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2017.12.14 「才川コース」実施報告

    早朝に舞った雪が、まだかすかに残っていました。才川の谷に届いた、本格的な冬の便りです

 

 才川の沢歩きは、2か月ぶり。今冬初の寒波襲来で、震え上がるような寒さとなりましたが、19名(一般参加13名、隊員名)の参加をいただきました。谷筋は滑りやすいうえ、先般の台風の爪痕が生々しく残り、足場を気にしながらのクリーンハイキングとなりましたが、みなさん無事に歩き終えました。それでは早速、この日の模様を紹介しましょう。

 

 師走も半ば、街のあちこちで年の瀬を告げる飾りつけが目につくようになりました。 

               
             箕面駅前に現れた雪だるま     才川に向かう途中で見かけたサンタさん

 

この日は才川をさかのぼり、才ヶ原池から林道を歩き昼食。その後、谷山谷分岐から三ツ石を経由し、再び才ヶ原池をめぐって風の杜を通り、西江寺から解散地点の箕面駅前に戻りました。

 

             
              第二の集合場所、如意谷へ向かいます        才川の入口で準備体操

 

 才川の谷を歩くのは2カ月ぶり。台風の爪痕はいまだに残っていますが前日、コース担当者や隊員有志がコース整備を行い、ずい分と歩きやすくなっていました。早朝には雪が舞い、厳しい冷え込み。冬本番を思わせるなか、さあ、出発です。

                                   

                                         ゲートを通り、出発です

                   
                            足元に注意しながら、谷筋へと向かいます

                         

                                    最初の難関の砂防ダムを登ります

                         

             つぎは、斜面のトラバース、気を緩めずに!

               

                そして、倒木が道を塞ぐ難所へ

                                     

                足元に気を付けて、倒木の根元を回り込み

                  

               次は「ヨイショ!」と巨木を乗り越えました

 

 この日、参加された皆さんです。

    才川の谷での記念写真。斜面を登ったり、川を渡ったり…。みなさん、なんだか楽しそうですね

 

 さあ、沢歩きも後半。身体も温まって、みなさんの足取りも軽やかです。

                                

                                        心地よい小滝の瀬音を背に・・・

          

             足元に気を付けて斜面の下りや登りを繰り返し歩きました

                          

              冬空を映す才川の流れ、この日はとても穏やかでした

 


     落ち葉が積もる谷筋。木々はすっかり葉を落とし、深々と冬の静けさが伝わってきました 

 

 ここで、閑話休題。色彩が乏しい冬の路傍で数は少なくなりましたが、いくつかの草花を目にすることができました。  

      

   返り咲きするモチツツジ        蕾が膨らんだスイセン       満開のサザンカ
  そして、冬の到来を告げる木々です。

        

     残り僅かになった葉が揺れるクヌギ        色褪せ、落葉寸前のモミジ

 そして、実り。もう冬への備えは済ませていました。

        

          ノイバラ            センダン           ソヨゴ

 

 さて、本題へ。才川の谷筋を登りきると才ヶ原池に到着します。ここで一行は小休止。このあと林道から池を遠巻きに歩き、昼食を摂りました。 

             

             落ち葉の道を踏みしめ、才ヶ原池へ向かいます

      

                池の傍の拓けた空き地で昼食。リラックスして弁当を平らげました

 

        

            昼食後、谷山谷分岐から三ツ石に向かいます

        

             そして、冬の陽を浴びながら再び、林道を下り

        

                      風の杜から西江寺を経て解散地へ

 

 この日も沢山のゴミを回収することできました。ありがとうございました。隊では山の美化運動のほか、看板の取り付けなど様々な活動を行っています。こちらの方も、みなさんのご理解をよろしくお願いいたします。

       

       防火看板を取り付けるK隊員        こんなに沢山のゴミ。有難うございました

  

本格的な冬将軍の襲来で、身を切るような寒さ。そして、先般の台風で倒木がルートを遮るという厳しい条件での沢登りとなりました。年の瀬、暦の上ではすでに大雪に入り、2ヵ月ぶりの才川の谷筋はあっという間に、本格的な冬景色に変わっていました。つい最近まで、私たちの目を愉しませてくれた色とりどりの紅葉はほとんど姿を消し、裸木が目立つようになった谷筋。瀬音や風、そして鳥の声も、なんだか寒々としていました。

  

 ところで、春夏秋冬のなかで、冬は生物にとって最も過酷な季節。高村光太郎は自作の詩「冬が来た」の一節で

  きりきりともみ込むような冬が来た

  人にいやがられる冬

  草木に背かれ、虫類に逃げられる冬が来た

と表現し最後に、

  刃物のような冬が来た

と結んでいます。冬は、生命にとって過酷な季節、そして忍従の季節です。この時期があればこそ、春を迎えたときの喜びも増すのでしょう。そんなことを思いながら、寒風の中を歩いたクリーンハイキングでした。

 

 最後は聖天展望台から、箕面の山々を望んだ写真です。手前のコナラが、過ぎ行く秋を惜しむかのように鮮やかに紅葉していました。

  

この日は、皆さんのご協力で26キロのゴミを回収することができました。ありがとうございました。次回は新年111日(木)に実施します。集合場所は従来通り阪急箕面駅前(9時30分)、才川入口(如意谷団地西側10時)の2か所です。来年も多数のご参加をお持ちしています。それでは、みなさん、良いお年を。

         担当隊員一同 (写真と文 竹内)

  

  
 


 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



2017.12.11 谷山谷コース

 昨日、箕面駅前のサンプラ8階の大会議室で「明治の森箕面国定公園指定50周年記念フォーラム」が開催されました。

 

 午前中は大阪府立大学の石井 実氏による「明治の森箕面国定公園の自然について」という基調講演が行われ、そのあと「これからの明治の森箕面国定公園を考える」というテーマでパネルディスカッションが開かれました。パネリストには東京都の「明治の森高尾国定公園」で活躍されているレンジャーの方がたが招待されており、箕面市のパネリストと熱心にディスカッションを戦わせ、観客の拍手を得ていました。

