狐であることを知る。白狐は次の一首を残して信太の森に帰っていく。
恋しくば 尋ね来てみよ 泉なる信太の森の うらみ葛の葉
この童子丸が成長して安倍晴明と名乗り、陰陽師として朝廷に仕えるになる。信太の森は今では大阪府和泉市葛の葉町の
信太森葛葉稲荷神社の中にあり、境内には楠の大木がある。
この言い伝えの名残か、大阪では「きつねうどん」のことを「しのだ」という。
さて、白姫神社前の広場でハイキングに当たっての注意事項を話し、準備体操をして出発。今日はいつもよりさらにスローペースで歩くことにする。
白姫神社本殿までの最初の上り
樹液を吸うオオセンチコガネ
山道に付けた水路を掃除するK隊員
本殿前で水分補給の休憩、地元の方が本殿の掃除をしていました
境内を抜けてハイキング道へ。まだこの辺りは元気です
坂を上り切ったところで水分補給の休憩(いつもは休憩を取らない場所ですが)
K隊員はハイキング道に突き出た木の枝を処理します
第1休憩ポイントで再度の水分補給の休憩。南山まで半分ぐらいの地点でしょうか
樹液を吸うオオスズメバチ? ニイニイゼミの抜け殻
もう少しで第2休憩ポイント
第2休憩ポイントでは今日は南山に上がるか、しらみ地蔵を回る短縮コースを採るか相談し、南山に上がることにする。
第2休憩ポイントにて。南山はもう少し
南山から大阪方面を望む 手前は千里中央、遠くは大阪市のビル群
参加者のみなさん。昼ごはんも済んで、少しは元気が戻ったかな
南山の三等三角点、標高406.9m、三角点から飛び出した蝉2匹
食事を終え、下山を始めます。最初は下りですが、途中から2度ほどきつい登りがあります。
谷山谷方面へ進みます
2度目のきつい登りです。暑い中、息が上がります
アセビの実、秋になると赤紫に色づきます
ヒグラシ?
谷筋への下り、ここからはもう上りはありません
谷筋に下りて休憩、あとはゆっくりした下りが続きます
カマキリの抜け殻がありました
ヤンマトンボ、運よく棒先に止まってくれました
ヒイロタケ? クサギ
谷筋を抜けるとまともに太陽がの日差しを浴びることになりましたが、午後2時ごろ全員無事白島荘横に帰り着きました。
今日のごみの回収量は土のう袋1袋分、1.0kgでした。タバコの吸殻は42本でした。
みなさん、今日は暑い中ご苦労様でした。9月は勝尾寺参道コースになりますが、暑さがましになることを願っています。
文責 T.H
- 2019.08.13 Tuesday
- クリーンハイキング
- 10:14
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- by 箕面の山パトロール隊
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