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2019.04.04.「明ヶ田尾山方面コース」実施報告。

登り来て俯瞰の花に心足る(安田かず代

四月になりました。桜の開花が春の訪

れを告げてくれています。うららかな

春。様々な花が咲き乱れ、まさに万華

鏡のような世界が広がります。仏の詩

人ギュスタアヴ・カンの詩「四月」は

<ああ花開く美しい四月よ>で始まり

ますが、この季節、咲き満ちた花を見、

愛でる心を養うのには相応しく思われ

ます。その心は人を見る目の温かさに

通じると言った歌人がいましたが、花

に酔い、花との一会を大切にしたいも

のです。

♬ 美しい海を見たよ

 あふれていた 花の街よ

 輪になって 輪になって

 踊っていたよ

 春よ 春よと

 踊っていたよ ♬

       江間章子「花の街」

本日も豪華絢爛たるエドヒガンを見よ

うと一般参加者11名、隊員9名の総勢

20名で<梅ヶ谷>に向かいました。

 


古道・中ノ坂道に咲く、ハナニラの花。

 

花韮のはかなきまでに白き日々

      (中嶋秀子)

 


瀧道に咲く、沈丁花。

 

♬ 幼いあの頃の散歩道に

  そっと咲いていた白い沈丁花

  何となく大人の香りがする

  あの白い花がとても好きでした ♬

        松たか子「沈丁花」

 


瀧道「一の橋」を渡る。

 

心地よき言葉も弾み暖かし(山田笑子)

 


箕面昆虫館前の桜。

 

さくらさくら近寄りゆけば匂い立ち

     潜りて来よと誘う声する

        (宇都宮とよ)

 


龍安寺広場にて。

準備体操。AM9:20。

 

春ここに生るる朝の日をうけて

      山河草木みな光あり

         (佐々木信綱)

 


龍安寺広場の、辛夷の花。

俳人I隊員の一句。

 

青空に白く飛び立つ辛夷かな (篤老)

 


「野口英世」像前にて。

昭和30年11月建立。

本日参加戴いた20名のみなさんです。

 

なんでもない会話なんでもない笑顔

  なんでもないからふるさとが好き

         (俵 万智)

 


瀧道の桜。

 

青空の奥の方まで桜かな(星野早苗)

 


瀧道を歩む。

 

春の風顔いっぱいに吹く日かな

      (成田千空)

 


府道43号線沿いの<雪柳>。

 

かけろみな眸をむけている雪やなぎ

    一時に咲いた春が来たのだ

         (堀口時三郎)

 


箕面川沿いにて。

ゴミを回収される参加者のみなさん。

 

この美しい自然はみんなのもの

    大切にしましょう!!

   (箕面の山パトロール隊)

 


箕面川・川辺に咲く、<すみれ>。

 

小さくも菫の光る川辺かな(岡村昭則)

 


府道43号線より、仰いだ桜。

 

空を見上げ語りかけつつさくら道

    なつかし父母の笑顔が浮かぶ

        (塩山やよひ)

 


箕面川・河川敷にて。

ゴミ回収をされる参加者のみなさん。

 

STOP! ゴミ捨て

ゴミは持ち帰りましょう!

  (箕面の山パトロール隊)

 


箕面川にて。アオサギ。

 

のどかなる春の岸辺にフイルムの

   日付のごとく鷺は動かず

       (倉益 敬)

 


ビジターセンター付近にて。

ゴミを回収される参加者のみなさん。

本日のゴミの回収量は

    3.3kg

でした。

お疲れさまでした。

ありがとうございました。

 

いつまでも

美しくあって欲しい!

私たちの箕面の山

  (箕面の山パトロール隊)

 


ビジターセンターに咲く、カタクリ。

 

ただ一首万葉集によまれたる

   堅香子の花見むと来にけり

      (対馬完治

 


市道箕面五月山線沿いにて。

<焚火跡>です。

 

森林の保全と地域の安全に鑑み、

山火事予防意識を喚起しましょう!

   (箕面の山パトロール隊)

 


<焚火跡>を処理される参加者の

みなさんです。

 

平成31年度の統一標語。

「忘れない 豊かな森と 火の怖さ」

      (林野庁、消防庁)

 


春の箕面川ダム湖。

 

風光る湖のさざ波色違へ

     (松阪久美子)

 


自然研究路6号線を歩む。

 

鼻歌にたどる五線譜春の風

     (橘 夫仁子)

 


鉢伏山(標高604m)に到達。

12:15。暫し、山頂で憩う。

 

今を生きる風が好き太陽が好き

     (白川淑子)

 


鉢伏山・山頂にて。ランチ・タイム。

 

新潟の空気を浴びたおにぎりと

    和歌山の梅結婚しました

      (永井貴之)

 


Iさんの愛妻・お握り。

<愛>と言う具がこんなに大きく

しました。僕は幸せだな〜。

 

山笑うはち切れさうな握り飯(大沼遊魚)

 


梅ヶ谷へ。

ここからは<馬酔木ロード>となります。

 

みづからと闘ひ抜きて果つるまで

  のぞみをもちて楽しみとせむ

       (古屋寛子)

 


<梅ヶ谷>付近の、馬酔木の花。

 

囀に馬酔木の花は鈴をふりにけり

      (下村梅子)

 


<梅ヶ谷>に到達。PM1:15。

期待していましたエドヒガンは未だ

開花せず。落胆する皆さん。

また、来年に期しましょう。

 

何もかも身軽となりて春の山 

      (中村輝峰)

 


<梅ヶ谷>を下山。

昨年の台風21号の爪跡。

厳しい下山となりました。

でも、山彦が励ましてくれました。

 

山彦は青年のこゑ山笑ふ(二藤 覚

 



<梅ヶ谷>の藪椿。

 

落ちては落ちては藪椿いつまでも咲く

      (山頭火)

 


帰路、府道43号線より仰いだ、

桜のラストステージ。

向井潤吉画伯の絵画を彷彿とさせ

てくれます。

 

行く方にまた満山の桜かな

     (中村汀女)

 

本日のクリーンハイキングの主目的

は<梅ヶ谷>の息を飲む程の絢爛た

る桜見物でしたが未開花で落胆しま

した。しかし、その行程で多種の桜

見物ができました。気候も気分も春

うららでした。お疲れさまでした。

さて、春には毎年、司馬遼太郎の「

坂の上の雲」の冒頭の<春や昔>を

想起します。「明治」と言う時代を

俯瞰した物語に相応しいものでした。

秋山兄弟と子規の三人を基軸に明治

の青春を描き、<国家とは何か>を

考えさせてくれます。新元号が「令

和」に決まり、<昭和>も遥か遠く

になりました。この機会に「昭和」

を振り返ってみませんか。

春や昔十五万石の城下かな(子規)

それでは、皆さん、艶やかな若葉の

五月に、またお逢いしましょう。

ご機嫌よさようなら。

コース担当者一同

(文責:森岡)

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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