 

 午後からは「人と自然の共生のために・・・箕面の身近な自然を大切にしよう」というテーマで生物多様性の研究フォーラムが開かれました。3名と1グループの方が「ハチの生態」、「箕面川のオオサンショウウオ」、「才が原池の外来魚」、「箕面の池に生息するマミズクラゲ」といった興味深い内容の発表を行いました。

 

 まる1日がかりの催しで疲れましたが、箕面の自然のこれからを考える一日になりました。

 

 さて、本日は谷山谷コースのクリーハイキング。寒くなるという予報で、少し厚着の出発になります。参加者は一般の方が8名、隊員が10名です。

 

 

 干上がった薩摩池

 

 新薩摩池

 

 五藤池の水鳥(ホシハジロでしょうか)

 

 白姫神社前の広場は少し荒れていましたが、集まってお話。大掃除大作戦の実績報告、「明治の森箕面国定公園指定50周年記念フォーラム」のことなど。そのあと念入りの準備体操をして出発。

 

 M隊員指導のもと、準備体操

 

 白姫神社境内横の山道を上り、本殿前に出る。本殿横を抜けると山道に入る。

 

 山道を一列で進む

 

 ネジキの紅葉

 

 山道の倒木は処理されて片づけられているが、林床には強風で根元付近から折れた木が目立つ。

 

 根元付近で折れたソヨゴ

 

 赤松の老木か

 

 休憩所ではベンチ前の松が倒れていたので処理作業

 

 黄葉したカマツカの葉

 

 紅葉したモチツツジの葉

 

 勝尾寺南山を上る

 

 南山からの遠景。空を雲が覆い、遠くはかすんでいる

 

 本日参加の皆さん

 

 南山には11時ごろ到着。弁当を開いたが、突然あられが降り始め、気温も少し下がったように感じます。急いで防寒処置をします。昼食を済まして記念写真を撮り、早速南山を下ることにする。

 

 南山を下る

 

 この谷山谷コースでは尾根コースは倒木の処理がされておりハイキングができるが、谷コースの倒木は未処理のものが多いと聞いている。そこで茶長阪川橋に出てしらみ地蔵を目指すことにする。

 

 三叉点を右に折れて茶長阪川橋をめざす

 

 ヤマコウバシ

 

 コナラの葉の紅葉

 

 松の根元で見つけたキノコ

 

 ここでも所々木が倒れており、根元の土がめくれあがっている

 

 茶長阪川橋

 

 気温は6℃

 

 道路脇にセンニンソウらしき花が咲いていた。センニンソウの花期は夏だが?

 

 5号線入口入口からハイキング道に入り、しらみ地蔵へ。ここから谷山尾根へ向い、来た道を帰りました。

 

 しらみ地蔵

 

 コバノミツバツツジ(春が待ち遠しい)

 

 タカノツメ

 

 折れてソヨゴの木に引っかかったコナラの枝を力を合わせて引き下ろそうとするも失敗、断念。

 

 休憩所でも折れた枝が気になるようです

 

 もうすぐ白姫神社に帰り着きます

 

 来た時には何もいなかった薩摩池にはアオサギが1羽餌を探していました

 

 白島荘横には午後2時頃帰り着きました。今日は陽が陰って風が強くなると寒く感じ、陽がでてくると温かく感じる一日でした。

 

 本日回収したごみは土のう袋2袋、9.8kgでした。

 

 次月度(来年1月8日)は勝尾寺参道コースを歩きます。集合場所は皿池公園です。  文責 H.T



2017.12.07 六個山・ようらく台コース  実施報告

この冬一番の厳しい冷え込みとなり、寒さが身にしみる朝となりました。にもかかわらず、28名(一般参加18名、隊員10名)のご参加をいただきました。「六個山・ようらく台コース」でも、先般の台風の爪痕はいまだ癒えず、ルート変更を余儀なくされました。それでも寒風のなか、秋から冬へと季節の移ろいを感じたハイキングでした。それでは早速、その模様を紹介しましょう。

 

   冷え込んだ朝、初冬の陽光に照らされて、稜線にわずかに残る紅葉が、鮮やかに浮かび上がりました

 

この日は、通行止め個所を避けて桜谷を登り、望海の丘からハート広場、わくわく展望台へ。ここで昼食休憩をとり六個山登攀後、西尾根を下り教学の森入口でゴミを集め、仮解散しました。

 

                            

                                              定刻の9時30分、阪急箕面駅を出発

                            
                                            一の橋を渡り、瀧安寺広場に向かいます

            瀧安寺広場に残るモミジの紅葉を背に、準備体操する皆さん  

 

                  

                         モミジを透かす木漏れ日のなか、桜谷へと向かいます

           
      桜谷に架かる小橋を数度わたり         つづら折りの坂を登ります

                      

              急坂のルートを塞ぐ倒木をくぐり谷を登ります                          

            

           いまでも、コースにはいたるところに台風の爪痕が残っています

                               

              一行は、ウラジロの群落をぬって、望海の丘へ

 

 急坂の登りで、時おりさまざまな紅葉が目を愉しませてくれました。

     

      タカノツメ            コナラ             コシアブラ

         朝陽に輝くモミジの葉。これが最後と言わんばかりに輝いていました

    

 望海の丘を通り、一行はわくわく展望台へ。ここでも過ぎ行く秋、そして冬の到来を感じました。

              

        初冬の陽が降り注ぐ林道。落ち葉の絨毯を踏みしめながら進みます

 

                         

          ワクワク展望台での昼食。よもやま話?でにぎやかなこと…

                                    

                    食後の紅茶もいただきました

                           

               眼下の大阪平野はなによりの「ご馳走」でした

 

  昼食休憩後は六個山山頂を目指しました。ここでもさまざま季節の移ろいを目にしました。

       

