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2017.07.19 天上ケ岳コース実施報告

今日7月19日、近畿地方に梅雨明けが発表されました。本格的な夏の到来です。

天上ケ岳コースのクリーンハイキングに一般参加者13名、隊員9名の総勢22名が参加しました。今回のコースは滝道を歩いて箕面大滝それから百年橋を経由して天上ケ岳に向かいます。ようらく台園地で昼食をとった後、落合谷を下って箕面駅に戻ります。

 

箕面駅の上空にも夏空が広がっています。

 

瀧安寺広場でコース説明、自己紹介、準備体操を行って出発しました。瀧安寺広場のオニユリが艶やかです。

 

暑さ対策が重要です。水分補給と十分な休憩を取り、ゆっくり歩きます。

 

滝道で小さな花に出会いました。

ヤブミョウガ                 ハグロソウ

 

 

箕面大滝をバックに集合写真を撮りました。今回参加された皆様です。

 

百年橋からは急な登りが続きます。

 

 

尾根道を辿り天上ケ岳に到着しました。

 

正午を回った頃、ようらく台園地に到着しました。7月7日に実施された六個山・ようらく台コースのクリーンハイキングの際、東屋の天井にスズメバチが営巣していたため、ここで昼食をとるのを避けました。今回も大事をとって別の場所で昼食をとりました。後ほど巣の状況を確認にいったところ、巣が除去されていました。これでひと安心です。作業をされた方々に感謝です。

 

ようらく台園地ではネジバナとカラスビシャクを見ることが出来ます。

 

 

午後は十二曲がりを下ります。杉、檜の大規模伐採跡を右に見ながら歩きます。

 

 

シンボルツリーの大ケヤキが広大な日陰を作っていました。

 

トンボソウを発見。花の形がトンボに似ていることからこの名がついたとか。

 

 

心地よい沢音を聞きながら落合谷を下ります。

 

落合谷入口に到着し、ここで解散しました。三々五々、滝道を歩いて箕面駅に向かいました。

 

 

今回は大阪府の最高気温が34℃という予報の中、皆様暑さをものともせず元気に歩かれました。今回回収したゴミは5kgでした。有り難うございました。次回の参加をお待ちしています。

 

天上ケ岳コース担当一同(報告者 TU)



2017.07.17 医王岩コース実施報告

梅雨明けが待ち遠しい7月17日、箕面駅に一般参加者8名、隊員11名の総勢19名が集合し元気に出発しました。今回は、滝道(左岸)、地獄谷(尾根コース)、ビジターセンター、才ケ原池、しおんじ山を経由して医王岩へ下るコースです。

 

出発前に滝の道ゆずる君を囲んで集合写真を撮りました。

 

滝道を歩きます。氷の旗が季節を感じさせます。

 

 

アジサイがまだ元気に咲いています。

 

 

瀧安寺広場でコースリーダーからのコース説明、参加者の自己紹介の後、準備体操をしました。蒸し暑いので水分補給を十分するよう注意がありました。

  

 

滝道(左岸)の姫岩付近ではユキノシタとダイコンソウが咲いています。

 

 

箕面大滝へ向かう道との分岐を右にとり地獄谷に向かいます。しばらく急登が続きます。

 

ナナフシを見つけました。分かりますか?

 

地獄谷尾根道コースを登ります。こもれび展望所で一休み。

 

 

ババタレ坂を下りビジターセンターに到着しました。今日は祝日(海の日)です。家族連れが水遊びをしていました。木陰を選んで昼食です。

 

 

 

午後は茶長阪川に沿って車道を歩き、途中、川を渡渉します。簡単なロープと梯子があるだけなので注意しながら渡ります。

 

 

杉林の中をを歩き才ケ原池に向かいます。

 

 

閑話休題。春に咲いた花が夏に向かい実をつけています。いくつかご紹介します。植物に詳しいサポーターのKさんにご協力いただきました。

 

ナツハゼ                   アブラチャン

 

 

ニセアカシア(ハリエンジュ)         カゴノキ

 

 

イヌザクラ

 

三つ石を経由してしおんじ山に向かいます。しおんじ山でしばしの休憩です。

 

 

しおんじ山を下ると医王岩はすぐそこです。

 

大宮寺に到着し解散しました。本日回収したゴミは6kgでした。参加された皆様お疲れ様でした。次回の参加をお待ちしています。

医王岩コース担当一同(報告者 TU)



〇2017.07.15清水谷コース

今日は、高温注意情報が出ているのにも関わらず、沢山の方

 がクリーンハイクに参加してくださいました。

 

 

左手にゴミ袋右手にトング・・

   クリーンハイクの正装スタイルです。

 

 

 

 

クローバー滝道沿いのガクアジサイ

 

 

 

 

クローバーネズミモチ・・熟した実がネズミの糞に似ているところから

        命名されたとのこと。

 

        

 

 

クローバーアガパンサス・・・園芸種ですが夏の花火のイメージだったので

          思わずパチリ・・・!

 

 

 

 

■滝道沿いは天然の冷風扇アセアセ

 

 

 

 

クローバーピールーリーリー・・森の名歌手オオルリ「大瑠璃」ですね!

