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2017.9.28.「明ヶ田尾山コース」実施報告。

        雲表に 山々ならび 九月尽 (福田蓼汀)

朝夕の風が涼しさを誘い、風物のたたずまいにも徐々に秋色が目立つよう

になりました。詩人・石垣りんは<ふと目覚めたら枕もとに、秋がきてい

た。>(詩集「旅情」)と秋の訪れを謳っていますが、このように秋は<

かそか>に、<すずやか>に、そして<やさし>く訪れるものなのでしょう

。巡り来た、美しい彩りの秋を思う存分、楽しみましょう。

       ♫ 遙かな空よ 青空よ

         晴れゆく山の想い出よ

         あ々 君ゆきし頂きに

         青春の歌 こだまする

         いま アルプスの山小屋に

         朝霧ふかく 秋が来る ♫

                   武井つたひ「あの尾根遠く」

本日も野や山に秋色を探すべく、一般参加者5名、隊員8名の総勢13名

で<梅ヶ谷>に向かいました。

 


古道・中ノ坂道に咲く、コスモスの花。

 

    揺るるともなきコスモスに重ね見る

               わが幼な友いまは何処に

                          (木村芙美子)

 


瀧道に咲く、石榴の花。

 

      初秋の 花つけてゐる 石榴かな  (渡辺水巴)

 


瀧道に咲く、優雅な白き曼珠沙華。

 

     風を浴びきりきり舞いの曼珠沙華

         抱きたさはときに逢いたさを越ゆ

                        (吉川宏志)

 


音羽山荘前を歩む。

 

     胸元の 風かぐはしき 今朝の秋  (松村富子)

 

 


梅屋敷に咲く、萩の花。

 

    私は秋の七草の中で萩が一番好きだ。

    すんなりと伸びた枝先にこんもりと盛り上がる薄紫の花房。

    幹の両方に平均に拡がる小さい小判型の葉。

    朝露にしっとりと濡れた花房を枝もたわわに辛うじて

    支えてゐる慎ましく上品な萩。

                 岡本かの子「秋の七草に添へて」

 


瀧道で出会った、アサギマダラ。

 

    空に溶ける アサギマダラの 羽の色 (村上友香)

 


瀧道の、野村泊月の句碑前にて。本日、参加戴いた13名のみなさんです。

 

          椎の花八重立つ雲の如くにも (野村泊月)

 


箕面昆虫館前に、咲く夏薊。

 

        ♫ いとしき花よ 汝はあざみ

          こころの花よ 汝はあざみ

          さだめの径は 涯てなくも

          かおれよせめて わが胸に

          ああ ああ ♫

                     横井 弘「あざみの歌」

 


箕面公園管理事務所前に咲く、秋明菊の花。

 

                秋明菊のひとつの花をめぐり

          飛び去りてゆきたるしじみ蝶ひとつ

                         (小池 光)

 


龍安寺広場にて。準備体操。AM9:20.

 

        ほがらかな 秋日和

        澄みきった 青空

        ちっちょ ちっちょ

        木づたふ 雀子ら

        いい日だな

                  中 勘助「秋日和」

 


瀧道に咲く、秋海棠の花。

 

     胸ぞこの燠かきたてて描き来し

             秋海棠のあたたかき彩

                        (笹川しのぶ)

 


山ゴミを回収中の、参加者のみなさん。17.5kgのゴミの回収、

ありがとうございました。

 

        いつまでも

        美しくあってほしい

        私たちの箕面の山!!

                    (箕面の山パトロール隊)

 


ビジターセンターに咲く、ヨメナの花。

 

      春の野といへぬことなき原っぱに

            ひとむら嫁菜萌え出づるかも

                         (島田修三)

 


ビジターセンターの、金木犀。

 

 <おまえが気づかず、また興味がないにしても、この風には

  秋の爽やかな味がするし、もくせいの花の香が匂っている。>

                     山本周五郎著「さぶ」より

 


箕面川ダムへ。

 

       遠きものほど美しき今朝の秋  (鷹羽狩行) 

 


市道箕面五月山線沿いの、オオケタデ。

 

      オオケタデ塀越えて咲き一人住む

             あなたの声の明るく聞こゆ

                        (鳥海昭子)

 


長谷橋より仰いだ秋の空。

 

           また風が吹いてゐる

           また雲が流れてゐる

           明るい青い暑い空に

           何のかはりもなかったやうに

           小鳥のうたがひびいてゐる

           花のいろがにほってゐる

                         立原道造「萱草に寄す」より

 


市道箕面五月山線沿いの、ムカゴ。

 

                  手一合 零余子貰ふや 秋の風  (芥川龍之介)

 


山ゴミを回収される、参加者のみなさん。

 

       STOP!ポイ捨て

       ごみは自分で持ち帰ろうね!