       昼食後の急登はツライもの。さすがに皆さんの足取りは重かったようです

 それでも、冬に備えた木々が癒してくれました。

       
           カナメモチ           ヒサカキ            マンリョウ

       

      サザンカ             ハゼ             ススキ

 

 少々、息を切らせて六個山山頂に到着。ここで記念写真です。

           柔らかい初冬の光が届いた山頂。みなさんの笑顔が弾けました

 

 山頂で休憩したあとは、西尾根を下り教学の森入口へ。ここで拾ったゴミを回収し、仮解散となりました。

                                      

                  陽光が眩しい西尾根を下るみなさん

                                    

                かすかに残る紅葉のなかを仮解散地点へ

 

    

          この日もたくさんのゴミを回収しました。皆さんご苦労様でした

 

 ハイキング当日の12月7日は、二十四節気の「大雪」(たいせつ・だいせつ)に当たります。正確にはこの日から冬至までの期間をいいますが、現行暦では第日目を「大雪」と呼んでいます。文字通り本格的な冬の到来を示し、動物たちも冬ごもりを始める時期といわれています。暦通り箕面ではこの朝、最低気温が氷点下となり、寒い朝となりました。木々が秋の終わりを告げるように、残り少なくなった葉を赤く染めていました。そして山道では、寒風が落ち葉の絨毯を騒がせ、寒々とした冬景色へと様替わりを始めていました。早や師走。今年も残すところあとわずかとなり、過ぎ去った日々に様々な感慨を抱きながら、歩いた一日でした。

 

 最後は、初冬を感じた一枚の写真です。

 氷点下となった朝、瀧安寺広場に積もったモミジ葉には霜が降り、朝陽にきらきらと輝いていました

   

    葉は赤くなり

    うつくしさに耐えず落ちてしまった

    地はつめたくなり

    霜をだして死ぬまいとしている

             八木重吉 「冬」 

 

この日は、皆さんのご協力で4.6キロのゴミを回収することができました。ありがとうございました。次回の「六個山・ようらく台コース」は、年が明けた1月5日(金)に実施します。多数のご参加をお待ちしています。みなさん、いいお年を。

                                 担当隊員一同 (写真と文 竹内)

   

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

   

   
 


 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



2017.12.05.「東海自然歩道コース」実施報告。

      ひと日また過ぎゆく速さ十二月 (大橋 晄)

光陰矢の如し、月日の流れの速さをあらためて意識する十二月になり

ました。この思いを俳人・寺岡享は<カレンダー軽やかに揺れ十二月

>と詠み、私達の心象風景を軽妙に浮かばせてくれています。何かと

気ぜわしい日々ですが、この時期、全国各地より初冠雪の便りも届き

始め、本格的な冬が迫り来た感がします。初冬の山々は穏やかで、ま

だ秋の名残りがあり、私達の心を癒やしてくれます。ことに詩情を誘

い、画心を呼ぶ紅葉のファイナル・ステージに踏み入れば<美の極致

>に出会えます。このフイナーレを是非、楽しみましょう。

        ♫ 春は桜のあや衣

          秋はもみじの唐錦

          夏は涼しき月の絹

          冬は真白き雪の布

          見よや人々美しき

          この天然の織物を

          手際見事に織りたもう

          神のたくみの尊しや ♫

                 武島羽衣「美しき天然」

本日も紅葉のフィナーレを楽しむべく、一般参加者7名、隊員11名の

総勢18名で、<東海自然歩道>に向かいました。


法林寺境内の、冬薔薇。

 

         人影の去りて静寂の冬薔薇 (加納幸子)

 


法林寺境内にて。本日、参加戴いた18名の皆さんです。本日のハイキングの平安を祈願致しました。

 

            生きるの大好き冬のはじめが春に似て (池田澄子)

 


西江寺の、銀杏。

 

      金色のちひさき鳥のかたちして

             銀杏ちるなり夕日の岡に

                        (与謝野晶子)

 

 


西江寺境内の、紅葉。

 

        初冬なほ紅葉に遊ぶ人等かな  (高濱年尾)

 


聖天展望台へ。

 

      かさかさと鳴る文庫本犯人は

              母が挟んだ落ち葉の栞

                         (猫田 馨)

 


聖天展望台付近の、コナラ。

 

        初冬の徐々と来木々に人に町に (星野立子)

 


聖天展望台付近の広場にて。準備体操。

 

               木のような

               人でありたい

               木の

               梢のように

               上へ上への向上心と

               根のように

               下へ下への探究心と

               枝のように

               横へ横への好奇心を

               併せ持った

               誠に木のような

               人でありたい

                      足立三好「ねがい」 

 


聖天展望台より望む、六甲山。

 

             青天に わづかな動き 冬の空  (吉弘恭子)  

 


聖天展望台より望む、初冬の箕面の山々。

 

           過ぎ去りし季節のなかに初恋の

                    きみと過ごした秋があったね

                              (萩原慎一郎)

 

 


「風の杜」の紅葉。

 

         かたみとて何か残さむ春は花

                 夏ほととぎす秋はもみぢば

                              (良寛)

 


山ゴミ回収中の、参加者の皆さんです。

 

          <みどりのルール>

 

         ゴミ・空きカン 持ちカエル

                        (大阪府池田土木事務所)

                        (箕面の山パトロール隊) 

 


府道43号線沿いの、ヤブサンザシ。

 

           赤い実 なんの実?

           葉かげに儚げ

           スズランのように

           ドウダンツツジのように

           まるくやさしく

           鳴るちいさなあの

           秋の実 なんの実?
           おしえて 小鳥           

                       高畑耕治「赤い実なんの実」

 


才ケ原林道の、ススキ。

 

           しなやかに風押し戻す花芒  (清水恵山)



才ケ原林道より望む、初冬の箕面の山々。

 

              冬雲の三筋たなびく今朝の空  (原田たづゑ)

 


才ケ原林道の、栴檀の実。

 

          栴檀の実ばかりになる寒さかな (子規)

 


才ケ原林道の、紅葉。

 

         紅葉の極まり一樹ひそと立つ

                 われに還らぬ女人の季節 

                           (浜 美代子)

 


ババタレ坂を下る。

 

        しのび寄るひかりと影と初冬かな  (中山純子)

 


山ゴミを回収される、参加者の皆さん、

4.7kgもの回収、ありがとうございました。

 

            いつまでも

            美しくあってほしい

            私たちの箕面の山!