           里山の夏鳥たちが出迎えてくれますゆう★

 

 

 

 

■アオバズクのお父さん:ひなを外敵からしっかり守っています。

 

 

 

 

 

アオバズクのお母さん:お父さんより大きめで貫禄十分・・・

            人間界も同じかな? Docomo_kao8

 

 

 

クローバーハグロソウ「葉黒草」・・花言葉は「思い抱く」

             滝道沿いにて

 

 

 

 

クローバーハンゲショウ「半夏生」・・・滝道沿いにて

 

 

 

 

 

今日の大滝・・・24℃でした。

         冷風扇・・・最高アセアセ

 

 

 

天然の冷風扇を体感し・・・給水タイム泣き

 

 

 

 

みんなの里山です!

 ペットボトルのポイ捨てはやめましょう!

 

 

 

大日駐車場横の川沿いにシャツのポイ捨てです!

 

 

 

 

大日駐車場横の道路沿いは

 いつも煙草の吸殻のポイ捨てが目立ちます。

 

 

 

 

 

クローバーアケビ「木通」・・里山は秋の兆し

 

 

 

 

 

ながー〜いトング・・遠くのゴミの回収に役立ちます。

           いいね〜!

 

 

 

 

 

クローバーエゴの実

 

 

 

 

 

■今日の雄滝・・・水量が豊富でマイナスイオン満開でしたアセアセ

 

 

 

 

ビジターセンターに向かう途中の里山の川・・清涼サポート泣き

 

 

 

 

クローバーウワミズザクラの実

 

 

 

 

 

クローバーフジの実

 

 

 

 

今日の里山の空

 

 

 

 

清水谷園地の東屋の天井に蜂の巣が出来ていました。

 

 

 

 

クローバーむくの実・・・黒く色ずいたら食べられます。

 

 

 

 

クローバー清水谷園地で昼食後の団らん

 昔むくのみ食べたよね〜・・・幼年期を振り返り・・・!!

 

 

 

■クリーンハイクを終え帰路

 今日も鴬が美声を奏でていましたヤッタv

 

 

 

■本日のご回収量です。

 3袋で5.5kgでした。

 

 

 

■本日クリーンハイクにご参加いただきました皆々様です。

 一般参加の方16名と隊員9名総勢25名で全員熱中症対策や日頃の鍛錬の為

 怪我することもなく無事終了することができました。

 有難うございました。

 *隊員一同 *blog担当 K.H

        今回で最後のblog担当となります拙いblogにお付き合い頂き

        有難うございました。

 

 

 

下に〜下に〜

 クリーンハイクを終え阪急箕面駅から阪急石橋駅までまで数名で

 西国街道を歩きました。

 時の大名行列を思いながら・・・下げているのは箕面の商店街で買った

 美味しい豆腐です。

 

 

 

 

 



2017.07.13 才川コース実施報告

 早朝の雨で空模様が心配だったにもかかわらず、この日は18名(一般参加名、隊員名)のご参加をいただきました。才川の水量は、梅雨時期とあっていつもより多く、足元を気にしながらのハイキングとなりましたが、谷は涼しく、沢歩きの楽しさを存分に味わえた一日でした。それでは早速、その模様を紹介しましょう。

 

   木々の葉を透かして才川の谷に届く陽ざしは、清涼感あふれる異空間を現出。癒されました

 

この日は才川をさかのぼり、才ヶ原池からこもれび展望所へ。昼食後、林道から風の森を経て阪急箕面駅で解散しました

   

        才川の入口で入念な準備体操を済ませ          ゲートを抜けて出発です

 

 

        谷筋に下りるとひんやりとした空気と、大きな瀬音が迎えてくれました

 

 谷筋では何度も川を渡ります。岩は滑りやすく、細心の注意を払い渡渉します。

               

                谷に下りてすぐの渡渉で足慣らし

                                         

                 岩の上はとくに用心、用心

             

                 何度もわたると足取りも確かに

 

 ここで一息入れましょう。きょう見かけた夏の花を紹介します。

                  

                       ネム             スイカズラ

                    

            ネズミモチ             アザミ 

 

 さて、本題に戻りましょうか。沢歩きは渡渉ばかりではありません。こんな急坂にも出会います。                                            

                                        

                                              ロープを頼りに急坂を上り

                                    

                  急斜面をトラバース

                          

                 急峻な谷筋も登ります

 登り終えると鮮やかな緑と谷川のせせらぎ、そして眩しい木漏れ陽が迎えてくれました。
      登り終えると鮮やかな緑と谷川のせせらぎ、そして眩しい木漏れ日が迎えてくれました

 

       ここでお湯でも沸かしたのでしょうか?川筋でたき火のあとを発見!箕面の山は火気厳禁です。

      

 

 才川の沢歩きは才ケ原池で終わり。池のほとりで一息入れました。ここからは昼食のため、こもれび展望所に向かいます。

   

   才ケ原池への急階段を上り       池畔で休憩。周囲の景色にしばし見とれて・・・

    見上げると、青空には夏の雲「入道雲」がモクモクと湧き上がっていました。梅雨明けも近い?

