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2018.11.29.「明ヶ田尾山方面コース」実施報告。

少し暮れ一段と暮れ秋の行く(西崎佐知)

赤や黄色、橙色に華やぐ季節が早や過ぎ去

ろうとしています。残秋の思いが募ります

。今年も、山々が織なす錦繍を満喫された

でしょうか。コラムニスト・辰野和男が哲

学者コラールの日本の紅葉感を紹介してい

ます。<一枝一葉ごとにそれぞれ、その隣

りと調和をなし、独自の色を呈しながら、

全体と見事に溶け合った色彩交響曲>と。

その色彩交響曲も終演に近づき、冬もすぐ

そこまで来ています。逝く秋の絶景を楽し

みたいものです。

♫ 肩を並べて 落葉踏む

  母校の庭は 城の跡

  丘も校舎も 夕日が染める

  なごりの秋のなつかしさ ♫

     萩原四朗「丘の上の白い校舎」

本日も晩秋の豪華絢爛たる紅葉絵巻を楽し

むべく、一般参加者12名、隊員10名の

総勢22名で<箕面川ダム湖畔>に向かい

ました。

 


古道・中ノ坂道に咲く、コスモス。

ほどなく、コスモスの秋は終ります。

 

花は一輪でいい

一輪にこもる命を知れ

       (坂村真民)

 


法林寺石垣に咲き残る、朝顔。

 

蔓はずすを一日のばしにしておりぬ

  季(とき)過ぎてなほ咲けるあさがほ

           (若尾幸子)   

 


瀧道「ネイチャー・ルーム」前にて。

本日参加戴いた、22名の皆様です。

 

少年の日に読んだ「家なき子」の物語

の結びはこういう言葉で終わっている。

ーー前へ

僕はこの言葉が好きだ。

物語が終わっても、

僕らの人生は終わらない。

僕らの人生の不幸は終わりがない。

希望を失わず、つねに前へ進んでいく、

物語のなかの少年ルミよ、

僕はあの健気なルミが好きだ。

辛いこと、厭なこと、哀しいことに、

出会うたび、

僕は弱い自分を励ます。

ーー前へ

      大木実「前へ」  

 


瀧道に咲く、ツワブキの花。

 

暮方の霧のふかくなりし庭くまに

    石蕗の葉立ちのさみしき光

         (土田耕平)

 


瀧道を歩む。

 

逝く秋を惜しみてあまりありにけり

      (鷹羽狩行)

 


瀧道に咲く、サザンカの花。

 

♫ サザンカの花 咲く道は

  明るい青空 光る風

  明日を夢みて 見交わす顔に

  若い陽射しが 笑って揺れた

  あゝ サザンカの サザンカの

  花咲く町の うるわしさ ♫

   石本美由起「サザンカの花咲く町」

 


瀧安寺・広場にて。AM9:20。

準備体操。

 

天ひろく心もひろく行秋ぞ

      (土井木賊)

 


瀧安寺広場付近の、銀杏。

 

鮮やかに黄に染りたる銀杏葉の

    いまだ散らざれば辺り明し

         (渡辺まつ)

 


瀧道の紅葉。

 

語りつつ歩めばたぬし秋の岐

    粲爛として光るもみぢ葉

         (石塚正也)

 


瀧道を歩む。

 

清清しく山路越え来る風ありて

     輝く未来待つごとくた佇つ

          (今野美枝子)

 

瀧前赤マン.JPG
大滝付近の、赤まんま。

 

おまえは歌うな

おまえは赤まんまの花や

とんぼの羽を歌うな

風のささやきや女の髪の毛の匂いを歌うな

すべてのひよわなもの

すべてのうそうとしたもの

すべての物憂げなものを撥き去れ

すべての風情を擯斥せよ

腹の足しになるところを

胸元を突き上げて来る

ぎりぎりのところを歌え

     中野重治「歌」

 


大滝付近にて。

早速、ゴミ回収をされる

参加者のみなさん。

 


晩秋の大滝。

 

滝音に山の深さの響きあり

    (橋本佐智)

 


一目千本坂の紅葉。

 

恋人と拾いてしをりと挟みたる

     紅葉一枚いよいよ赤し

       (内田邦夫)

 


府道43号線沿いの、

山ゴミ・ローラー作戦。

本日の山ゴミの回収重量は

5.1kgでした。

みなさま、ご苦労さまでした。

ありがとうございました。

 

いつまでも

美しくあってほしい!