                      (箕面の山パトロール隊)

 


ビジターセンターに咲く、サザンカの花。

 

                      ♫ さざん花は

          ひそかにも 咲いている

          霜白く

          庭の垣根に 降りた朝

          母のおもかげ しのばせて ♫

                      寺尾智沙「さざん花の歌」

 


東海自然歩道に入る。

俳人I隊員の一句。

 

          足裏にふんわり優し落葉かな  (篤老)

 

東海自然歩道の、野茨の実。

 

          霜白き河原に生へる野茨の

                 赤き実こそ冬に親しき

                            (有島武郎)

 


最勝ヶ岳(標高540m)へ。

 

          山道の滑る落葉を愉めり (岡村昭則)

 


東海自然歩道の、ヤマザクラの冬木。

 

                 木は黙っているから好きだ

                 木は歩いたり走ったりしないから好きだ

                 木は愛とか正義とか わめかないから好きだ

 

                 ほんとうにそうか

                 ほんとうにそうなのか

 

                 見る人が見たら

                 木は囁いているのだ ゆったりと静かな声で

                 木は歩いているのだ 空に向かって

                 木は稲妻のごとく走っているのだ 地の下へ

                 木はたしかに わかめがないが

 

                 木は

                 愛そのものだ それでなかったら小鳥が飛んできて

                 枝にとまるはずがない

                 正義そのものだ それでなかったら地下水を根から吸いあげて

                 空にかえすはずがない

                                田村隆一「木」  

 


最勝ヶ峰(標高540m)付近にて。ランチ・タイム AM11:45。

 

         サクサクと砕ける音がいとしいね

                 色あざやかな野菜チップス

                             (西岡美江子)

 


デザートの、みかん。

 

   恐らくはこれから奉公先へ赴かうとしてゐる小娘は、その懐に蔵して

   ゐい幾顆のみかんを窓から投げて、わざわざ踏切りまで見送りにき来た

   弟たちの労に報いたのである。暮色を帯びた町はずれの踏切りと、小鳥

   のやうに声を挙げた三人の子供たちと、さうしてその上に乱落する鮮や

   かな蜜柑の色とーーーすべては汽車の窓の外に、瞬く暇もなく通り過ぎた。

   が、私の心の上には、切ない程はっきりと、この光景が焼きつけられた。

                         芥川龍之介「蜜柑」より 

 


最勝ヶ峰(標高540m)より望んだ、生駒山。

 

           気晴らずにゆるりとゆかうこの高き

                     青空を見上げ心をほぐす 

                                 (西山和子)

 


自然研究路8号線へ。

 

          ふわっと風初冬の音のとほりけり  (松本桂子)

 


清水谷の、冬青の実。

 

         深藪の中に実赤き冬青の木の

                その実をたべて啼けりひよの子

                             (北原白秋)

 


清水谷の、落葉。

 

            落葉に我が人生をふりかえる (上山 英)

 


清水谷園地へ。

 

            落葉しいて寝るよりほかない山のうつくしさ (山頭火)

 

12月2日の「第14回箕面の山大掃除大作戦」に参加戴き、ありがとうございました。

お陰さまで、募集人数を超える261名の皆さんに参加戴き、山ゴミの回収量も3

,790kgにも及び、箕面の山々が一段と美しくなり、所期の目的を達すること

が出来ました。深く感謝を申し上げます。今後とも、どうぞ、よろしくお願い致し

ます。本日のクリーンハイキングは冬型の気圧配置が、日本列島を覆い、上空の寒

気により、日差しはあるものの、終日、寒風にさらされ、時折、粉雪が舞うなど寒

い一日になりました。が、山々の紅葉のフィナーレなど、初冬の景の野趣に接し、

心楽しいものとなりました。さて、この季節に、ビクター児童合唱団のLP「たき火

」を聴いていると、日本画家の鏑木清方の随筆「火を懐かしむ」(昭和十二年)を

思い起こします。それは寒くなると、人間は火を懐かしむ心が自ずと湧いてきて、

遠い昔より、現在に至るまで、火を囲んで人と人とが親しみ合ってきて、暖を取る

以外の効用があったのだ、と言う趣旨です。昨今、諸事情で、道端での<焚火>

の景が見られなくなって、久しいですが火が人々の心を結びつける<仲立ち>とは

一つの見識ですね。同様に、詩人・石川道雄も「火を囲んで」と言う詩に、火を囲

んで人々が話をする、これほど楽しいことはまたとない、を謳っています。当隊の

存在意義の一つに、この<仲立ち>もあると思うのですが、如何でしょうか?とも

あれ、日本酒の美味しい季節になりました、今夕、地元の銘酒「呉春」や「秋鹿」

で一献、傾むけませんか。快い酩酊感で疲労を癒やせると思います。

        けふもまた笑顔が深くなる友の

                 酒三合の行き付けの店

                           (前川佐重郎)

今年一年、この最長距離の「東海自然歩道コース」に参加戴き、ありがとうございました。

来る新年もどうぞ、よろしくお願い申しあげます。どうぞ、よいお年をお迎えください。

新年、1月にまたお逢いさせて戴ければと存じます。

少し、早いですが、年末のご挨拶とさせて戴きます。

                  コース担当者一同

                       (文責:森岡)

 

 

                             

 

 

 

 

 



2017.12.05 山の辺の道コース

 今日は寒いので参加者がいないかもしれないと心配していたが、4名の方が参加。3名の隊員と7名でクリーンハイキング。今日は皿池公園から川合の春日神社までのDコース。

 