 

 昼食後、林道を通り下山しましたがその途中、膨らんだ実をつけた木々をたくさん目にしました。つい最近、花の季節が終わったばかりだと思っていたのに、もう木々は実りの時期を迎えています。まさしく「光陰矢の如し」です。

    

      陽ざしを避けて東屋の下で昼食         そして、木陰の下でも昼食

 

  それでは、林道で見かけて木々の実のいくつかを紹介しましょう。

      

            ソヨゴ                 サルナシ

      

              フジ               ウワミズザクラ

 

 最後はこの日、才川の谷で撮った記念写真です。暑いなか皆さんお疲れ様でした。

 

 

 準備体操を終え、才川へ降りると、谷筋特有の湿気を帯びたひんやりとした空気が身体を包み込みます。谷を覆った木々は、新緑のころとは違って深い緑色に変わり、まるで別世界に踏み入ったようでした。そして、なによりも心地よい瀬音や木々の葉のそよぎなど、谷あいに響く自然の音が、日常では味わえない極上の癒しとなりました。才川の谷筋を登り、才ケ原池に達する頃には入道雲が姿を見せ、夏空が広がっていました。都会のそばに位置しながら、ここには手つかずの豊かな自然が残っています。

 

    水は つかめません

    水は つつむのです

    二つの手の中に

    そおっと 大切に――

        高田 敏子「水のこころ」より

 

 気温が高く、蒸し暑いなかでの厳しいハイキングになると予想しましたが、緑がいっぱいの才川の谷筋は街なかに比べるとずい分と涼しく、さほど暑さを苦にすることはありませんでした。この地方では祇園祭が終わると、梅雨が明けるといいます。その日が近づいたと感じた一日でした。    

 

 この日は、皆さんのご協力で10キロのゴミを回収することができました。ありがとうございました。次回は8月10日(木)に実施します。集合場所は9時30分阪急箕面駅前、10時才川入口(如意谷団地西側)の2か所です。多数のご参加をお持ちしています。   

                                  担当隊員一同 (写真と文 竹内)

          



2017.07.10 勝尾寺参道コース

 昨日は箕面市でも豪雨があり、びっくりさせられたが、今日の天気予報でも40%というやや高い値を予想している。集合場所に集まったのは、一般参加の方6名、隊員14名の20名。

 

 昨日の雨の影響を考慮して、滑りやすいコースを避けることにする。いつものように皿池公園を出発し、山道に入るまでの畑に沿った小道を歩く。畑の土手にはアザミや半夏生が咲いている。小さな溜池には珍しいことにハスの花が咲いている。

 

 畑の土手に咲くノアザミか?

 

 半夏生(半化粧)

 

 ハスの花

 

 ズームアップすると

 

 湿度が高く、むっとする。山道を上ると汗が噴き出す。休憩ポイントに着きほっと一休み。乾いた喉を潤す。

 

 休憩ポイントで

 

 休憩ポイントから見た千里方面は霞んでいる

 

 休憩場所前のサルトリイバラ

 

 昨日の雨で、谷すじの流れの水量が増えている。足元を見ながら慎重に渡る。

 

 流れを渡る

 

 この時期、赤い花は少ないが、白い花や黄色い花があちこちに目立つ。

 

 リョウブの花

 

 アケビの実

 

 旧参道と古参道の合流点まで来たが、左折してしらみ地蔵の方に進む。しらみ地蔵の前の窪地に雨水が溜まり、池のようになっていた。

 

 箕面の山の大正池?

 

 しらみ地蔵前で右折して林道をドライブウェーの方に進む。

 

 脇を多量の水が流れる林道

 

 苔をまとった大木

 

 同上

 

 涼やかや杉またはヒノキの林

 

 林道を抜けてドライブウェーに出て、勝尾寺園地に向かう。

 

 ドライブウェー横のヒメコウゾ

 

 同じくアカメガシワ

 

 ムラサキシキブ

 

 同上

 

 勝尾寺園地入口前で記念写真(レンズが曇ってうまく写っていません)

 

 

 そのほかの写真は・・・

 

 アカヤマドリタケ五兄弟

 

 ナラ枯れで枯死したコナラに生えたキノコ

 

 ホタルガ

 

 コナラの樹液を吸うクワガタ

 

 姿を見せていただくと、ヒラタクワガタでした

 

 ヒヨドリ

 

 帰路も同じコースを下った。雨を心配していたが、杞憂に終わった。午後2時頃皿池公園に帰り着いた。

 

 次月度は谷山谷コースになります。暑いなかですが、ご参加をお待ちしています。

                                       文責 H.T



2017.07.07 六個山・ようらく台コース  実施報告

 「七夕(たなばた)」のこの日は、あいにくの曇り空。それでも集合場所の阪急箕面駅前には22名(一般参加10名、隊員12名)のみなさんが集まりました。午後からは陽射しが加わり、梅雨の晴れ間特有の蒸し暑い一日となりましたが、緑が深まった箕面の山歩きを堪能することができました。それでは早速、この日の模様を紹介しましょう。