私たちの箕面の山

    (箕面の山パトロール隊)

 


箕面川沿いの、櫨紅葉。

 

朝の日に輝きそめし櫨紅葉

    (清水和子)

 


箕面川ダムへ。

 

深み行く秋を惜しめる人と人

                (筒井八重子)

 


ビジターセンター付近の楓。

 

風なきに枝をはなれて楓の葉

    思い出したるごとく散りくる

        (山崎照峯)

 


箕面川ダム湖畔にて。落葉踏む。

俳人I隊員の一句。

 

靴の裏触れ合う山の落葉かな (篤老)

 


市道箕面五月山線沿いの、山芋の黄葉。

 

山芋の黄葉著し目の高さ (渡辺絹代)

 


箕面川ダム湖畔にて。

ランチ・タイム。AM11:15。

 

のこり時間をいま食べてゐる

   新米の海苔のおむすびことさら旨し

            (上野千代子)

 


箕面川ダム湖畔にて。

自然が織り成す<クリスマス・ツリー>。

(写真提供:Oさん)

 

♫ ジングルベル ジングルベル

  鈴がなる

  鈴のリズムに光の輪が舞う

  ジングルベル ジングルベル

  鈴がなる

  森に林に響きながら ♫

     アメリカ民謡「ジングルベル」

 


ダム遊歩道を歩む。

 

耳澄まし山の音聴く秋の暮

       (岡村昭則)

 


「第15回箕面の山大掃除大作戦

12月1日(土)に実施。

ゴミ引き上げ回収作業予定の現場の一つ。

<箕面川ダムコースB>の

ロープ伝いの実地訓練です。

落差300メートルの斜面降下、

安全を最優先に!お願いします。

 


ダム遊歩道に咲き残る、萩。

 

萩こぼれひそひそこぼれひそひそと

    こぼれ散るのは時間のひかり

        (道浦母都子)

 


<ババタレ坂>を登る。

 

寂しさに耐えかねてこそたずね行く

        山はわが友秋の山なり

          (大峰破水)    

 


才ケ原林道の、紅葉。

 

愛しみて歩きたまひしこの道を

    紅葉のをはりに来りて歩く

        (君島夜詩)

 


才ヶ原林道の、ムラサキシキブ。

 

式部の実紫に寂びまさりくる

      (林 京子)

 


才ヶ原林道の、ススキ。

 

ゆふぐれの穂芒の道を行く交へる

    人はやさしき会釈のこして

         (今村明美)

 


才ヶ原林道より下山。

 

山駆け降りる晩秋の跫音かな 

       (北川英子)

 


帰路の夕焼け。

 

♫ 人の子ゆえに 恋ゆえに

  落ちる夕陽が 瞳にいたい

  さようなら丘の たそがれよ

  また呼ぶ秋は ないものを ♫

      萩原四朗「夕陽の丘」

 

本日のクリーンハイキングは紅葉・黄葉の

フィナーレに間に合い、自然の織り成す美

の競演に息をのみ、文字通り、満喫するこ

とが出来ました。晩秋の、心が豊かになっ

たひと日でした。お疲れさまでした。さて

、慶応大学医学部の三村教授が「認知症予

防」について、<食事>や<睡眠>に気を

配りつつ、<社会へのかかわり>の重要性

について提言されています。統計上、平均

寿命を基準に運動習慣のある人は3年、幸

福な人は10年長生きするそうで、何事も

前向きに、社会全体や他人のことを考える

ことなどは認知機能維持に極めて重要だそ

うです。これらの要素を包括しているクリ

ーンハイキングで<健康寿命>を延ばしま

しょともあれ、熱燗の温もりが恋しい

季節です。今夕は一献傾けて、一日の疲労

を癒やしませんか。

熱燗やしきりに昭和恋ひ唄う(村上唯志)

それではまた、12月にお逢いしましょう。

季節の変わり目です、ご自愛下さい。

コース担当者一同

(文責:森岡)

*番外編


朝日新聞朝刊(11月16日付け)に、

「第15回箕面の山大掃除大作戦」実

施の記事を掲載戴きました。お陰樣で

昨年より100名多い、300名近い応

募を戴きました。多数のご応募、あり

がとうございました。実施日の12月1

日には総力を挙げて<箕面の山>を一

段と美しくしましょう!!   

    

 

 

 



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