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2018.07.28 石澄の滝コース  実施報告

新稲の里で見かけた盛夏の花、向日葵。金子みすずが「おてんとさまの車の輪、黄金(きん)のきれいな車の輪」とうたっています。青空と太陽が似合う夏を代表する花ですが台風が近づき、残念ながら、この日は「おてんとうさま」の顔は拝めませんでした。

 

記録的な猛暑は一段落したとはいえ、この日も夏日となりました。なにより台風の動きも気になりましたが、16名(一般参加9名、隊員7名)の皆さんのご参加をいただきました。

一行は、阪急箕面駅から平和台を抜け、山麓線(府道9号箕面池田線)の東畑交差点から石澄川をさかのぼって石澄の滝へ。昼食休憩後、台風の影響と暑さを考慮し海の見える丘を経て西尾根を下山し、教学の森入口で山ゴミを回収し仮解散しました。清流や蝉の声、そして滝の音に涼を感じ歩いた一日、それでは早速、その模様を紹介しましょう。

 

  

       平和台を抜け、田畑が広がる新稲へ。一気に眺望がひらけました

  

    スカイアリーナで柔軟体操後、府道箕面池田線を西へ。石澄の滝に向かいます

 

  石澄の滝へのルートに入るといままでの景色が一変、別世界の雰囲気が漂い始めました

 

住宅街の奥にある石澄の滝へのゲートを抜け、隊員によって整備された積み石を渡り川べりを遡上すると、まず廃屋が目に飛び込んできます。朽ち果てた姿に思いをはせながら進むと、廃坑が現れました。この廃坑は、江戸時代から銀や銅が採掘されたといい、「秦野鉱山」と呼ばれていたと言われています。この日はここから岩場を登り、廃寺跡に向かいました。

 

 
     川沿いを登り、              緑のトンネルを抜けると・・・

 「一心寺」の立て札がある、朽ち果てた家屋が現れました

 

         さらに川沿いを遡ると

    再び、廃屋が現れました。鍋でしょうか、生活の痕跡がもの悲しさを誘います

 

  
          川を渡り廃坑跡へ。かつてここでは銀や銅、そして鉛が採掘されていたといいます

  
        一行は、廃坑上の滑りやすい岩場を慎重に登り、さらに先へ。目指す滝へはもう少しです

「大日寺」と言われる廃寺跡。ここにも生活の跡がありました

 

最後の廃寺を横目に進むと、やがて眼前に滝が現れます。急峻な崖を滑るように流れ落ちる水は、白く太い糸が揺れ落ちるようで、その優美な姿が涼を誘います。

 

廃寺をあとにブッシュを進む一行。今回も蝮に出会うことはありませんでした

           最後の渡渉を終えると、眼前に目ざす滝が・・・

      岩肌をなめるように流れ落ちる滝。滝の音が涼を呼び、しなやかで優美な姿が極上の癒しとなりました

 

 ここで、この日出会った花々、そして、実りの秋の準備を整えた木々のいくつかを紹介しましょう。

  

       マルバルコウソウ               ヤブガラシ

  

         ツユクサ                  サルスベリ

  

         イヌビワ                   クリ

 

滝を見ながらの閑雅なランチタイムを愉しんだ一行は、台風の接近と蒸し暑さを考慮し、コースを短縮。海の見える丘から西尾根を下り教学の森入口で仮解散しました。

    岩のベンチ?に座っての昼食は格別でした

    滝を眺めながらの贅沢なランチタイムです

 

  

 海の見える丘への急坂、一気に汗が吹き出します           最後の登りはブッシュのなか

  

         樹間を縫って教学の森へ        九十九折の坂を下ると西尾根の下りも終わり

               全員無事に下山。眼下に北摂の街並みが見渡せました

 

この日は、みなさんのご協力で、5.0キロのゴミを回収しました。有難うございました。

  

 

最後は皆さんの記念写真です。滝をバックに、笑顔がはじけました。お疲れさまでした。

 

 

7月28日は七十二候の「土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)」に当たります。熱気がまとわりつくような蒸し暑い頃で、植物はますます緑を濃くして夏を歓楽する頃という意味だそうです。暦通りこの日も暑く、台風の影響で空模様を気にしながらのハイキングとなりましたが、住宅街から一歩足を踏み入れると、極上の癒しの空間が広がっていました。かつて、ここには人びとの暮らしがありましたが、いまは廃屋が散在するだけ。時とともに人が去り、記憶から置き去りにされた空間は、哀感さえ覚えます。時おり耳にした蜩(ひぐらし)の鳴き声を聴きながら歩いた石澄川畔と滝への道、そこには日常生活では味わえない特別な時間が流れていました。

 

 

また 蜩(ひぐらし)のなく頃となった

かな かな

かな かな

どこかに

いい国があるんだ

           ―山村暮鳥「ひぐらし」−

 

 

次会は8月分月25日(土)に実施します。集合場所は930分阪急箕面駅前です。多数のご参加をお持ちしています。

                          担当隊員一同 (写真と文 竹内)

 

 

 

 



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