 

   阪急箕面駅前に飾られた七夕の笹。思い思いの願い事が書かれた短冊が、風に揺れていました

 

 朝から湿度が高く、気温の上昇も予想されたため、この日は急坂の少ない約10キロのコース。落合谷を登りようらく台から六個山を経て平和台北口公園に下りました。

  

   緑のトンネルを抜けて瀧安寺広場へ      アジサイの咲く公園で準備体操です

 

    

       さあ、落合谷へ

         

             滝の音のなか足取りも軽く

               

                     緑一杯の谷筋を登ります         

                                 

                        落合谷を登り終え、小休止

 

 山歩きの途中、夏の花が眼を楽しませ、しばし暑さを忘れさせてくれました。

           風に揺れるネムの花、おとぎの国の花のようです

 

     

         リョウブ                   シャシャンボ  

       

         ムラサキカタバミ                    ムラサキシキブ 

 

 休憩後、十二曲がりを登りようらく台へ。ここで昼食を摂りました。

     

     前半の急坂、十二曲がりを登攀            ようらく台はこの先です

                      

            ようらく台で陽射しを避けて昼食。話がはずみます

 

  

     広場にある東屋の天井にはスズメバチが営巣中でした。クワバラ、クワバラ!

 

 昼食後、六個山に向かいました。このころには、雲が切れ夏空が広がりました。

   

         水量を増した石澄川を渡渉

                

         急斜面を塞ぐ倒木をくぐります

                               

                    倒木を撤去する隊員 

                                 

        六個山を下山後、ワクワク展望台で一服。湿気が多く、大阪平野はかすんで見えました。

  

   陽射しを避けて大阪平野の眺望を楽しむみなさん      湿気でかすむ?箕面市街

 

 下山途中では、たくさんの木々の実が大きく育っているのを見かけました。季節は淡々と移り進んでいます。

       
    オオバヤシャブシ          キイチゴ             エゴ

   
  

           ここ数日の雨で一斉に顔を出したキノコ。豊かな森の恵みです

 

 ワクワク展望台からは急坂を一気に下り最終目的地、平和台北口公園に向かいました。

    

             急坂を慎重に下るみなさん

               

                     そして、平和台北口公園に到着

 

 ここでこの日、二度目のゴミを集めました。ようらく台園地の回収分を含め、9.7キロのゴミが集まりました。皆さんご苦労様でした。

  

     隊列から離れてゴミを拾う隊員         拾ったごみを集めるみなさん

 

 最後は参加された皆さんの記念写真です。蒸し暑いなか、ご苦労さまでした。

 

 7月7日は、五節句のうちの一つ「七夕(たなばた)」。奈良時代に中国から伝来してきた文化です。縁起の良い「陽数」とされる奇数が連なる7月7日の夕べに行われるため「七夕の節句」というのだそうです。また、笹を用いて行事を行うことから、別名「笹の節句」と呼ばれています。一般には織姫と彦星が1年に1度だけ会える日という伝説がよく知られていますし、笹を飾り短冊に願い事を書いて結びつけると願いがかなうとも言われています。天気は曇りから晴れへ。箕面駅前の笹に吊るされた色とりどりの短冊に記された願い事はかなったのでしょうか。

 

  五色のたんざく

  わたしがかいた

  お星さまきらきら

  空からみてる

      −『たなばたさま』より−

 

 この日は、梅雨期特有の蒸し暑さで、山歩きには厳しい一日となりました。それでも、深みを増した木々の緑や、野鳥のさえずり、水かさが増した谷川の瀬音などが一服の清涼剤となりました。山を歩いてこそ得られる喜びです。そして気が付けば、もう一年の半ば過ぎ。季節の移ろいを告げるかのように、山はすっかり夏模様となっていました。

 

 本日は、22名(一般参加者10名、隊員12名)参加をいただきました。ありがとうございました。それでは来月、またお会いしましょう。

                                担当隊員一同 (写真と文 竹内)

   

 

 

 

 

 

                   



2017.07.04.「東海自然歩道コース」実施報告。

       風心地良き七月の一日よ  (稲畑廣太郎)

梅雨空が続き、雨音のリズムや滴る緑の風情に親しみつつも、梅雨明け

が待たれる7月になりました。梅雨のあとさきに駆け抜ける風を<トパ

ーズ色>と謳った詩人がいましたが、その心地よき風に誘われた、本格

的な夏の到来も、もう間もなくです。先般、富士山の<開山祭り>が執

り行われ、全国各地より山開きの便りが届き、心が躍ります。さあ、白

雲浮かぶ青空の下、思う存分、野山を楽しみましょう。

      ♫ 連なる峰よ 雲が流れ

        友の名彫りし 岩肌よ

        あ々 面影は 空の果て

        虹の輪のように 浮かぶのだ

        いま アルプスに 雪白く

        遠い尾根道 風が吹く ♫

                    武井つたひ「あの尾根遠く」

本日も夏の野や山を楽しむべく一般参加者1名、隊員6名の総勢7名で、

<東海自然歩道>に向いました。

 


箕面駅前の七夕・笹飾り。ロマンチックな星の物語、織姫と彦星の逢瀬

が、今年も又、叶いますように!

