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2018.04.28 石澄の滝コース実施報告

ゴールデンウィークが始まり、早いもので端午の節句もあと一週間になりました。石澄川では、若葉を透して初

夏のような陽光が降り注いでいました。季節は緑綾なす春から、風薫る季節へと移り始めています。

 

箕面パトロール隊3カ年計画のひとつとして、これまで隊員、サポーター有志によって整備を進めてきた「石澄の滝コース」が、ついに一般の皆さんに門戸開放されました。石澄川を遡上し、落差25メートルの石澄の滝を目指す上級者向けのコース。途中にはガレ場あり、廃屋や鉱山跡などがあり、ミステリアスな雰囲気も楽しめます。ゴールデンウィークが始まったこの日、集合場所の阪急箕面駅前には28名(一般参加20名、隊員8名)の皆さんが集まりました。新しいコースのスタートを祝福するかのように天気は快晴。参加者の皆さんの足取りも軽やかに感じられた一日でした。

 

     

    一行は、まずスカイアリーナへ。ここでコース概要と諸注意を聴いたあと、準備体操で身体をほぐしました

 

 この日は山麓線(府道9号箕面池田線)の東畑交差点から石澄川をさかのぼり、石澄の滝へ。滝口で昼食休憩後、海の見える丘に登り、林道を経てわくわく展望台から平和台北口に下り、ここで仮解散しました。それでは早速、その模様を紹介しましょう。

 

      

       雲一つない青空の下、東畑交差点から住宅街を抜け、石澄の滝へのゲートに到着。滝を目ざしました

                  

                           石澄川に沿って新緑のトンネルを遡ると・・・

                                                         「平田龍昇師之碑」と刻まれた石碑が現れました。石澄の滝を開いた人物とも言われていますが、定か

     ではありません

                         
          

                                     ゴロタ石の川を渡り先へ進みます

    

   いまにも崩れそうな廃屋。ゲートらしき傍らには「一心寺」の立て札。寺の由来を説明するU隊員   

             

       

      木漏れ日のなか、石澄川をさらに遡るとまた廃屋が。思わず足を止めて覗き込む参加者も

           朽ち果てた廃屋には、鍋などが散乱。生活の跡が残っていました

 

 次に現れたのは廃坑。このあたりは秦野鉱山とも呼ばれ、江戸時代から銀や銅、鉄が掘り出されていたといい、第二次世界大戦ころには鉛も採掘されていたようです。

                       

            興味深げに間歩(まぶ=廃坑)を覗き込むみなさんでしたが・・・

         

           ついに廃坑の中へ             そして無事、生還⁉

          

    さらに進むと、またも廃屋が現れました。ここも寺院跡のようですが、すっかり朽ち果てていました。

       

                  不安定な川石を伝って注意深く徒渉

                             

                                長い年月放置された家屋。気味悪さと同時に哀感も覚えて・・・

 

      

        廃屋から薮道を過ぎ再び川を渡ると、その先に目ざす石澄の滝が現れました

    

 岸壁を這うように流れ落ちる石澄の滝。東畑から滝入口のゲートを抜け、荒れ果てた川沿いの道を遡り、途中、数々の廃屋を目にしてやっとたどり着きました。岸壁を這うように流れ落ちる水は、細い白糸のようにも見え、あるいは白蛇のようにも見え、すぐそばの箕面の大滝と比べると、とても繊細優美に感じられました。

            

                         滝の音と涼。癒されました


     

   滝が見える川原で昼食です。新緑の木漏れ陽と柔らかな滝の音が心地よく、とても得をした気

   分。ちょっと贅沢なランチタイムとなりました

 

  ここで、閑話休題。歩く道すがら目にした晩春から初夏の花を紹介します。今年は桜同様、野山でも例年に比べ、草木の開花時期が早いようです。

      

       ムラサキカタバミ          アメリカフウロ                フジ

    

            ウツギ                   ニワゼキショウ

  

     枝一杯に咲いたモチツツジ。その薄桃色の柔らかな色が、新緑のなかでひときわ際立って見えました

 

  滝口で、閑雅な昼食を摂った一行は、海の見える丘からわくわく展望台、憩いの丘を経由し、平和台北口へ。新緑と滝、そして、ミステリアススポットを堪能し、無事下山しました。

      

           杉木立の急坂を登り、海の見える丘へ。昼食のあとの急登はさすがに辛い⁉

      

           林道を歩き、わくわく展望台へ。この日は眼下の大阪平野が霞んでいました

                             

            午後2時過ぎ、最後の急坂を下り、平和台北口公園に到着

 

 この日も防火看板の設置や山ゴミ回収など、みなさんのご協力をいただきました。

      

 

 最後はみなさんとの記念写真。川の増水で、滝をバックにできず断念。次回のお楽しみとなりました。

 

石澄の滝は箕面の滝の西側、六個山の山裾にあり、世間ではミステリアススポットとも言われています。落差は25メートル、岸壁から糸を引くように流れ落ちる様は、箕面の大滝に比べるとずい分女性的な感じで趣があり、滝の音も繊細な響きを奏でています。以前には、飯盒すいさんやピクニックなどでこの滝を訪れる人も少なからずあったと聴いていますが、石澄川の上流にゴルフ場が出来て水質が悪化し、現在では訪れる人は少なくなったようです。

 東畑交差点から石澄川沿いの道を遡ると、石碑や廃屋、そして鉱山跡が目に飛び込んできます。すっかり荒れ果てた谷筋に、かつて人びとが生活した痕跡は、もの哀しさを感じるとともに、うす気味悪さも漂ってきます。この日は、頭上を覆う新緑や、岸壁を流れ落ちる滝の景観もさることながら、途中で目にした光景に興味を覚えられた方も多かったのではないでしょうか。住宅街を一歩入った谷あいの滝。そこには普段は接することがない、不思議な世界が広がっていました。

 

  かぜとなりたや

  はつなつの かぜとなりたや

  かのひとの まへにはだかり

  かのひとの うしろよりふく

  はつなつの はつなつの

  かぜとなりたや

       −川上澄生「初夏の風」−

 

この日は、みなさんのご協力で、6.1キロのゴミを回収しました。有難うございました。次回は5月26日(土)に実施します。集合場所は930分阪急箕面駅前です。多数のご参加をお持ちしています。

           担当隊員一同 (写真と文 竹内)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

 

 

 



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