 皿池公園を出てすぐ、サガミ横の溝のごみを拾います

 

 勝尾寺参道より一つ東の小道を進みながらのごみ拾い

 

 これは西田橋、下を勝尾寺川が流れています

 

 住宅地を少し入ると、西田家が。門前に石造りの橋があります。これが昔の西田橋で、移築したものです。

 

 「にしだはし」と読み取れます

 

 少し戻って、家の間を抜けると山麓に沿った小道に通じます。前の山を上ると、素戔嗚尊神社があります。

 

 畑の土手で見つけたアザミの花

 

 ビナンカズラ

 

 山裾に沿って小道が続き、横を勝尾寺川から引いた農業用水が流れています。以前はフェンスがなかったのですが、今は害獣除けのフェンスが張られています。

 

 フェンスが張られた小道

 

 見守り地蔵と名付けられた小ぶりの仏像

 

 ヤブコウジの実

 

 流れ沿いの小道を進み、ガラシア病院のところで右に折れると、やがて奥の楠木神社にでます。ここのムクノキは箕面市の保護樹木になっています。

 

 楠木神社

 

 楠木神社から次の中村の天満宮までの車道沿いのごみを拾う

 

 中村の天満宮

 

 天満宮から間谷の五字神社に寄り、間谷住宅に入る。左手奥の建物は大阪大学外国語学部

 

 山の口の法泉寺の境内で記念写真

 

 I隊員とは住宅地入口で別れ、残りメンバーで川合の春日神社まで歩く。行く道にはごみが多量に落ちており、とても持ちきれなくなる。次回このコースを歩く時は、このポイントを重点的に回収することも考えねばと思う。

 

 川合の春日神社は写真のように建物につっかい棒がされており、建物の周りに侵入禁止のロープが張られていた。この前の台風で建物が傾き、倒壊の危険防止のための処置だろうか。

 

 川合の春日神社

 

 春日神社がコースの最終地点。ここから回収したごみを持って、皿池公園まで帰らなくてはならない。帰路は勝尾寺川を渡り、川沿いの道を歩くことにする。

 

 勝尾寺川のアオサギ

 

 間谷地区の田園風景

 

 遠くに見えるのはモノレールの線

 

 本日のクリーンハイキングは風が強く寒い一日でした。

 

 回収ごみ量は土のう袋3袋、6.2kg、たばこの吸い殻は430本です。

 

 1月2日の山の辺の道コースのクリーンハイキングは中止します。次回は2月6日(火)です。Bコースを歩きます。

 

                                  文責 H.T



2017.11.28 こもれびの森コース変則編

 最高のハイキング日和、気温も予報では20℃位まで上昇しそうな中、24名(一般参加者 11名  隊員 13名)がクリーンハイキングを楽しみました。

 出発時間まで集まってこられた皆様方は、いろいろな会話を楽しんでおられます。

 駅前は、瀧道が大瀧までが未だ通行止めの為か団体様もおられず比較的ひっそりとした感じです。

  紅葉とポスト…そしてKOBAN                             ひっそりとしたバス乗り場にも紅葉が…

 

 

定刻に出発です。

   最近こんなレトロな時計がお目見えです              紅葉を背にしたパトロール隊事務所前を進みます

 

 

10月の台風の影響で地獄谷が通れないので今日はコース変更です

  一の橋手前で西行寺に向かいます                        斜面では土砂災害防止の工事が進んでいます

 

 

  さあ!目の前に見事な紅葉が現れてきましたョ

    手入れの行き届いた境内を進みます

 

  西行寺から上り聖天展望台を過ぎたらヘアピン下に大量の投棄ごみを発見!

   早速、元気な隊員が斜面を下る      女性サポーターも頑張ります       優しくサポートする男性…等々       

  

 斜面上では、回収したごみの引上げ・整理…みんな力を合わせて無事斜面下のゴミを回収して頂きました

 

スカッとした気持ちで風の杜から才ヶ原林道へ…様々な紅葉を楽しみました 

                      もみじのカーテンに差し込む陽光                                          もみじ葉と太陽

 

 

                  紅葉の下でひと休み                              青空の下、緑・黄 そして赤色が競い合い

 

 

                                才ヶ原林道からの眺めで〜す

                                       錦秋や青空控え眺め物       (篤老)

 

              カーブミラーに写る皆様方                  ネジキも紅葉の仲間入りです

 

 

                     林道から高山道へ                          雲隣展望台への山道では倒木処理をしながら

 

 

  再び林道に戻り、きれいな紅葉の下で集合写真を撮りました

                                          紅葉&美男美女達…おなかが空いたハラペコだ〜音符

 

    昼食後は林道の風景を楽しみながらの散策です

 

      晩秋から初冬への移ろい

 

 

                 展望台から大瀧方面を                  そして、 急坂の化石谷を無事下りました

 

 

           落葉踏みふみ歩きました                      タカノツメの芳香の傍に一片寂しく

 

 

   そして水との共演です

        川面の光に浮かび上がるもみじ                落水と紅葉

 

 

    最後はは水面に広がる色とりどりのもみじ葉

 

  瀧道では早や落葉が気になる季節になってきましたが、山の中に入るとまだまだ≪秋真っ盛り・紅葉真っ盛り≫でしっかり錦秋の秋を堪能する事が出来ました。ご参加頂いた方々には、今回もごみを沢山回収頂きましたが、それ以上に箕面の山の紅葉を楽しんで頂けたと思います。如何でしたか? 

  今回も綺麗な写真をT隊員より沢山ご提供頂きました。 

  回収したごみは  6 袋+プラスチックシート×1枚で 合計19kg でした。お疲れさまでした。

 

  次回は年末になりますが12月26日(第4火曜日)です。お家の掃除もお忘れなく…でご参加下さい。

                                                                                                   (担当隊員一同)

                                                                                                        (文責 稲田)

 

 

 

 

 



2017.11.25 滝道・若葉コース

紅葉が満開の箕面 本日の滝道・若葉コースには一般参加者・隊員合わせて18名のご参加を頂きました!!