 

        風が吹き吹き 笹藪の

        笹のささやき ききました。

             

        伸びても伸びてもまだ遠い

        夜の星ぞら、天の川、

        いつになったら届かうか

            

        風がふきふき大海の

        波のなげきをききました。

            

        もう七夕もすんだのか、

        お空の川もうすれるか。

 

        さっき通った旅びとは、

        五色のきれいな短冊の、

        さめてさみしい、笹の枝。

                     金子みすゞ「七夕のころ」

 


瀧道に咲く、石榴の花。

 

   梅雨に入るその日雨ふり火の如き

           石榴の花もしめりてありぬ

                        (金子薫園)

 


法林寺石垣に咲く、朝顔。

 

       朝顔に 遅れて起きる 古き街  (森村誠一)

 


法林寺の門前にて。本日、参加戴きました7名の皆さんです。今日のハイキングの平安

を祈願致しました。

 

      七月の 朝のかほりの 濃くなりぬ  (石脇みはる)   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


古道・中ノ坂道に咲く、立葵。

 

     咲きのぼる 葵に上の なかりけり (杉山岳陽)

 

        
西江寺境内に咲く、ガクアジサイ。

 

      あじさいの花は 雨のなか

      糸の先のしずくをだいて

      つぼみのようにそだてながら

      ほほをぬらしてさくのだろうか

      街のどこかで ひっそりと

      あなたのような あじさいの花

                    門倉 詇「あじさいの花」

 


聖天展望台へ。

俳人I隊員の一句。

       

       森の中 仲間と歩く 梅雨晴間  (篤老)

 


聖天展望台付近の、リョウブの花。

 

     樹のすがたすがすがと風に漉く

          花のしろき総なしてゆれゐる令法

                          (栗原潔子)

 


聖天展望台付近にて。準備体操。

         

        さみだれの 晴れ間うれしく

        野に立てば 野は輝きて

        白雲を 通す日影に

        はや夏の 暑さをおぼゆ           

                     文部省「初等科 国語」 

 


聖天展望台付近に咲く、合歓の花。

 

    背にもたれ寝る子の重み愛しみて

           合歓の花咲くころ家路をたどる

                          (細貝惠子)

 


山ゴミを回収される、参加者のみなさん。約2.5kgの回収、ありが

とうございました。

        

    ゴミのポイ捨て 心のポイ捨て

                  (北小学校5年 谷口香津紀)  

                  *不法投棄防止ポスターより

 


府道豊中亀岡線沿いの、ヤマモモ。

         

    やまももを頬張って目の笑ひをり  (大串 章)

 


山ゴミを回収される、参加者の皆さん。お疲れさまでした。

 

         いつまでも

         美しくあってほしい

         私たちの箕面の山

                  (箕面の山パトロール隊)

 


府道豊中亀岡線沿いの、アザミ。

 

      ♫ 高嶺の百合の それよりも

       秘めたる夢を ひとすじに

       くれない燃ゆる その姿

       あざみに深き わが想い ♫

                     横井 弘「あざみの歌」

 


才ケ原林道より、仰いだ梅雨空。

 

                      梅雨の雲 峰より低く 流れくる  (長野野菊)

 


才ケ原林道の、ニガイチゴ。

 

       木苺をふふめば雨の味のして (比田誠子)

 


才ケ原林道を歩む。

 

                おはようと行き交う人や朝涼し   (岡村昭則)

 


才ケ原林道の、サルナシ。

 

       サルナシの青き実のなる木陰に

             草を枕に美(うま)し夢見る

                         (飛鳥 彰)

 


ババタレ坂の、夏椿。今年も咲きました!!

 

         また立ちかえへる水無月の

         嘆きを誰れにかたるべき。

         沙羅のみず枝に花咲けば、

         かなしき人の目ぞ見揺ゆる。

                       芥川龍之介「相聞」

 


ババタレ坂を下る。

 

       登山靴の リズムを刻む がれ場かな  (柿沼盟子)

 


政の茶屋園地の、藤の実。

 

     藤の実の こころもとなく 揺れにけり (加藤武子)

 


政の茶屋園地の、ムラサキシキブの花。       

 

          こまごまとムラサキシキブの花咲きて

                   吾も匂はし森の陰の路

                       (水町京子)

 


箕面川ダムへ。

 

     ひきり胸ふくらませ吸ひ込まむ

               萌えたつ木木に満つる精気を

                           (筒井千恵)

 


梅雨の箕面川ダム湖。ホウズキ谷橋より望む。

 

         草原も山湖も梅雨のふところに  (藤浦昭代)

 


<かしの木谷橋>にて。第13回箕面の山大掃除大作戦の下見調査をさ

れる、隊員のみなさん。今年も、頑張りましょう!!

 


市道箕面五月山線沿いに、投棄された大型タイヤ。

 

        不法投棄は犯罪です!!