                   (大阪府池田土木事務所)

                   (箕面の山パトロール隊)

 


エキスポの森付近に咲く、曼珠沙華。

 

  まんじゅしやげの赤しんしんと目に滲みて

             景色の色を奪ってゆけり

                        (花山周子)

 


エキスポの森にて。ランチ・タイム。AM11:50。

 

      秋もはや熱き紅茶とビスケット (虚子)

 


鉢伏山へ。

俳人I隊員の一句。    

      

        天高し 頂めざし さあ一歩  (篤老)

 


おおさか環状自然歩道上の、イガクリ。

 

                 ♫ しずかな しずかな 里の秋

        おせどに木の実の落ちる夜は

        ああ かあさんと ただ二人

        栗の実にてます いろりばた ♫

                       斉藤信夫「里の秋」

 


梅ヶ谷へ。

 

    二拍子のリズム刻みて鼻歌の

            指揮を執りたる枯れ葉踏む音

                         (結城ゆき)

 


おおさか環状自然歩道上の、ドングリの実。

 

     拾い来てつやつやまろきどんぐりを

            幼なの撒けばそこはもう秋  

                        (佐佐木由幾) 

 


梅ヶ谷に到着。PM1:05。

      

                  のぼり来て 土柔らかし 秋の山  (徳丸峻二)

 

     

 

                       
箕面川ダム湖へ、下山。

 

     登山して 秋に会うだけ それでよし (岡村昭則)

 


府道茨木能勢線沿いの、山ブドウ。

 

     野葡萄の 七色ルビー 光りおり  (山崎浪江)

 


自然研究路6号線入り口にて。大量の不法投棄物。

 

        不法投棄は犯罪です!   

                   (箕面の山パトロール隊)

 


箕面川ダム遊歩道の、ハゼの紅葉。

 

     ♫ 誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが みつけた

       ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた

       むかしの むかしの 風見の鳥の

       ぼやけたとさかに はぜの葉ひとつ

       はぜの葉あかくて 入り日色

       ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた ♫

                サトウハチロー「ちいさい秋みつけた」

 


聖天展望台より望んだ、六甲山。

 

                               六甲は 我のまほろば 秋の山  (稲畑汀子)

 

本日は秋雨前線の影響により、AM9:00までの降雨率が高く、実施が危ぶまれましたが、

以降の天気回復に期待して、断行致しました。結果、スタート時点での弱雨程度で済み、以

降は涼しさに恵まれ、秋色が満喫でき、楽しいクリーンハイキングとなりました。お疲れさ

までした。さて、人間はどこまで長生きできるのか?と言う興味ある記事が先般、日経新聞

に掲載されていました。一般的には、寿命の限界として、フランス人の事例の122歳だそ

うです。一方で、重要な健康寿命の限界は慶応大学の研究によれば110歳程度とか。厚労

省では<平均寿命の増加分を上回る健康寿命の増加>を目指して、様々な取り組みに力を入

れていますが、脳科学の観点から、‥度な運動、⊆駝、C療好奇心を上手に組み合わ

せて生き抜くことが重要(東北大の研究)とか。我らが「クリーンハイキング」のメリットも、

このような観点から見直されてもよい様に思います。

      死はそこに抗いがたく立つゆゑに

            生きてゐる一日(ひとひ)一日はいずみ

                              (上田三四二)  

季節の変わり目です、くれぐれもご自愛ください。

それでは、また、10月にお逢いしましょう。

                  コース担当者一同

                        (文責:森岡)

(番外編)


<反省会>

 

        発泡酒よりふつふつと秋の声  (櫂 未知子)    

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 

 

  

 

           

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

           



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