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2018.12.20.「明ヶ田尾山方面コース」実施報告。

過ぎ去りしことはうつくし年の暮れ(やのかよこ)

今年もあと僅かとなりました。新年の跫音

がもう、そこまで聞こえてきそうです。振

り返れば、どんな一年だったでしょうか。

多難な年の感慨を持たざるを得ないのです

が、掲出の句の様に<うつくし>は情緒的

に過ぎるとしても、己が生きた証は大切に

したいものです。俳人・沢木五十八の句<

差し引けば仕合せ残る年の暮れ>のように

、<合せをベースに、自分史を紡いで

行きましょう。思えば、一年は冬山に始ま

り、冬山で閉じるのですね。この冬山の野

趣を愉しみ、その夕景の中で逝く年を惜し

みたいものです。

♫ 北アルプスの 嶺はるか

  君を泣かせた あかね雲

  あの日と変わらぬ 夕景色

  ピッケル青い 山の駅

  信濃恋歌  風の詩 ♫

     志賀大介「信濃恋歌」

本日も山々で去り行く年を惜しむべく、

一般参加者3名、隊員9名の総勢12名

で「箕面川ダム湖」に向かいました。

 


古道・中ノ坂道に咲く、ヤツデの花。

 

窓の外に白き八っ手の花咲きて

     こころ寂しき冬は来にけり

         (島木赤彦)    

 


古道・中ノ坂道の、柚子。

 

柚子の実の風なき庭に色づきて

    ひそけくもわが冬に入る日々

        (磯 幾造)

 


朝の瀧道を歩む。

 

知らぬ間に歩幅ひろがる師走かな

      (渡辺伝三)

 


<梅屋敷>付近に咲く、花ホトトギス。

 

されば世に声鳴くものとさらぬもの

    ありてぞ草のほととぎす咲く

        (安永蕗子)

 


瀧安寺広場にて。準備体操。

 

サラリと

流してゆかん

川の如く

 

サラリと

忘れてゆかん

風の如く

 

サラリと

生きてゆかん

雲の如く

    坂村真民「サラリ」

 


瀧安寺広場付近の、マンリョウ。

 

色乏し庭に万両紅豊か

      (梅田澄子)

 


瀧安寺広場付近の、銀杏の落葉道。

 

浄まれとわが身梳くがに散りかかる

     銀杏の落葉浴みつつ立ちぬ

         (塩井三作)

 


瀧安寺・本堂前にて。

本日、参加戴いた12名の皆さんです。

ハイキングの平安を祈願しました。

 

人生は旅なのかもしれない

道づれは楽しい人がいい

笑顔の素敵な人がいい

      (大野勝彦)  

 


瀧道に咲く、山茶花。

 

♫ さざん花は

  音もなく 散っている

  たそがれに

  落ち葉を焚けば 流れゆく

  煙り哀しい 白い花 ♫

      寺尾智沙「さざん花の歌」

 


瀧道の斜面にて。

山ゴミを回収される参加者のみなさん。

この見事な連携プレーをご覧あれ!

 


瀧道の、アオキの実。

 

青木の実今朝くれなゐの紅をさす

       (橋本典子)

 


箕面川の、鴨。

 

群青をいただく鴨の頭より

      朝の光は耀ひそめつ

        (草野源一郎)

 


瀧道より仰いだ,冬の空。

 

曇り空さらに色濃き雲ありて

    静けきままに空を動かす

       (浦島秀男)

 


<一目千本坂>を登る。

 

冬山にたぐられてゆく道ひとつ

      (大串 章)

 


ビジターセンター付近の、タカノツメ。

俳人I隊員の一句。

 

タカノツメ落ちて香るや冬の道(篤老)

 


ビジターセンターの、三椏の蕾。

 

冬陽浴び三椏の蕾夢心地(飯田泰子)

 


ビジターセンターにて、小休憩。

チョコレートが配られる。

 

チョコレートひとつで一日楽しくなる

     (大西政司)

 


ビジターセンターの、南天の実。

 

一度だけ本当の恋がありまして

     南天の実が知っております

        (山崎方代)

 


箕面川ダム湖へ。

 

ばりばりと落葉を踏みて立てなほす

    このみずからの心のありど

       (三井ゆき) 

 


市道箕面五月山線沿いの、木の葉一枚。

 

木を離れ自由になった一枚の

     葉の運命を支配する風

      (三浦将崇)

 


長谷橋の斜面にて。

山ゴミを回収される参加者の皆さん。

 


ダム湖の遊歩道の枯れ薄。

 

吹く風と吹かるる芒と末枯れたる野に

     在りありていづれがさびし

       (南 麻子)

 


ダム湖畔にて。

ゴミ回収に奮闘中。

山ガール・Oさんのこの勇姿!

 


同じくダム湖畔にて。

ゴミ回収に奮闘中。

山ガール・Mさんのこの勇姿!

 


ダム湖畔より<チャイルド・シート>を

引き上げるKさんとTさん。

本日の山ゴミ回収総重量は

   5kg

ありました。

みなさん、ありがとうございました。

お疲れさまでした。

 

いつまでも

美しくあって欲しい!

私たちの箕面の山

(箕面の山パトロール隊)

 


急峻な山斜面を登る参加者のみなさん。

 

枯木立我が吐く息にリズムあり

   (岡村昭則)

 


ダム湖・遊歩道に咲く、山茶花。

 

♫ サザンカの花 黒髪に

  仲良く飾った 花リボン

  数えきれない 乙女の夢が

  今もこころに ささやきかける

  あゝサザンカの サザンカの

  花咲く町よ ふるさとよ ♫

   石本美由紀「サザンカの花咲く町」

 


清水谷園地にて。

ランチ・タイム。AM11:45。

Mさんより林檎を戴きました。

 

林檎剥く無垢なる詩を生むやうに

      (小澤克己)

 


ババタレ坂付近の、檀の実。

予想通り、降雨が始まりました。

 

しんじつを籠めてくれなゐ真弓の実

     (後藤比奈夫)

 


下山の、才ヶ原林道。

 

沛然と冬の山路の雨に遭う(小澤克己)

 


才ヶ原林道の、柿の実。

 

♫ あなたは誰の 忘れもの

  柿の実ひとつ 風のなか

  また来る冬の寒さより

  逢えぬ辛さに 泣けそうよ

  柿の実ひとつ ひとりぼっち

  いいえ 私も ただ独り ♫

      石本美由起「柿の実ひとつ」

 


西江寺の、名残りの紅葉。

 

雨の日の社の庭に散り敷ける

  イロハモミジの紅を踏みゆく

       (鳥海昭子)

本日は後半、予想通り降雨となりましたが

、仲冬の山々の野趣を思う存分楽しむこと

が出来たひと日でした。お疲れさまでした

。さて、旧聞に属しますが、<人間の寿命

その人が一生の間に食べた野菜の量に比

する>と言う説があります。岩手大学の

教授達の長寿村での研究成果だそうです。

素直に、耳を傾けて実践してみませんか。

「運動」を担保にしている私達には鬼に

金棒かも知れません。ともあれ、今年も

「クリーンハイキング」を介して、数多

くの人々との良き出逢いがありました。

新しい年もこのご縁を大事に大事にして

行きたいと思います。この一年、本当に

お世話になり、ありがとうございました。

どうぞ、良いお年をお迎えください。

佳き出逢い重ねし年を惜しみけり

     (西崎佐知)

コース担当者一同

(文責:森岡)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 



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