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2018.05.24.「明ヶ田尾山方面コース」実施報告。

 

木々草々花々人々五月の風 (池田澄子)

暦の上では既に<夏>が立ち、日に日に初夏の陽気を感じつつ

あります。若葉の緑も次第に色濃くなり、その木々に五月の風

が渡っています。<光と影>の技法を駆使し、<輝く緑>を研

ぎ澄まされた感性で描く、画家・山本貞に「五月の風」と題す

る作品があります。見つめているだけで、爽やかな緑の風が匂

い来て、自ずと魅了されてしまいます。野や山に佇ちて、この

ような五月の、若葉の香りを漂わせる風を楽しみたいものです。

♫ いつかと 待ちし 花咲きて

  日も あたたかに なりにけり

  友さそい 籠さげて

  すみれ摘み 蓮華採り

  遊ぶも 楽しい 春の野に

  長き日影の うつるまで ♫

         田辺友三郎「春の野」

本日も五月の風を楽しむべく、一般参加者6名、隊員9名の

総勢15名で、<明ヶ田尾山>(標高619.9m)に向

かいました。

 


古道・中ノ坂道に咲く、泰山木の花。

 

ひとは空に向かって寝る

寂しくて空に向かい

疲れきって空に向かい

勝利して空に向かう

病気の時も

一日を終えて 床につくときも

あなたがひとを無限の空にむけるのは

永遠を見つめよと

いっているのでしょうか

ひとは空に向かって寝る

       星野富弘「たいさんぼく」

 


瀧道に咲く、石榴の花。

 

パレットの濃き朱の色を奪いゆき

        石榴眩しく花咲かせたり

          (松本千代子)  

 


龍安寺広場にて。準備体操。AM9:20。

 

さわやかな かおりの風が

空に きらめく

やさしさが あふれて

まぶしい 希望の朝

まっすぐな 願いが

いま たしかに 届いて

この地球に 生きている

     水内喜久雄「朝」    

 


龍安寺広場に咲く、ユキノシタの花。

 

雪の下短かき唄をくりかへす

      (細見綾子)   

 


龍安寺境内にて。ご存知でしたか?サプライズです!!

シニアとは言え、まだまだ「」や「希望」を捨てる

訳にいきません。

これからも、我慢・忍耐を越えて、S・ウルマンの言う

青春」を謳歌しましょう、そんな教訓と受止めました。

 

Persverance Kills the game !

 


「時習堂」前にて。本日、参加戴いた15名の皆さんです。

 

春疾風シニアの集うハイキング 

        (岡村昭則) 

 


瀧道を歩む。行き交う人々との朝の挨拶で、

心がほぐれました。

「挨拶」、これは山での、私達の流儀ですよね。

さりげない、自然の挨拶を心掛けたいものです。

 

かのみどり鮮やかなりと眺めをれば

      幽かに聞こゆせせらぎの音

           (石木登茂子)  

 


府道43号線沿いにて、ゴミ回収して戴いている一般

参加者のFさんです。

今月から、これまで以上に、参加者全員が「次世代に

美しい箕面の山を引き継ぐべく常にゴミバサミを

持ち、ごみが一つでもあれば拾うを合い言葉に、

ゴミ回収に勤しんで戴いております。 

 


同じく、一般参加者のIさんです。   

 


同じく、一般参加者のUさんです。

 


ふと見上げると、頭上に<えごの花>。

この純白の美しさは格別です。

英名:Japanese snow bell とはなんと素敵な名でしょうか。

五月の爽やかな風に揺れて、美しい鈴の音が聞こえてきそうです。

メルヘンの世界へ誘われます。

 

えごの花房なし垂るる凜々しさよ 

        (岡田曀太雄)

 


同じく、一般参加者のMさんです。

 


さらに、一般参加者のKさんです。

 


締めは、やはりこの人、一般参加者のHさんでした。

本日の山ゴミの全回収重量は17.4kgでした。

みなさん、本当に、ありがとうございました。

 

いつまでも

美しくあってほしい!!