                    (箕面の山パトロール隊)

 


箕面川ダム湖遊歩道に咲く、ホタルブクロ。

 

           七月も十日過ぎたる雨の音

          ほたるぶくろう重たき光ひとつづつ

                         (山田みずえ)

 


雨にけむる箕面川ダム湖。

 

         さみだれのさざなみ明り松の花  (渡辺水巴)

 


降雨の箕面川ダム遊歩道を歩む。

     

        苦も楽も登山仲間といふ絆 (山澄陽子)

 


清水谷園地にて。ランチ・タイム AM11:45。

 

                 ぎんがみを解けばかすかに霧立ちて  

            角(かど)やわらかきチョコレート出づ

                         (小島ゆかり) 

 


東海自然歩道を下る。

 

        しんがりに気息を合はせ登山帽  (石黒興平)

 

本日は停滞する梅雨前線による降雨が懸念されましたが、朝より陽射し

もあり、第13回大掃除大作戦の下見調査も兼ねてクリーンハイキング

を断行致しました。下界の高湿度に伴う不快指数に比して、山中は別天

地の様相を呈するような爽やかさでした。快適に所期の目的が達せられ

ました。お疲れさまでした。さて、雨の滴に濡れながら咲くクチナシの

花には風情があり、その香り高い、純白の花は心を癒やしてくれます。

戦没学生の手記の一冊に、宅嶋徳光著「遺稿くちなしの花」があります。

       俺の言葉に 泣いた奴がひとり

       俺を恨んでいる奴がひとり

       それでも本当に俺を忘れないでいてくれる奴がひとり

       俺が死んだらくちなしの花を飾ってくれる奴がひとり

       みんな併せてたったひとり

恋人への優しい思いが綴られており、この花の清純で控えめなイメージ

が重なって、人々の心を打ちます。これを美空ひばりは鎮魂歌<白い勲章>

と言う曲名で唄い、後に一世を風靡した、渡哲也の「くちなしの花」に展開

して行きます。梅雨明け間近なひと日、くちなしの花に纏わる逸話を思い起

こしました。

       今朝咲きし くちなしの又 白きこと (立子)

それでは、皆さん、また八月にお逢いしましょう。

ご機嫌よう、さようなら。

              コース担当者一同

                    (文責:森岡)

 

 

            

 

 

         

 

 

 

          

      

 

 



2017.06.27 こもれびの森 風呂ヶ谷コース

 前回、梅雨なのに雨が降らない! と 書いたら翌日から梅雨の空、梅雨前線が南海上に居座り…の状態です。

 街中の紫陽花が生き返ってきましたね

 

 

今日の天気予報は午後には雨が降るかも…の状態の中、ご参加頂いた30名(一般参加者 17名  隊員 13名)が

 龍安寺下広場へ向けて出発です。足どりは軽~く

                    パトロール隊事務所前 を通り                              躑躅ヶ原を通って

 

 

早速目についたのが

                  瀧道で   紫式部                             と                       ホタルブクロ
 

 

そして我が森に 片目をつむりもみじの帽子のアオバズク                     橋の上には  ?蛙

 

 

雲隣展望台で昼食後、火気使用跡を発見!  早速看板を取り付ける隊員

 

                                                                                              火気は禁止

 

              昼食後はクマノミズキが綺麗な才ヶ原林道を散策しました

 

他にもこんなものを見かけました

                     散りゆくネムノ花                                          開花近いリョウブ

 

 

                       大きな桐の実                                                      早や紅葉

  


                          イワガラミ                                                       オニグルミ

   

 

                                             いつも静かな才ヶ原池に立寄りました

                                           夏の池一羽の鴨が飛び忘れ    (篤老)

                 

              ご参加の皆様方です。夏椿が未だだったのでクマノミズキの下で「はい!ポーズ」

 

                   西行寺のナツツバキ                      そして                 今日の空です
 

 

ご参加頂いた皆様方、今日は湿度が高かったですが心配した雨はどこへやら…  お疲れ様でした。

今が盛りのクマノミズキの黄色い花が印象的でしたね

林道の夏椿はまだ咲いていませんでしたが、つぼみは大きく膨らんでいました。

 

今日回収頂いたごみは 2袋  約6.5圓任靴拭 有難うございました。

次回は7月25日(第4火曜日)です。厳しい暑さに負けないよう体調管理に注意して下さい。

                                                                                   (担当隊員一同)

                                                                                         (文責 稲田)

 

 

 



2017.06.24 滝道・若葉コース

梅雨の中休みとなった本日、滝道若葉コースには一般参加者20人、隊員8人のご参加を頂きました。

 

 

 

新緑の中でクリーンハイキング

 

本日、リーダー代行からクリーンハイキングの諸注意。全員の自己紹介をして整理体操

 

 

聖天展望台から見る本日の絶景。

 

ここから本格的なゴミ拾い開始!

 

 

 

皆の力を合わせてゴミ回収を実施致しました。

 

しかしながら、まだまだ回収できない不法投棄もあるのが現実です。

 

本日、ゴミ袋2つ。計8キロを回収する事が出来ました。

 

 

フジ                      アザミ

 

 

クマノミズキ                     アセビ

 

植物観察も楽しみ事が出来ました。

 

望海展望台から見る絶景!

