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2018.08.25 石澄の滝コース  実施報告

住宅街と高層ビル群を背景に、大きく育ったクリの実。秋が近づいたことを告げているようでした(新稲にて)

 

 23日未明の台風20号の上陸で実施が危ぶまれましたが、幸いコースへの影響は軽微で実施可能となりました。この日も夏日となり、厳しいコンディションでしたが13名(一般参加5名、隊員8名)の皆さんのご参加をいただきました。

 連日の暑さを考慮し、阪急箕面駅から平和台を抜け、スカイアリーナで準備体操を行い、山麓線(府道9号箕面池田線)の東畑から石澄の滝へ。滝の見える川原で昼食休憩後、海の見える丘を経て西尾根を下山し、教学の森入口で仮解散しました。廃屋や鉱山跡が残る北摂のミステリースポットを歩いた一日。それでは、その模様を紹介しましょう。

 

  

     定刻に箕面駅を出発するみなさん       スカイアリーナで準備体操。さあ、準備完了です!

  

                                   途中、隊員が公園の池に浮かぶゴミを回収しました

 

 住宅街の奥のゲートを抜けると、やがて木々に覆われた山道へ。歩き始めると間もなく、石澄の滝の開祖と伝えられる人物の石碑と、たくさんの石仏やお地蔵さんを祭った祠が現れました。その先には「一心寺」と記されたゲートの奥に、いまにも倒壊しそうな廃屋が現れます。この辺りから神秘的なムードが漂い始め、この先に何があるのかとの興味と不安が心を過りはじめます。

 ゲートを抜けると、木々が生い茂る別世界。瀬音や蝉の声が聞こえてきました

  

       斜面に建てられた石碑と石仏やお地蔵さんが祭られた祠

      足元に注意しながら川を渡り

       川筋の道をさらに上流へ

  

  「一心寺」の立て札の奥に、いまにも倒れそうな廃屋と荒れ果てた小屋が目に飛び込んできました

 

 途中、生活の跡が残る、いまにも壊れそうな小屋を横目にさらに進むと、岩をくりぬいた廃坑が目に飛び込んできました。ここでは、江戸時代から銀や銅、そして鉛が採掘され、この辺りでは「秦野鉱山」と呼ばれていたといいます。さらにここから岩場を登り、廃寺跡に向かいました。

       神秘的なムードが漂う川筋の道をさらに上流へと進むみなさん

  

        朽ち果てた小屋。なかには畳や鍋があり、ここでの生活の跡を物語っていました

ミステリアスな廃屋の次に現れた鉱山跡。「秦野鉱山」と呼ばれ、銀、銅、鉛などが採掘されていたといいます

  

     鉱山跡の岩場を登り、さらに先へと進む一行。ちょっとしたスリルを味わいました

  

    岩場を登り、さらに進むと無残な姿の廃寺跡。本堂の横には、二体の石仏が静かに佇んでいました

 

 「大日寺」と呼ばれていたという廃寺跡を横目に笹原を進むと、やがて眼前に「石澄の滝」が姿を現しました。落差は25メートル。岸壁を這うように流れ落ちる水は、白糸が流れるような優美な姿で涼を誘いました。

      笹原の緩斜面を登り終えると、かすかに滝の音が。そして・・・

  眼前に現れた「石澄の滝」です。岩を這うように流れる水はとても優美、滝音とともに涼を誘いました

 

ここで、一息。この日出会った晩夏と初秋の花々を紹介しましょう。

  

          センニンソウ                  マルバルコウソウ

  

         オミナエシ                   ツリガネニンジン

 

 閑話休題。滝を見ながらのランチタイムを愉しんだ一行は、暑さのためコースを短縮し、海の見える丘から西尾根を下り教学の森入口で仮解散しました。

  
     スギ林の急坂を登り、海の見える丘へ。昼食の後の急登。一気に汗が吹き出しました

   急坂を登り切っての一口の水。生き返りました

  

          海の丘での休憩後は、一気に西尾根を下り教学の森入口へ

 

 教学の森を出ると眼下に広がる箕面の街が。空には夏の名残りの白い雲が浮かんでいました 

 

最後は、滝を背景にした皆さんの記念写真です。お疲れ様でした。

 

朝夕に涼しい風が吹き、暑さが収まってくるという二十四節気の処暑が過ぎ、日に日に秋めいてくる季節になりました。北摂のミステリーゾーンを歩いたこの日のクリーンハイキングでは、ミンミンゼミやツクツクボウシの大合唱がにぎやかでした。山里では晩夏の花や初秋の花が開き、大きくなった栗の実も目にすることが出来ました。そして、草むらからは涼やかな虫の音が届き、近づく秋を告げていました。ことのほか暑かった今年の夏も、いよいよ終盤です。待ち遠しかった秋を目前に、ちょっぴり夏への感傷も覚えながら歩いた一日。みなさんは、どんな「小さな秋」を見つけられたのでしょうか。

 

 草かげの

 鳴く虫たちの宝石工場

 

 どの虫もみんなあんなに冴えているから

 虫たちはきっといっしんになって

 それぞれちがったいろの宝石を磨いているのだろう

 

 宝石のひかりがうつり

 いいようもない色まであって

 方々の草かげがほんのりあかるい

              ―高橋元吉「鳴く虫」−

 

 

この日は、みなさんのご協力で、6.5キロのゴミを回収しました。有難うございました。次回は9月22日(土)に実施します。集合場所は930分阪急箕面駅前です。多数のご参加をお持ちしています。

             担当隊員一同 (写真と文 竹内)



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