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2018.01.30 箕面の山方面の活動(トレイル整備)

 箕面の山のハイキングコースは昨年9月の台風21号によって大きな被害を受けた。その後遺症はいまだに続いていて閉鎖を余儀なくされているコースも多い。気候変動の影響か、昨今の風雨は激しさを増している。台風によって生じた倒木や地割れの処理は徐々に進んでおり、早晩解消されることであろう。

 

 私たちが箕面の山のハイキングコースを歩いていて気づくのは、近年激しくなった降雨によって山道が深く抉れて歩きにくくなったことである。深く抉れて溝状になった山道は非常に危険である。下りの時、そこに足を踏み込んで転倒すれば大きな事故につながる。

 

 そんなことからパトロール隊では2〜3年前から行政の協力を得てハイキングコースの整備を試みている。その一端を紹介する。

 

 本日は聖天展望台から風の杜に上がる高山道の整備を行った。参加者はサポーターの方1名を含め7名。箕面駅前に集まり2台の車に分乗して現地に向かう。

 

 箕面駅前に集合(気温は低いが天候は良い)

 

 聖天展望台前のヘアピンカーブに車を停め、道具を下ろす

 

 ショベル、ツルハシ、クワ、ヘルメットなどの道具類

 

 高山道への入口はすぐ近く

 

 風の杜まではつづら折りの坂道が続く

 

 雨水で表土が洗い流され岩のむき出している場所が多い

 

 同上

 

 同上

 

 今日の作業のために何ヵ所かに分けて予め間伐丸太を積み置きしておきました

 

 同上

 

 積み置きしていた丸太を作業現場まで運びます

 

 同上

 

 作業は丸太を設置する場所を決め、地面を削って平らにします

 

 ドリルで丸太に鉄筋を通す穴をあけます(10または13mm)

 

 丸太を置いて座り具合を調整します。そのあと鉄筋を通し、鉄筋を打ち込んで丸太を固定します

 

 出来上がり!

 

 作業を終え、聖天展望台で弁当を広げる

 

 午後からも作業を続ける

 

 丸太の設置

 

 穴あけ

 

 鉄筋の打ち込み

 

 小石や土を隙間に埋めて形を整える

 

 出来上がりを眺めて手直し場所がないか検討

 

 所々に水抜き個所をつくる

 

 本日の整備に参加のメンバー

 

 作業は午後1時半ごろ終わりました。従来の山道整備では現場周辺で調達した倒木を用い、手作りの杭で丸太を固定していましたが、今回はあらかじめ山道整備に適した丸太を調達し、鉄筋で固定するという方法を採ったことで、スムーズに作業を遂行することができました。また出来栄えもなかなかのものだと自負しています。

 この場所での作業はまだ残っているので、2月中に仕上げる予定です。

 

 今日は動物の写真を撮る機会がなかったので、最近箕面の山で撮ったオオサンショウウオとルリビタキ(雄)の写真を示します。

 

 

 オオサンショウウオ

 

 ルリビタキ(雄)

 

                            文責 H.T

 



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