 

皆様、お疲れ様でした!。 来月は梅雨明け?本格的な夏季です。来月も皆様のご参加を担当者一同、心よりお待ちしております。

 

 

追記

 

帰りの望海展望台からの階段。凄く綺麗で階段も下りやすかったです。

 

大阪ボランティア協会、ボランティア・スタイルの皆様 ありがとうございます!!(^^)!

皆様も通りやすくなったハイキング道で絶景を見てみませんか?

 

文責

箕面の山パトロール隊

植山陽介

 



2017.06.22.「明ケ田尾山コース」実施報告。

      梅雨の花 林にしろく 野にしろし (秋櫻子)

五月雨が新緑の梢に降り注ぎ、その雨滴が葉を輝かせる梅雨に入りました。

<天声人語>の辰濃和男氏によれば「梅雨のころに咲く花には白い花が多い」

そうです。思えば、この雨期六月の、エゴ、タイサンボク、ホオ、ネジキ、

ウツギ、ドクダミの花等々はみな、白く咲いています。この<白さ>が目に

爽やかで、凜とした美しさや可憐さは心を和ませてくれます。長雨が続き気

分が沈みがちな、この時期、野や山で純白の花々を愛で、気分を転換しまし

ょう。

      ♫ 白い花が 咲いてた

        ふるさとの 遠い夢の日

        さようならと 言ったら

        黙って うつむいていた お下げ髪

        悲しかった あの時の

        あの白い花だよ ♫

                   寺尾智沙「白い花の咲く頃」

本日も、野に山に咲く、白い花々を愛でるべく、一般参加者10名、隊員12名

の総勢22名で、<梅ヶ谷>に向かいました。



古道・中ノ坂道に咲く、梔の花。

 

      何んだかなつかしうなるくちなしさいて (山頭火)

 


古道・中ノ坂道に咲く、タイサンボクの花。                   
                                                                             

    おおらかなタイサンボクの初花よ

            ひとつが天をあおいでひらく

                            (鳥海昭子)                                                                             

 


瀧道に咲く、白薔薇。

 

      しろけれど こころをこめて色にぬれ、

      ひかりをつつみ、

      ひびきは むらむらと まようて

      たのしいと きめきの瞼をひたす。

      ゆれるやうにひらく ばらのはずかしさよ、

      明日の日に おまへはゆれるよ

      おまへは ほのぼのとあかくなるよ

      ふかいにほひに おまえははてしなく ながれてゆくよ

      あすの日に 鳥のはおとのやうに ひらくばらのゆめ。

                      大手拓次「明日を待つ薔薇」

 


<梅屋敷>にて。本日、参加戴いた22名のみなさんです。

 

                     梅雨晴間 心一つに 集い来し  (稲畑廣太郎)

 


<梅屋敷>に咲く、ガクアジサイの花。

 

    朱を散らす 額の花あり 女画家  (朝倉富次)                                                                                                 
                                                                                                               


瀧道に咲く、ドクダミの花。

 

        おまえを 大切に

        摘んで行くひとがいた

 

        臭いといわれ

        嫌われものの おまえだったけれど

        

        道の隅で

        歩く人の足許を見上げ

        ひっそりと生きた

 

        いつかおまえを

        必要とする人が現れるのを

        待っていたかのように

 

        おまえの花

        白い十字架ににていた

                     星野富弘「どくだみ」

 


龍安寺広場にて。準備体操。                          

 

      ♫ 窓を開けば そよ風が

        朝の体操 おはよう おはよう

        青空仰いで 胸はって

        若い命の 深呼吸

        希望の歌を 唄おうよ ♫

                     高橋掬太郎「そよ風の歌」

 


龍安寺広場付近のユキノシタ。

俳人I隊員の一句。

 

       第九でも歌おう爺やユキノシタ  (篤老)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<唐人戻り岩>付近を歩む。                                                                         

 

    立ちどまり聞けど近づく音もなし

             雨に匂うは何の青葉か 

                         (高安国世)

 

        
六月の大滝。                          

  

          山ふかき六月の滝の力みる (能村登四郎) 

 


         (昭和二年)日本百景の証。箕面公園事務所・所蔵。

 


府道豊中亀岡線沿いに咲く、ヒメジョウオン。

 

    ひめぢょおん手折りあつめし束をもちて

           しばし白砂のあかるさにゐる

                        (阿木津 英)

 


山ゴミ回収中の参加者のみなさん。                           

9.8kgのゴミ回収、ありがとうございました。   

 

        いつまでも    

        美しくあってほしい               

        私たちの箕面の山

                 (箕面の山パトロール隊)

 


自然研究路2号線に入る。当コースの最大の難所。

 

      登山は個人が力を尽くして山という自然と

      苦闘しつつ自然の懐に帰ってゆく英雄的な

      行為である。

                   (大岡 信)

 


市道箕面五月山線沿いに咲き残る、野茨の花。

                                               

    まっしろな野茨の花を揺らすのは

              梅雨の晴れ間の高原の風

                         (天瀬夕梨絵)

 


市道箕面五月山線沿いに咲き残る、卯の花。

 

       白妙の 卯の花しだる 花明り   (加納 幸子)

 

                

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

市道箕面五月山線沿いの<不法投棄物>を回収される参加者のみなさん。

 


回収戴きました、不法投棄物。約123kgでした。    

山が随分と美しくなりました。お疲れさまでした。

        不法投棄は犯罪です!                 

