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2018.05.31【歳時記】風のたより〜夏は来ぬ〜

   風・・・感じていますか
   足元に咲いている花に気がつきましたか
   流れる時の中、ちょっと立ち止ってみませんか

 

 

    『卯の花の匂う垣根に 時鳥早やも来鳴きて』 

                       (「夏は来ぬ」佐佐木信綱より)

 

                   空木(ウツギ)・卯の花(ウノハナ)

 

箕面の里山のあちこちに匂うばかりの卯の花が開花しています。

はて、この雨は「卯の花くたし」の雨でしょうか。

 

そして、ほととぎす。

まさに「とっきょきょかきょく」と夏の時を告げる時鳥の声が

里山にこだまするようになりました。

 

 

   ほととぎす来鳴き響もす卯の花の

           ともにや来しと問はましものを 石上堅魚

 

 

夏のはじまりはいつ・・・?

 

そう、万葉の頃も、そして今も、ほととぎすの声が聞こえ、

卯の花の真っ白な花が垣根を飾ると夏が訪れるのですね。

 

 

   『橘の香るのきばの 窓近く蛍飛び交い おこたり諌むる 夏は来ぬ』

                         (「夏は来ぬ」佐佐木信綱より)

 

勝尾寺川の畔を夜風にふかれながら歩いていると、

こちらにも、あちらにも、源氏蛍の光が早やちらほらです。

 

 

   声はせで身をのみ焦がす蛍こそ

         言ふよりまさる思ひなるらめ 源氏物語より

 

 

川面にすうっとあらわれては消える蛍火。

蛍の明滅をじっと見つめていると、

平安の時代ならずとも、何か妖しさに包まれてしまいますよね。

 

 

                        楝(オウチ) センダン

 

 

   『楝ちる川辺のやどの 門遠く水鶏声して 夕月すずしき 夏は来ぬ』

                             (「夏は来ぬ」佐佐木信綱より)

 

おうちの花も、今満開ですね。

遠くから目にするおうちの花は、

まるで薄紫の薄衣をかけたようにさえ見えます。

 

 

                      楝(あふち オウチ) センダン

 

 

   玉に貫くあふちを家に植ゑたらば

         山ほととぎす離れず来むかも 大伴書持

 

 

そう、今ほととぎすのやって来るおうちの木は、

夏が過ぎ去った頃、たくさんの玉を実らせるのです。

 

卯の花の真っ白な色がにほい、ほととぎすが歌い、蛍も飛び交い、

おうちが散りはじめる箕面の里山。

 

皆様も、ぜひお出かけ下さい。

 

              吸蔓(スイガズラ)忍冬(ニンドウ)金銀花

 

 

                 雪の下・鴨足草(ユキノシタ)虎耳草

 

                           文・写真:渓川 清

 

 

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風のたより 渓川清氏と一緒にの~んびりお散歩しませんか。

「箕面の山気まぐれ散歩」 夏は・・・五感で歩く夏の森

 

木々を渡る風のささやきに耳をすまして…花に心を寄せる。

冷たい川に足をつけて…空を仰いで…深呼吸。

木肌を優しく撫でて…そっと目を閉じると、

あなたの心に森からのメッセージが届きます・・きっと。

 

・日 時:7月8日(日)朝9時阪急箕面駅前集合 12時ごろ解散

・参加費:大人300円 ・高校生以下 無料

・参加の方には、『森からの贈りもの』(資料)プレゼントします。

・締め切り:7月1日

・お申込み:コチラから⇒お申込みフォーム

・詳しくは、コチラをご覧下さい⇒「五感で歩く夏の森」

 

*当日は、生活の中にある身近な木々や草花についてのお話もあります。

 「まな板を選ぶ時、オススメの乾きやすい木は…?」

 「桐の箪笥に着物を入れるのは、なぜ?」などなど。

 

 

 

 

 

 

 



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