私たちの箕面の山

     (箕面の山パトロール隊)

 


ビジターセンターに咲く、都忘れの花。

 

山に来て都忘れの花を見ぬ

     遠き痛みにかよふ花の名

          (田谷 鋭)  

 


市道箕面五月山線にて。

俄に信じがたい、不法投棄物の壜詰め<梅酒>2本です。

ブランディー漬け6リッタ−。

これはお酒です、捨てずにご家庭でお飲みください。

草花は飲酒厳禁となっています。(^0^)

 


市道箕面五月山線の、見事に咲いた、卯の花。毎年、

五月下旬から六月上旬にかけて、ここは<卯の花ロード

になります。

 

白妙の卯の花しだる花明り 

       (加納幸子)

 


不法投棄物を所定場所に運ぶ、みなさんです。

 

木の影を人の影過ぐ立夏かな 

       (長田群青)  

 


市道箕面五月山線に咲く、サルナシの花。

 

白き花ばかり選りつつ友の影

    まなうらにある水無月悲し

         (矢野裕子)

 


エキスポの森にて。ランチ・タイム。AM11:45。

 

五月野は森の渚よ握飯 

     (佐々木紗知)

 


ランチ後、しばし、童心に帰って、「森と地球のこども園

の園児のみなさんと遊びました。

微笑ましい春のひとときでした。

(協力:森と地球のこども園)

 

子に五月手が花になり鳥になり 

        (岡本 眸) 

 


鉢伏山付近の、朴の花。

俳人I隊員の一句。

 

空仰ぎ葉っぱに鎮座朴の花 (篤老)

     


梅ヶ谷へ。

 

山の暦をわが愛しむ

木々の梢に影見えて

夕月の色 水の音

みな思ひ出に織らゆく

   佐藤春夫「山中暦日」

 


梅ヶ谷付近の尾根に咲く、タニウツギ。田植えの花。

 

紅うつぎ風移る間も紅たもつ 

         (莵 絲子

 


梅ヶ谷にて。小休憩。K隊員より、<飴>配られる。

 

花の午後いつもの飴を舐めている 

        (中村明美)

 

さあ、明ヶ田尾山へ。鶯の、見事な囀りが聞こえます。

 

「ホーホケ」と何度も何度も鳴くけれど

     「キョ」まで言えない鶯が泣く

          (高橋一美) 

 


明ヶ田尾山/山頂付近に咲く、モチツツジ。

 

花の下樹を労りて根を踏まず

    花を惜しめど風に任せん

       (村瀬 廣)

 


明ヶ田尾山・山頂(標高619.9m)に到達。PM1:20

長途のハイキング、お疲れさまでした!

 

♫ 山に憧れ 山並み越えて

  はるかに見おろす 花咲く村よ

  ヤッホー ヤッホー

  呼べば答える 明るいこだま

  ああ 青春は流れる雲の彼方に ♫

    猪又 良「青春は雲の彼方に」

 


帰路、小学生のみなさんが、「紅葉の天ぷら」揚げの

実演を見学していました。

(有)久國紅仙堂にご協力戴きました。

 


<紅葉の天ぷら>揚げの実演風景。

 

箕面伝統銘菓「もみじの天ぷら」の由来について

「もみじの天ぷらの発弔蓮∈からおおよそ千三百年前。

箕面山で修業していた、役の行者が五香の滝に映えた

もみじの美しさを賞讃し、燈明の油(菜種油)で、もみじ

の天ぷらを作り、修検道場を訪ねる旅人に供したと伝えら

れています。」

資料提供:(有)久國紅仙堂

 

本日は昨夜来の雨も止み、空は青く澄み、爽やかな五月の

風に吹かれて快適なハイキングとなりました。新緑の中で、

白い花々を愛でながら、鶯、時鳥の囀り、春蝉の鳴き声を

聞き、また鹿や猿にも出逢え、逝く五月を満喫したひと日

になりました。お疲れさまでした。

さて、五月には毎年、思い馳せる詩人がいます。昭和14年の

早春に二十六歳の若さで他界した立原道造です。三好達治を

して<聡明で、清純に、純潔に生きた>と言わしめ、誰しも

若き日に一度はその詩に触れ、魅了されたものです。

その詩風は「微風のような美しいささやき、初々しく又瑞々

しい白い雲のイメージ」(神保光太朗)で、美しい響きがあ

りました。「五月の風をゼリーにつくって持ってきてください

が、この詩人の辞世の言葉となりました。

その通夜に、作家・若林つやは高原の花々を集め、追憶の小さな

花束を編んで贈ったそうです。

五月の風がとても、とても好きな詩人でした。

それでは,みなさん、また六月にお逢いしましょう。

ご機嫌よう、さようなら。

コース担当者一同

(文責:森岡)         

 

 

 

    

           

 

   



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