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2019.04.02.「東海自然歩道コース」実施報告。

春の日和や川沿いに風のいろ

      (長谷川久々子)

<春よ来い 早く来い>と童謡の調べ

に乗せて願っていた<春>が遂にやっ

て来ました。自ずと心が明るく弾みま

す。梅、桃、そして桜が咲き揃いまし

た。百花繚乱、百鳥の囀り。春爛漫で

す。ヴィヴァルディの名曲「四季」の

「春」には<春がやってきた。小鳥た

ちは楽しそうに朝の歌をうたい、小川

は優しく囁きながら流れる>と言うソ

ネットが付されていて、聴けば掲句の

ような景色が目に浮かびます。この曲

を心に奏でて、春の野山を楽しむのも

一興かと思います。

♬ 春の小川は さらさら行くよ

  岸のすみれや れんげの花に

  すがたやさしく 色うつくしく

  咲けよ咲けよと 囁きながら ♬

       睫鄰で掘崕佞両川」

本日も春の野山を楽しむべく、一般

参加者6名、隊員7名の総勢13名で

<東海自然歩道>に向かいました。

 


古道・中ノ坂道に咲く、桃の花。

 

野に出れば人みなやさし桃の花

      (睫鄙能宗

 


古道・中ノ坂道に咲く、連翹の花。

 

れんぎょうに近よりゆけばよろこびの

    皮膚に感ずる黄の照りあかり

         (堀 正三)

 


<桜広場>へ。

 

快晴と云ふ空の下冴返る

      (阿部陽子

 


<桜広場>付近の、コバノミツバツツジ。

 

つつじの花ふふめる今朝のまなもとに

     馥郁とあるひとつの言葉

        (中野照子)

 


<桜広場>にて。準備体操。

AM9:25。

 

雀がなくな、

いい日和だな、

うっとり、うっとり

ねむいな。

 

上の瞼はあこうか、

下の瞼はまァだよ、

うっとり、うっとり

ねむいな。

   金子みすゞ「春の朝」

 


<桜広場>のソメイヨシノが咲き始めました。

 

今年また桜に会えてここに生く

       (八尾玲子)

 


<山の神>前を歩む。

 

幸福の思ひ胸ぬちによみがへり

     人をことほぐ春の朝に

        (高橋愛子)

 


瀧道に咲く、ハクサンハタザオの花。

俳人I隊員の一句。

 

足元に白い花咲き春うらら(篤老)

 


大滝前にて。本日、参加戴いた13名の皆さんです。

 

路細き茂みの彼方やま深き

   岩打つ滝のとどろき聞こゆ

        (吉原太郎)

 


<一目千本坂>の落椿。深紅の絨毯。

 

落ちて猶色香を失せず椿かな

        (駒田暉風)

 


<一目千本坂>にて。

いよいよ、ゴミの回収の開始です!

 

ゴミのポイ捨て 心のポイ捨て

        (谷口香津紀)

 


<一目千本坂>より仰いだ桜。

 

さくら桜そして今日見るこのさくら

     三たびの春を我ら歩めり

         (俵 万智)

 


<一目千本坂>に咲く、菫。

 

山道や日に甘えたる菫かな 

     (岡村昭則)

 


府道43号線・箕面川の川辺にて。

またもや、各所に多数のゴミが散乱。

今月も回収のローラー作戦です。

みなさんの奮闘振りをご覧あれ!

 


まず、M隊員が川のフェンスを飛び越え、

河川敷へ。

細心の注意をお願いします。

 


続いて、T隊員も飛び降り、

ゴミ回収を開始。

硬骨漢で率先垂範は

この人の信条です。

 


隈無く、回収中のU隊員。

隊内屈指の科学技術者です。

いかに小さなゴミも見逃しません。

 


川の中の、小さなゴミさえ見逃さず、

回収するYリーダー。

 


回収中の、一般参加のMさん。

この丁寧さには脱帽です。

 


回収中の一般参加のFさん。

常に寡黙で誠実な作業振りは

人を魅了します。

 


大阪市内から参加戴いたMさん。

人にもゴミにも優しい人です。

 


現場作業の総指揮官のK隊員。

隊の大黒柱です。

 

みなさんによる川辺のゴミ回収ローラー

作戦の遂行で、今月も一段と美しくなり

ました。

本日のゴミ回収量は

     9kg

もありました。

お疲れさまでした。

ありがとうございました。

 

ボランティア活動後に湧く熱きもの

    希望のごとく頬にのこれり

        (桐原京子)

          


回収作業完了後、ふと仰げば、見事な山桜。

一瞬、息を飲みました!

これは一幅の風景画ですね。

 

うらうらと照れる光にけぶりあひて

    咲きしづもれる山ざくら花

           (若山牧水) 

 


対岸もエドヒガンが満開でした。  

 

空小さくなりにけり桜咲き満てり

         (林 翔) 

 


Mさんより配られた、アーモンド・チョコ。

回収作業後の疲労回復に最適でした。

感謝!

 

とけかけたチョコレイトの銀紙を

    ペろりとなめる春は甘やか

      (赤木素子)

 


清水谷園地にて。ランチ・タイム。

AM11:30。

 

うららかにして腹がへってゐる(山頭火)

 


清水谷へ。

キブシの花が見送ってくれました。

 

うすぐらき林道のふと明るみて

     キブシの花は咲きいたりけり

        (鳥海昭子)

 


東海自然歩道へ。

 

この風の切り口が好き山笑ふ(尾崎)

 


東海自然歩道に咲く、藪椿。

 

みずからのひかり放ちて咲きさかる

     椿の花の紅のしづもり

        (福田吉弘)

 


東海自然歩道を歩む。

 

戻り寒敢えて背筋を伸ばしたる(谷泰子)

 


帰路の、春夕焼け。

 

肩ぐるま春夕焼の消ゆるまで

     (山田怜子)

 

本日は<寒の戻り>や<花冷え>を意識

する寒いクリーンハイキングとなりまし

た。が、大山桜、染井吉野、大島桜など

の花見ができ、こころ豊かなひと日にな

りました。お疲れさまでした。

さて、二月下旬に日本文学の伝道師・ド

ナルドキーンの訃報に接しました。古典

や俳句など造詣が深く、芭蕉や子規の研

究から<俳句は世界文学>と主唱し、そ

の著書は<詩人の魂を以て書かれた>と

も云われ、その感性は日本人以上に日本

的でありました。新元号が<令和>と決

まり、その出典が万葉集となれば、この

人の思いが聞けず、残念でなりません。

山々に遊びつつ、一方でこの機会に古典

文学の世界を覗いてみませんか。

罪なくも流されたしや佐渡の月

はこの人の唯一の俳句でした。

それでは、緑さす五月にまたお逢いしま

しょう。ご機嫌ようさようなら。

コース担当者一同

(文責:森岡)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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