                    (箕面の山パトロール隊)

 


エキスポの森の、桜の実。

 

    てのひらにさくらんぼ置き何となく

            后ごこちす夏はめでたし

                       (与謝野晶子)

 

 

 

 

 

 

 

                                  

 


 エキスポの森にて。   ランチ・タイム。AM11:55。

 

     母の掌の ほのかに匂う 握り飯  (浜田清敏)

 


エキスポ展望塔付近の、キイチゴ。

 

     木苺の六月の日のうるみつつ  (山口青邨)

 


木苺狩りを楽しまれる参加者のみなさん。                          

 

      野ゆき山ゆき木苺を食ひ茅花(つばな)を食ひ

                 嬉しかりしよ母の故里

                          (酒井佑子)

 


鉢伏山へ。

 

      そよぎゐる 木々の梢よ 梅雨晴間 (阿部陽子)

 


鉢伏山・山頂付近に咲き残る、朴の花。                                                                

  

    青葉やまさやきは雨にをさまりて

               あなすがすかし朴のしら花

                           (土屋文明)

 


鉢伏山・山頂(標高604m)に憩う参加者の皆さん。

 

      山頂や 喜び新た 風涼し (岡村昭則)

                           


梅ケ谷へ。                            

 

道の前途(ゆくて)はろけくとも直(ただ)に進み行かな

          天は広し高し日は明(あか)し浄(きよ)し

                           (佐々木信綱)

                 

 
梅ケ谷到着!13:15。

 

        梅雨晴や 野鳥の声の よく透る (清水恵山)

 


梅ケ谷を下る。                            

 

        ♫ 山よ お前のふところは

          山の男のふるさとよ

          うれしい時は 山へ行く

          さびしくなれば 尾根歩き ♫

                        清水脩「山の歌」

 


府道茨木能勢線沿いに咲く、マタタビの花。

 

    さらぬだにみめうるわしきうたびとの

           つぶやきにけり白い花がすき

                        (渡辺礼比子)

 

                              

 

 

 

 


 府道茨木能勢線沿いの、水田。

 

      ♫ さみだれの そそぐ山田に

        早乙女が 裳裾(もすそ)ぬらし

        玉苗(たまなえ)植うる 夏は来ぬ ♫

                      佐々木信綱「夏は来ぬ」

 

                   

              府道茨木能勢線より眺めた、箕面川ダム。

 

                   遠近の 若葉色増す 速さかな  (水野良子)

 

     

              遊歩道より眺めた、箕面川ダム。

 

                 湖の面の はや青々と 梅雨晴間  (岡野ひろ子)

 


<風の杜>の菖蒲。

 

      またひとしきり 午前の雨が

      菖蒲(しょうぶ)のいろの みどりいろ

      眼(まなこ)うるめる 面長(おもなが)き女(ひと)

      たちあらわれて 消えてゆく

                    中原中也「六月の雨」

 


帰路に仰いだ、六月の空。

 

            ひっそりと生きひっそりと終わること

                    何時よりか吾が念願として

                                  (清水房雄)

前日まで降雨で、まさしく<梅雨の晴れ間>のクーリンハイキングでした。

雨に注がれた森のさみどりや六月の純白の白い花々は瞬時、こころを癒や

してくれました。桜の実を賞味したり、童心に返って、はしゃぎながらの

木苺狩りも想い出に残る楽しいひとときでした。お疲れさまでした。さて、

<世界文学>連続講義で夙に有名な、東大の沼野充義教授の「文芸批評」

は多くの示唆に富んでいます。<文学は旅に似ている。目的地を急ぐより、

ゆっくり行く方が面白い。だから、文学作品もできるだけゆっくり読んで、

細部を楽しむべきだ。およそ、功利的でなく、反時代的なことだけど。>

の見解。キーワードは<ゆっくり><ゆったり>感でしょうか。我らが

ハイキングも、この考えを取り入れていきたいものです。見える景色も自

ずから変わり、その行程はいっそう、楽しいものになるでしょう。心したい

ものです。ともあれ、18日は<父の日>でした。戦後初期の萩原朔太郎の

父親像は<父は永遠に悲壮である>でした。歳月は流れ、今日ではこの種の

イメージは風化しているでしょうか。

        紫陽花の花粒はじける六月に

              父の日ありてほのか雨

                        (高橋みずほ)

それでは、みなさん、また七月にお逢いしましょう。

ご機嫌ようさようなら。

               コース担当者一同

                    (文責:森岡)

   

 

 

 

 

 

           

       

                 
 

 

                                                    

                       

 

 

 

 

 

              

 


                               


   

 

 

                

  

                     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                                                                                                                                 
                                                   

 

 

 

 

                                 


 

 

                                   

      

 



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