 

 

滝道事務所前で試食 秋の味覚を堪能!食事

 

本日のルート 箕面駅前ー西江寺ー聖天展望台ー才が原林道ー望海展望台ー箕面駅前です。

 

紅葉のトンネルをくぐり抜けてクリーンハイキングです!掃除歩く歩く

 

  

私達の心を癒してくれるイロハモミジなどの紅葉紅葉紅葉

 

いつもの場所で休憩! リーダーによる諸注意など整理体操を実施!体操体操

 

 

本日の聖天展望台です! 絶景が広がります!

 

 

 

 

 

今日もクリーンハイキング! ゴミを回収!回収!掃除機掃除機

 

空を見上げても紅葉! 今日は紅葉の中でクリーンハイキングを実施致しました!紅葉紅葉

 

今日の成果です!。ゴミ1つ4.5キロのゴミを回収! たばこ96本です! 傘も回収!

 

 

 

 

再び出発! 

 

少し、寄り道をして・・

 

 

里山の絶景を堪能!

 

望海展望台へ・・まだ少しタカノツメ・・キャラメルみたいな甘い匂いを

かぐ事が出来ました!

 

今日はクリーンハイキング日和!晴れ晴れ晴れ

 

ここでM隊員による飴ちゃん飴飴の差し入れ 誠にありがとうございます。

お隣を見るとヤモリが!笑顔寝る寝る 休憩中!

 

 

 

紅葉を楽しむながら無事に下山!グッド拍手拍手拍手拍手拍手

 

皆様、お疲れ様でした! 来月は2017年の終わり 年末です。

来月も皆様のご参加を担当者一同、心よりお待ちしております。

 

(文責)

箕面の山パトロール隊・植山陽介

 



2017.11.23.「明ヶ田尾山コース」実施報告。

     晩秋の野の明るさを歩きけり (前田震生)

暦の上ではすでに「冬」が立ち、朝夕一際冷え込む日々が続きます。

秋も深まり行くこの時季、漸く、山々は紅葉に染まり、人々の眼を

楽しませてくれています。深く鮮やかな色彩の紅葉絵巻の世界が繰

り広がり、私達を魅了して止みません。詩人・八木重吉は秋の明る

さの中に「琴」を置けば、その美しさに耐えかねて、鳴りはじめる、

と謳いました。去り逝く秋を惜しみつつ、その色、光、音、心を満

喫したいと思います。

   ♫ 真っ赤だな 真っ赤だな

     烏瓜って 真っ赤だな

     トンボの背中も 真っ赤だな

     夕焼け雲も指差して

     真っ赤なほっぺたの君と僕

     真っ赤な秋に呼びかけている ♫

                    薩摩忠「真っ赤な秋」

本日も深まる彩りの秋を楽しむべく、一般参加者5名、隊員11名の

総勢16名で「鉢伏山」(標高604m)に向かいました。

 


古道・中ノ坂道に咲く、コスモスの花。

 

    毛糸編む乙女の指のやさしくて

            たとえばゆるるコスモスの花

                        (宮澤きの江)

 


古道・中ノ坂道の、柿の実。

 

                       伯父さんところから栗が来た、

        丹波のお山の栗が来た。

 

        栗のなかには丹波の山の

        松葉が一すじはいってた。

 

        叔母さんところから柿が来た、

        豊後のお里の柿が来た。

 

        柿の蔕には豊後の里の

        小蟻が一ぴき這っていた。

 

        町の私の家からは、

        きれいな絵本がおくられた、

     

        けれど小包みあけたとき、

        絵本のほかに何があろう。

                    金子みすゞ「栗と柿と絵本」

 


瀧道のザクロ。

 

     とり落とさば火焔とならむてのひらの

               ひとつ石榴の重みにし耐ふ

                           (葛原妙子)

 


瀧道を歩む。

 

      この道を何時まで歩む今朝の秋 (渡辺すみれ)

 

 


梅屋敷の紅葉。

俳人I隊員の一句。

 

       紅葉や掌いっぱい朝日受け  (篤老)

 


瀧道より仰いだ、秋空。

 

       鰯雲 飛行機雲を 許したり  (蛭海停雲子)



龍安寺広場にて。 準備体操。

 

         晩秋や 有酸素体操 ぼてりぼたり  (伊藤希眸)

 


龍安寺広場付近に咲く、サザンカの花。

 

        ♫ サザンカの花 黒髪に

          仲よく飾った 花リボン

          数えきれない 乙女の夢が

          今も心に ささやきかける

          ああサザンカの サザンカの

          花咲く町よ ふるさとよ ♫

                    石本美由起「サザンカの花咲く町」 

 


龍安寺広場付近の紅葉。

 

     ♫ 秋の夕日に 照る山 もみじ

       濃いも薄いも 数ある中に

       松をいろどる楓や蔦は

       山のふもとの 裾模様 ♫

                    高野辰之「紅葉」 

 

 

         

 


紅葉橋にて。本日、参加戴いた16名の皆さんです。

         

           ながれものはさり、

           ひびくものはうつり、

           ささやきとねむりとの大きな花たばのほとりに

           しろ毛のうさぎのやうにおどおどとうづくまり、

           宝石のやうにきらめく眼をみはって

           わたしはかぎりなく大空のとびらをたたく

                               大手拓次「母韻の秋」 

 


化石谷を登る。約400m、380階段。本日のコースの最難所。

 

       晩秋の森に入らむと身を正す  (斎藤阿津子)

 


望海展望所より望む、大阪湾。

 

          海に向き何も見てゐぬ秋思うかな  (千田百里)

                            


望海展望所付近の、ムラサキシキブ。

 

     むらさきの清(さや)かなる実の雨にぬれ

              ムラサキシキブも山ゆく人も

                          (鳥海昭子)

 


才ヶ原林道へ。

 

    ものなべて忘れしごとき小春日の

             光のなかに息づきにけり

                        (小泉千樫) 

 


才ケ原林道のススキ。

 

       秋風の光と風をサヨウナラの

             形に変えて手を振るススキ

                        (俵 万智)

 


才ケ原林道より望んだ、晩秋の箕面の山々。

 

           風の列車が走ります

           あおい空を走ります

           くもとくもとをぬいあわせ

           ひゅう ひゅるる 汽笛をのこし

           あおいそらにとけました

                        門倉 詇「風の列車」

 

才ケ原林道の、桜紅葉。

 

       今朝もまた桜もみぢの彩を掃く (梅本幸子)

 

 


山ゴミを回収される参加者のみなさん。

 

          いつまでも

          美しくあってほしい

          私たちの箕面の山!

