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2019.05.23.「明ヶ田尾山方面コース(廃材回収編)」実施報告。

草笛のひやりと五月晴れにけり(一茶)

暦の上ではすでに夏が立ちましたが、空

は清々しく晴れて、風薫り、快適な日々

となっています。殊に木々の青葉が目

に優しく、心をも麗しくしてくれていま

す。掲出句のような、青葉での草笛の

音色も楽しいものです。島崎藤村が<

歌哀しい佐久の草笛>と謳ったのもこ

の季節かもしれません。野山に佇みて、

草笛を吹き、その野の色をした音を楽

しみませんか。

♬ 夕風そよぐ 丘に来て

  草笛吹けば 涙がにじむ

  ああ 思い出の径に咲く

  花はりんどう 君恋し ♬

     高橋掬太郎「草笛の丘」

本日も草笛の音色を楽しみたく、一

般参加者13名、隊員8名の総勢

21名で<長谷山>(標高568.2m)

に向いました。

 


瀧道に咲く、母子草。

 

老いて尚なつかしき名の母子草(虚子)

 


瀧道の案内板。

ともすれば見落としがちですが、

心のこもった名文。いいですね!!

 

<あなたを優しくする箕面です。>!!

 


<ネイチャー・ルーム>前にて。

本日、参加戴いた21名のみなさんです。

 

朝日受け木の葉の脈は輝きて

      静寂の山も光に湧きぬ

          (標 我孫子)

 

瀧安寺広場付近に咲く、シャクナゲ。

 

石楠花の燃え立つ花の中にゐて

    娑婆の歎きを忘れてゐたり

         (松田政衛門)

 


瀧安寺広場にて。準備体操。

AM9:15。

 

一面の色濃ゆくなる五月かな(前田卯生)     

 


瀧安寺広場より仰いだ青空。

 

五月の日眩しとなみだ溢るるか 

                  (西島麦南)

 


瀧安寺広場付近の<山吹の花>。

 

♬ ああ 人生は夢の夢

  幾年変わらぬ 山川も

  流れる雲か 風に散る

  人の心は 山吹の

  花はほろほろ散るばかり ♬

       古賀政男「思い出の記」

 


学問の道<時習堂>の水車。

 

♬ いとし君とは 結ばれず

  憎しみ友さえ 散りぢりに

  夢のふるさと 変わらぬものは

  雲の流れと 水車

  あ々 みんな みんな若い

  リンゴの花咲く あの町よ ♬

    西條八十「リンゴの花咲く町」

 


瀧道を歩む。

 

山路ゆく荒男乙女子みな五月

       (飯田龍太)  

 


瀧道に咲く、卯の花。

 

♬ うの花の におうかきねに

  ほととぎす 早もき鳴きて

  しのび音もらす 夏はきぬ ♬

        佐々木信綱「夏は来ぬ」

 


府道43号線沿いにて。

猿が臆せず、お食事中でした!!

ペットボトルのキャップが開かず

困惑していましたよ。

 


お猿さんのお食事後、

後片付けをする参加者のみなさん。

堂々たるお猿にも困ったものです。

が、猿には食べ物を与えないで!!

 


箕面川沿いの、谷空木の花。

 

満身に瀬音聴きをり渓うつぎ

      (千布昌子)

 


ビジターセンターにて。

参加者のSさんに草笛を説明いた

だきました。

 

草笛の響きなつかし幼き日

   (戸本文雄)

 


Sさんに<草笛>で抒情豊かに、

「夏は来ぬ」を奏でて戴きまし

た。その調べに野の色を見、心

に沁み入りました。

ありがとうございました!!

 

遠い日を思ひつつ吹く草笛を

       (橋本照子)

 


市道箕面五月山線より

仰いだ箕面の山々。

俳人I隊員の一句。

 

森の肌緑を覆う椎若葉 (篤老)

 


市道箕面五月山線沿い谷底。

またもや瞠目すべき不法投棄。

多数の家屋解体の廃材です。

 


落差約100m下の谷底に降り、

回収作業の開始です。

 


大量の廃材の為、少量毎に紐に結びます。

これをロープで吊るし上げます。

 


この束ねに多くの時間と労力を要しま

した。同時に、この頃より気温が急激

に上昇し、全身に汗が滴り始めました。

 

まず最初の吊り上げ開始です。

 


廃材の束ねが吊り上がって行きます。

これを17回繰り返しました。

 


上部の市道で引き上げられる皆さん。

 


引き上げた全廃材&産廃物です。

総重量約296kgでした。

みなさん、暑い最中、

お疲れさまでした。

ありがとうございました!!

 

いつまでも

美しくあって欲しい!

私たちの箕面の山

  (箕面の山パトロール隊)

 


この回収作業で、心なしか歩く

後姿に疲労感が滲みでている現

場総指揮官のK隊員。

これは<男の美学>です。

本当に、お疲れさまでした!!

 

 


エキスポの森、芝生公園にて。

ランチ・タイム。12:05。

鶯の鳴き声に癒やされました。

 

間近に聞く老鶯の声高き (岡村昭則)

 


エキスポの森にて。

ハクウンボクの花。

 

白雲木の花へらへらと雲の道

      (古屋 均)

 


芝生公園で遊ぶ園児たち。

私達も暫し、童心に帰り仲間に

入れて戴きました。 

(ご協力:森と地球の子ども園)

 

子の髪に五月の風の匂ひかな 

     (原 麗香)

 


長谷山・頂上付近に咲く、<桐の花>。

 

「叱られてあの子は町までお使いに」

      唄えばひとつ桐の花散る

          (鳥海昭子)

 


長谷山・山頂(標高:568.2m)付近

にて、憩われる参加者のみなさん。

逝く五月を惜しまれていました。

 

山はらを風渡らへば花よりも

   更にかがやく新緑の木々

       (縣 モヨ)

本日も度々の不法投棄に悩まされた<ク

リーンハイキング>でしたが緑の風の中

で草笛を楽しませて戴きました。Fさん

のオカリナやOさんの二胡が聴けなかっ

たのは痛恨の極み。次回に期待したいと

思います。お疲れ様でした!さて、コミ

ックで全18巻を一挙に読み上げました。

石塚真一著「岳ーみんなの山ー」です。

山を愛する人に是非、読んで欲しいと言

う著者の渾身の力作で、山岳救助の物

語。<どこまでも広がる空、悠然と佇

む山々。この景色は山からの最高の贈

り物、無事に持ち帰って欲しい>のフ

レーズが印象的です。

You will come back 

          to mountain

            (石塚真一)

それでは、みなさん、六月にまたお逢

いしましょう。ご機嫌よ、さようなら。

コース担当者一同。

(文責:森岡)

 

(番外編)


今日、お嫁に行きました!清々しい朝

でした。緑の風吹く中を約35年間、我

が家で育った<東北六県の伝統こけし

>の236体が吹田市の国立民族学博

物館に嫁ぎました。多くの職員に迎え

られ、こけし達は皆、幸せそうな笑み

を浮かべていました。今後は散逸して

長い旅もせずにすみ、みなさまにお披

露目する展示などはあるものの、永久

保存をして戴ける終の住処に安堵した

ことでしょう。

みちのくの娘達よ、幸せに!

長い間、ありがとう!

わが家より花嫁の出る五月来ぬ

      (西村 数)

ここが「国立民族学博物館」(吹田市)です。

こけし達の終の住処となりました。

嬉しい限りです。

 

 



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