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2019.03.23 石澄の滝コース  実施報告

肌寒い風に揺れていた菜の花。お彼岸が過ぎ、もう春だというのに、思わぬ寒の戻りに途惑っているようでした

 

 冬のような雲が広がったこの日の朝、集合場所の箕面駅前広場には19名(一般参加10名、隊員9名)のみなさんが集まりました。予期せぬ寒さに戸惑いながらも、石澄の滝の景観を愉しみ、早春の花々や木々の芽吹きに春の到来を感じながら歩いたハイキング。それでは早速、紹介しましょう。

 

 この日は、平和台を抜けスカイアリーナ広場から、山麓線(府道9号箕面池田線)を歩き、東畑を経て石澄の滝に向かいました。途中、谷筋の廃屋の前で何度か足を止め、水量が増した石澄の滝を見物したあと、海の見える丘へ。昼食休憩後、わくわく展望から憩いの丘経由で平和台北口公園に下山しました。

 

空を覆う冬のような雲。冷え込んだ朝でしたが、箕面駅にはもうツバメの営巣が始まっていました

 

   

平和台の住宅街を抜け、一行は新稲の里からスカイアリーナへ向かいます

   

入念な準備体操を済ませ、山麓線を西へ。東畑交差点から石澄の滝入口に到着

 

一行の足元にはツクシンボウの群落。「春ですね〜」ツクシの大歓迎?に寒さも吹っ飛びました

 

   

滝を目指して石澄川伝いの道を進みます。さあ、北摂のミステリーゾーンへ

   

最初に現れたのは、ここを開いたとされる人物の石碑。川原を渡り、さらに上流に向かいます

 

 石澄川をしばらく遡ると、石碑や石仏に出会います。さらに上流を目指すと、朽ち果て、いまにも倒壊しそうな廃屋が次々に現れ、現実の世界とはかけ離れた雰囲気が漂ってきます。いつの頃からか、ここから人々が去り、生活の痕跡が無残に朽ち果てていく光景は、人の営みの虚しさや儚さを感じさせもします。ちょっと感傷的な気分になりながらしばらく歩くと、間もなく石澄の滝に到着します。

朽ち果てた建物。ここはかつての寺院址とか。訪れるたびに荒廃が進んでいるようです

 

続いて現れた小屋も荒廃が進んでいました。小屋の近くの「間歩(まぶ)」と呼ばれた採掘坑址。ここは「秦野鉱山」と呼ばれ銀、銅、鉛などが採掘されていたといいます。

 

廃屋や廃坑から目を転じると、頭上の陽だまりにはヤマザクラが咲いていました。人が去って久しいこの谷あいにも、春は訪れていました

 

   

ヤマザクラにしばし見とれたあと、坂を登ると一行の前に新たな廃屋が・・・

ここは生活の跡が残る廃寺。朽ち果てた姿には、胸が痛みました。このあと一行は石澄の滝へ

 

冬の間は水量が少なく、切り立った岸壁を滑る一筋の糸のようだった滝の水。このところの雨で、何本もの糸を束ねたような姿に変わり、少し太くなった水の流れには、繊細さにわずかながらも迫力が加わったように感じられました。

 

 ここで、一行の目を愉しませてくれた早春の花々、木々の芽吹きのいくつかを紹介しましょう。

(春の花)

  

左からハクサンハタザオ、タンポポ、コバノミツバツツジ

(芽吹き)

   

左からネジキ、モミジ、ヤマザクラ

 

 閑話休題。厳冬のころとは一味違った滝の姿を見物したあとは、急坂を一気に登り、お待ちかねのランチタイム。いつものように、よもやま話に花が咲きました。

     

滝の見える川原からは一気の急登。最後のブッシュを登り切れば、海の見える丘です

海の見える丘で一息入れるみなさんの頭上に、ようやく陽射しが

   

急登直後のランチタイム。各テーブルで話が弾んだようです

 

 お腹を満たした一行は、わくわく展望台で大阪平野の眺望を愉しみ、憩いの丘を経て無事、平和台北口公園に下山しました。

 

わくわく展望台では、雲間から射し始めた太陽を浴びて、眼下の眺望を愉しみました

    

眼下の眺めを愉しんだ一行は、急坂を右へ左へと下り、平和台北口公園に無事、下山しました

 

 この日も精力的にゴミ回収していただき、その量は9.7キロにもなりました。有難うございました。

見つけたら回収‼します。精力的にゴミを拾うみなさん

   

この日は、教学の森入口(左)と平和台北口公園でゴミをまとめました。お疲れ様でした

 

 二日前の春分の日に、東京都心では桜が開花しました。近畿でも桜の蕾は赤く色づき、開花宣言は間近。春を告げる「選抜高校野球」も始まりました。長かった冬も終わりを告げ、待ち遠しかった春がとうとうやってきました。つい最近のことと思っていた年明けがきのうのように感じられるというのに、月日の過ぎていく速さは、まさしく光陰矢の如しですね。時間の推移の速度は、年齢と比例して速くなるような気がしてなりません。

 この日の朝はちょっと肌寒く、「花冷え」になりました。けれども、きょう歩いた里山や山あいの谷には、パステル色をした早春の花々や、淡い緑が印象的な木々の芽吹きを目にすることが出来ました。時おり届いた陽射しは高く、春たけなわになるのも、もう間近だなと感じた一日でした。

 

 朝の目覚めの

 さびしい日がある

 

 寂しさを抱きながら

 床を離れ

 口をすすぎ

 髪をととのえる かがみの中に

 遠い山に咲く

 花の姿を見る

 朝ぎりの晴れ間を待つ

 花の静けさ 花の心

 

 ただ一度の出会いを忘れずに

 姿を見せてくれる 山の花

 花のこころに支えられて

 過ごす一日

   ―高田 敏子「花のこころ」−

 

最後は、石澄の滝をバックにした記念写真。この日参加してくださった皆さんです

 

 次回は4月27日(土)に実施します。集合場所は9時30分阪急箕面駅前です。多数のご参加をお持ちしています。

                                  担当隊員一同 (写真と文 竹内)

 



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