                    (箕面の山パトロール隊)

 


才ケ原林道を歩む。

 

       よい連れがあって雑木紅葉やひょ鳥や (山頭火)

 


才ケ原林道の紅葉。

 

      わが髪に舞ひ来し紅葉君が掌に

             止めし記憶の秋は光れる

                        (南川静恵)

 


ババタレ坂を下る。

 

         晩秋の杉山の道下りけり (天野美登里)

 


ビジターセンターに咲く、寒椿。

      

               ♫ 花にたとえりゃ 私など

       森かげに咲いた 寒椿

       だれひとり ふりむいて くれないけれど

       せいいっぱい 花びらをつけては散らす

       それがさだめね 悲しいものね

       お願い あなたに逢いたいの ♫

                     中山大三郎「寒椿」

 


ビジターセンターの紅葉。

 

      もみぢ葉の小さく重なりあふ枝を

             透かして秋の陽が届きたり

                         (野村灑子)

 


箕面川ダムへ。

 

       晩秋のことばふりまく雑木林  (山元志津香)

 


市道箕面五月山線沿いの不法投棄物。

 


不法投棄物を回収される、参加者のみなさん。

皆様、ご苦労さまでした。ありがとうございました。

        全回収重量 68.5kg

 

        不法投棄は犯罪です!

                   (箕面の山パトロール隊)

 


晩秋の箕面川ダム湖。

 

            晩秋の色漂はす湖の色  (久保田雪枝)

 


エキスポの森にて。ランチ・タイム。AM11:45.

 

       何よりもムスビの美味き紅葉狩り (岡村昭則)

 


エキスポの森より仰いだ、晩秋の空。

 

     風吹けば目線を上げて歩みたり

              薄き白雲のたたむ秋空

                         (梅内美華子)

 


鉢伏山へ。

       晩秋の木が木を呼んでいるような (坪内稔典)

 


鉢伏山・山頂(標高604m)到達。PM12:20.

 

          山々の稜線の色秋深し  (志村万香)

 

冬型の気圧配置の影響で寒気が厳しく、ここ数日は12月中旬の気温

を呈していましたが、本日は穏やかな気候に恵まれて、快適なクーリ

ンハイキングとなりました。秋も一段と深まり、山々では目のくらむ

ような紅葉絵巻にこころを奪われ、一方で落ち葉や枯草などの小さな

風景に遠くない冬を感じたひと日でした。お疲れさまでした。

さて、秋風に揺れているコスモスの花を目にすると、忘れられない小

さなコラムを思い起こします。詩人・足立巻一の「コスモスの命」と

題した、短いエッセイで、詩人は秋晴れの一日、奈良の般若寺にコス

モスの花を愛でに行き、散り始めたその花に少年の日に読んだ、十七

歳の橋本泰子と言う少女の短歌一首を思い起こします。

       コスモスの花散りゆけり風吹けば

               入り日に影の細々として

彼女は丹波の人で家が貧しく、学校を中退し、大阪の工場に働きに出て

、ほどなく病を得て消息をたった、と言う昭和初期の頃の話で、散って

ゆくコスモスの花に薄幸な少女の運命を感じて痛ましく思った、という

回想記。今も心に残るコスモスの花の一首とエッセイです。

それでは、みなさん、また12月にお逢いしましょう。

ご機嫌ようさようなら。

           コース担当者一同

                  (文責:森岡)

(番外編)

     
<反省会>

            

      一杯のビールに恃む明日あらた (西村舟津)

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           

     

 

 

 

 

 



2017.11.20 医王岩コース

  紅葉のシーズン真っ盛りの今日、曇り空の医王岩コースに19名(一般参加者 9名  隊員 10名)の方々がご参加下さいました。

集合場所迄に立ち寄った芦原公園も紅葉が綺麗です  でも、瀧道はまだ台風の影響で瀧まで通れません

 

 

 止む無く今日はコース変更です。西行寺〜風の杜〜才ヶ原林道〜を辿ります

                          早速、西行寺の綺麗な紅葉の下を歩きます

                    

 

 

 

  西行寺〜風の杜の間の広場でコース説明やストレッチです

 

   ストレッチの場所近くにも、紅葉やソヨゴの赤い実が目に入ります

 

 

そして聖天展望台に着きました

   六甲方面の街並みはやや霞んでいます             振り返れば箕面の山肌…紅葉真っ盛りだ!

 

 

  すぐ横のヘアピンでは赤や黄色が鮮やかに…

 

 

  風の杜を過ぎ才ヶ原林道へ

                  紅葉や道往く人も多かりき        篤老

 

そして林道の紅葉は

   

 

      

 

         

 

              

 

 途中立ち寄った才ヶ原池

 

 

途中こもれび展望所口付近にはタカノツメの芳香が漂っていました

 

 

箕面の名物お猿さんも大家族で紅葉狩りです

 

 

政の茶屋園地で昼食後、綺麗な紅葉の前で美男美女の記念撮影です

    は〜いチ〜ズは声ばかり❔❔❔でも素敵な笑顔ですよ‼‼‼

 

さて出発です

     落ち葉の絨毯踏みしめて

   

 

   東海自然歩道起点付近の見事な紅葉二景です

 

             

 

茶長阪川橋付近では

   こんな温度でこんな花が咲いていました         仙人草の花

 

 

橋を渡り谷山谷の尾根を辿り、水神社経由で今日のゴール白姫大明神に到着しました

 

番外編

  みんなでぶらぶ〜ら白島東へ歩く途中

   水を抜かれた薩摩池で何を漁るかアオサギ    そして大豊作の柿の実が…

  

 

  台風21号の影響で予定のコースが歩けず、Mリーダ苦心のコース設定も真っ盛りの紅葉を楽しみながら、また団体様の我々より多数のお猿の集団にも出会ったりのクリーンハイキングとなりました。

  ご参加頂いた皆様方、箕面の紅葉楽しんで頂けましたか…

  写真は割愛させて頂きましたが今日も 3袋  8kg のごみの回収を頂きました。また谷山尾根では落ちていた火災注意の看板も付替えて頂きました。ご参加の皆様 有難うございました。

  次回は12月18日(第3月曜日)です。風邪など召されぬようにご自愛の上、元気なお姿でのご参加をお待ちしています。

                                                                                                担当隊員一同

                                                                                                 (文責 稲田)

 

 

 

 

 

 

 



2017.11.17 六個山・ようらく台コース実施報告

厳しい冷え込みとなりました。身体が冬仕様になっていないせいか、寒さが一段と身にしみた朝でした。にもかかわらず、22名(一般参加9名、隊員13名)のご参加をいただきました。箕面の山でも、台風の爪痕は凄まじく、「六個山・ようらく台コース」でも、ルート変更を余儀なくされましたが、移り行く季節を感じながら歩いたハイキングでした。それでは早速、この日の模様を紹介しましょう。

 

      晩秋の陽を受けて、浮き上がった紅葉。それとなく秋の終わりを告げているようでした

 

この日は、通行止め個所を避けて桜谷を登り、望海の丘からハート広場、わくわく展望台へ。ここで昼食休憩をとり六個山登攀後、西尾根を下り教学の森入口でゴミを集め、箕面駅で解散しました。

      

        箕面駅から一の橋を経て桜広場へ       コース説明後、入念に身体をほぐしました

     

              滝道の紅葉は、そろそろ見頃を迎えています

 

       

         桜谷の急坂を登ります。たくさんの倒木が台風の凄さを物語っていました

      

         急坂を塞いだ倒木をくぐる皆さん、珍しい体験に童心が蘇ったのでは?

        
  この日歩いたルートのあちこちで、根元から折れた木や根こそぎ倒れた木が目に飛び込んできました

 

 桜谷の急坂を登り終えると、様々な木々の紅葉が迎えてくれました。

         

            空を覆うハゼの紅葉

             

                   輝くタカノツメの黄葉

                     

                       燃えるようなドウダンツツジの紅葉

 

     望海の丘ではドウダンツツジの紅葉がピークを迎えていました。ここで記念撮影です

 

     

               ウラジロの群落を横目に、昼食休憩地点のワクワク展望台へ

               

     太陽が降り注ぐなか、大阪平野の眺望を楽しみながらランチタイム。来てよかった〜!

 

 途中で見かけたカラフルな木々の姿は、季節の移り変わりを告げていました。

           

                        ネジキ

           

                      コシアブラ

           

                        ツタ

                      

                       ソヨゴ  

           

                       カラスウリ

 

        そしてススキ。穂の向こうにかすむ箕面の街の甍は、さざ波のように見えました

 

 昼食休憩後、六個山山頂を目指しました。満腹のあとの急登はきついな〜。そんな声も所々で聞こえましたが皆さん無事、登攀。六個山の正式名称は「松尾山」。山頂には二等三角点の標識があります。みなさんご存知でしたか?

          

             思い足を引きずって?六個山山頂を目指します

       

        山頂の木立の間から見える大阪平野。小春日和のせいか、霞んでいました

           

                  山頂にある二等三角点の標識

 

 山頂からは西尾根を下り、教学の森入口でゴミを回収。その後、箕面駅で解散。ご苦労様でした。

   
            西尾根の下り。最後まで気を緩めず、歩きました

 

            

                      箕面の山は「火気厳禁!」看板を取り付ける隊員

              

        この日は4キロのゴミを回収しました。ゴミは所定の回収場所に置き箕面駅へ

 

 最後は、六個山を下山中、目に飛び込んできた冬の花、山茶花です。今年もとうとうこの花に出会いました。

      

               また逢えた山茶花も咲いてゐる(山頭火)

 

早や立冬も過ぎ、箕面の山でも秋の終わりを告げるかのように、木々の紅葉が駆け足で進んでいます。この日歩いた山道は、台風が残した爪痕にもめげず、鮮やかな木々の紅葉をあちこちで目にすることができました。初冬の陽に浮かび上がる木の葉は、燃え上がる炎のような鮮やかな朱、眩しく輝く色、透き通るような黄などさまざま。猛暑と秋の長雨、そして台風で心配された紅葉でしたが、今年も錦繍の彩を届けてくれました。

 古くは万葉の昔から、たくさんの歌や詩の題材となった紅葉。そこに儚い命を見、泡沫の人生と重ね合わせたのでしょう。その心は「生きとし生けるもの、いずれか歌を詠まざりける」ということでしょうか。きょう歩いた「六個山・ようらく台コース」でも、過ぎ去る秋、忍び寄る冬の足音を感じることができました。移り行く季節、さまざまな表情を垣間見せる自然、いつまでもこんな興趣、感慨を感じることができる機会を保ち続けていたいものです。

 

 この日は、皆さんのご協力で4.0キロのゴミを回収することができました。ありがとうございました。次回12月の「六個山・ようらく台コース」は、大掃除大作戦のため、7日(木)に実施します。多数のご参加をお待ちしています。それでは、またお会いしましょう。

                               担当隊員一同 (写真と文 竹内)


   

 
   
 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

  
 

 

 

 

 

 

 

 

            



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